【新日本】2年半ぶりの声出し解禁!『風になれ』の大合唱に鈴木「これがあるべき姿だ。プロレスの、な。」
新日本プロレスは9月5日(月)、東京・後楽園ホールにて『バーニング・スピリット』を開催。
コロナ禍以降、初となる声出し応援が可能となった今大会は、場内が大いに盛り上がる展開となった。
第1試合では鈴木みのるがバッド・デュード・ティトと対戦し、8分44秒 ゴッチ式パイルドライバーで勝利。
試合後バックステージで鈴木は「これがあるべき姿だ。プロレスの、な。腹の底から応援して、腹の底からふざけんなこのヤロー!って文句言って、な。1日楽しんで、明日の活力にする。それがオレが考える日本におけるプロレス。オレはずっとそう思ってる。」とコメント。
『バーニング・スピリット』
日時:2022年9月5日(月) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:700人(札止め)
<試合結果>
▼第1試合 20分1本勝負
鈴木 みのる 〇
vs
バッド・デュード・ティト ×
8分44秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
【試合後バックステージコメント】
ーー2年半ぶりに声援が解禁され、風になれの大合唱があり、そういった意味で大きな意味のある試合だったと思うのですが
みのる「と思うのが、これから出てくるヤツらがいっぱい喋んだろどうせ。オレにしてみたらこれが新しいスタートだとか、な、次の第一歩だなんてこれぽっちも思ってねえから。これがあるべき姿だ。プロレスの、な。腹の底から応援して、腹の底からふざけんなこのヤロー!って文句言って、な。1日楽しんで、明日の活力にする。それがオレが考える日本におけるプロレス。オレはずっとそう思ってる。別に偉そうな、なんかスゲー位の高い競技だとか、なんか鼻につくような名前とかそんなもんいらねーよ。オレが思う最高のプロレスは“大衆娯楽”だ。オレは常日頃、ずーっとそう思ってる。日本にプロレスが根付いて、何十年、50年、60年、新日本が50年だからもっとだ。70年とか。大衆娯楽としてこの日本にずっと根付いてきたプロレス。一つあるとすれば新たなる一歩、新しい一歩踏み出したぐらいだ。それにしても何かある度にオレ第1試合の男になってんな、オイ。ふざけんなよ! オレはよ、今日出てくるIWGPチャンピオンであろうと、『G1』チャンピオンであろうと、どこのチャンピオンであろうとオレは常日頃、テメーらの首狙ってる。忘れんなよ。それともう一つ、ここでお知らせがありまーーす。鈴木みのる10月、また、外の世界に一人で行ってこようと思う。今度はアメリカ、カナダ、そしてイギリス。一人で世界中回って来ようと思う。そうだな、言うなれば鈴木みのる一人ワールド・ツアー。誰も来なくていい、誰も。オレがな、去年、一年前、アメリカで、何十試合と戦ってて、どこの一つも誰一人としてそれを記事にすることもなければ、どこも報道されることもなかった。だけど数万人、いや数十万人、アメリカの国民たちがみのる、みのると声をかけて、言ってくれた。今年も楽しく行ってこようかな。そう、オレにはよ、ちょっとよ、世界を回らなければいけない理由も一つできたんだよ。それはこれから……。(※東スポ岡本記者を見つけ)なんだよ、なんでオマエいるんだよ。なんでオマエがいるんだよ」
岡本記者「取材で……」
みのる「ええ!?」
岡本記者「取材です」
みのる「取材拒否だよ。(※やり取りをカメラマンが写真を撮っているのを見て)こんなとこで写真撮ってねーで、上行ってオマエらのプロレス、存分に楽しんで来い」
<写真提供:新日本プロレス>