【狐伯&田中きずな】”注目の若手選手”が語る『CATCH THE WAVE 2023』開幕直前インタビュー

⑤田中選手:デビューした感想

--田中選手は4月にデビューしたばかりですが、デビューした感想はいかがですか?

田中「まだ4戦しかしてませんが、毎回試合終わった後に何も出来なかったなと駄目なところしか見当たらないので、もっと練習して出来ることを増やして、自信をつけて試合に臨めるように頑張りたいです」

--デビュー戦終えた後、涙ぐんでましたが悔し涙と嬉し涙が混じってる感じでしたか?

田中「悔しかったですね…」

--お父さん(田中稔選手)やお母さん(元プロレスラー・府川唯未さん)からは試合後、何か声かけられました?

田中「いつもは悪い事しか言われないんですけど、今回はいつもより褒めてもらえたというか、いい事を言ってもらえました。」

--どんな言葉があったんですか?

田中「…(笑)。すみません、忘れちゃいました(笑)」

狐伯「え?忘れちゃ…(笑)」

天の声「…ばかぁ!?」

狐伯「いい事もあったんですけどのそこが聞きたかったのに!でも次の日、お父さんから反省するべきところとかを言ってもらったんだよね」

田中「そうです」

--お母さんは引退されてますけど、お父さんは現役なので同じ職業として目につくところがあったのかもしれないですね。

田中「や、お母さんの方が言ってきますね。こうしなさいみたいな(笑)」

天の声「でもお母さんより出来てるよ。お母さんどんくさかったもん」

狐伯「運動神経はそんなによくないんですけど、たぶん今までにそんなに運動してこなかったから感覚が分からないだけだと思うんですよね。練習をやればできるので。炎華は元々スポーツをやっていたので、その感覚が分かるんですけど。やってなかったから出来ないことが多いだけで、やればできるもんね」

田中「ありがとうございます」

狐伯「ど…どういたしまして」

--天の声さん、フレッシュな新人を見て自分の新人の頃を思い出したりするんじゃないですか?

天の声「全く。こんなフレッシュじゃなく冷めてましたし」

狐伯「これって、フレッシュっていうんですか?」

天の声「フレッシュっていうか、こんな馬鹿じゃなかった」

田中「そんなことないです…」

天の声「だってこの前なんて、桜花さんが最後の電車に間に合うようにって一生懸命車運転してくれたんですよ。なのにまさかのSuicaにチャージしてなくて電車に乗れなかったっていう…」

田中「でもSuicaのことなくても乗れなかったと思います、ギリギリで…」

天の声「だからはよ行け言うたやん。お疲れ様ですーってゆっくり挨拶するから、はよ行け-!って」

--これはこれからどんどん面白いエピソードをつくってくれそうですね。

⑥狐伯選手:WAVE新世代の旗手として

--狐伯選手は現在、WAVEで新世代の旗手としてファンのみなさんや他団体から注目を浴びていると思います。ポスターでもど真ん中にいらっしゃるわけで、WAVEの顔としても期待されているのではと思いますが、その覚悟などはいかがですか?

狐伯「昨年までは後輩がいなかったので、広田さんや宮崎さん、野崎さんにちょこちょこついて行っている感じだったんですけど。後輩が出来たからには自分がしっかりしないとみたいなと。ただ、ポスターの真ん中にはいますけど、そんなにプレッシャーは感じてなくて…」

天の声「感じてよ!」

--プレッシャーになってないというのはいいですね。器が大きい!

狐伯「感じてないというか、しっかりしなきゃとは思っているんですけど。引っ張ってくださってる先輩方がいらっしゃるので、寄り道というか自分勝手にしてもいいかなと思っている部分もあって。ただ、自分も引っ張っていただいている分、下の2人を引っ張っていかなくてはなとは思ってます」

--先輩となったことで自分の成長も促されますよね

狐伯「この子たちがデビューしてからは、先輩ということは意識するようになりましたね」

--ファンの方から以前より感じることが多くなったなみたいなのはありますか?

狐伯「Twitterで『WAVE始めて行きます』とか『狐伯のこの試合見たい』とかツイートしてくださっているのを見かけることが増えたので、しょぼい試合といったらあれですけど、頑張って勝敗だけではないいい内容の試合を見せて、お客様を増やしていきたいなと思いますね。がっかりされないように」

--気迫あふれるファイトスタイルがお客さんの心を掴んでますよね。試合後のマイクもとても強い…

狐伯「そうですか?でも今WAVEに出場してくれている選手って、同期や同世代が多いので、やっぱりそこに埋もれてしまったら駄目だなと思うんですよね。ついていく、置いていかれないじゃないですけど、そこの中でも目立つ存在でいたいですね」

--なるほど。違うブロックで気になる選手はいらっしゃいますか?決勝で戦いたい相手とか。

狐伯「決勝には、やっぱ宮崎さんとか、世羅さん。ちょっとハードな先輩方が勝ち残るんじゃないかなと思っています。でもそういう人たちにも負けないように、自分のブロックの中で勝ち進んでいって、朱崇花さんにも勝って自信をつけて決勝に進みたいなと思います」

--ありがとうございます。天の声さん、今のお二人の意気込みを聞いていかがですか?

天の声「怪我なく頑張って!」

--やはり長い戦いとなるんで、怪我は恐いですよね。

天の声「毎年怪我人出るんですよ。昨年は穏便に進んでたのに、まさかの決勝に進出してる野崎が前十字靭帯断裂で決勝戦欠場という…。」

--なにがあるか分からないから恐いですよね。

狐伯「どうしても気持ちが先にいっちゃうんですよね。でもトーナメントで決まっている分、誰とあたるかは分かっているので戦略はたてやすいかもしれないですね」

--じゃあその戦略の立て方は田中選手にもアドバイスしてあげて…

天の声「もうその子はそんなこと考えなくて大丈夫です。目の前の敵と精一杯戦う!」

田中「はい」

⑦最後に、大会に向けてメッセージ

田中「同じ日にデビューした炎華はライバルだと思ってるので負けたくないですし、ヤングブロックでお客さんの印象に残るように頑張りたいと思います」

狐伯「2度目のCATCH THE WAVE出場、昨年は結果を残せなかったので、今年は結果を残したいと思います。そして見てくださっているみなさんが狐伯に興味を持っていただけるように、結果だけじゃなく記憶にも残したいなと思います」

天の声「もう14回目なんで、今年こそは怪我なく全員で乗り切る!以上!!」

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)

 

第14回『CATCH THE WAVE 2023~開幕戦~』
日時:5月4日 (木・祝)開場10:30・開始11:30
会場:東京・後楽園ホール

▼出場者、ブロック分けはこちらから
【WAVE】CATCH THE WAVE2023のブロック分け&5.4後楽園全対戦カード決定!

▼全対戦カード

■6wave(20分1本勝負)
チェリーvs高瀬みゆきvs関口翔vs川畑梨瑚vs櫻井裕子vs梅咲遥
※オーバー・ザ・トップルールを採用

■ CATCH THE WAVE 2023〜ヤングブロック〜(10分1本勝負)
田中きずなvsHimiko

■ CATCH THE WAVE 2023〜ヤングブロック〜(10分1本勝負)
炎華vs鈴木ユラ

■ CATCH THE WAVE 2023〜エリザベスブロック〜(15分1本勝負)
宮崎有妃vs旧姓・広田さくら

■ CATCH THE WAVE 2023〜エリザベスブロック〜(15分1本勝負)
遠藤美月vs米山香織

■ CATCH THE WAVE 2023〜Aブロック〜(15分1本勝負)
狐伯vs網倉理奈

■ CATCH THE WAVE 2023〜Aブロック〜(15分1本勝負)
朱崇花vs柊くるみ

■ CATCH THE WAVE 2023〜Bブロック〜(15分1本勝負)
SAKIvs世羅りさ

■ CATCH THE WAVE 2023〜Cブロック〜(15分1本勝負)
青木いつ希vs清水ひかり

※全9試合。試合順は当日発表

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