【NOAH武田有弘取締役インタビュー】<前編>大激動の2023年舞台裏、新たなチャレンジの狙いとは?

⑤白GHCが「GHCハードコア選手権」として復活の理由とは?


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――NOSAWA論外さんが白GHCを「GHCハードコア選手権」に名称変更し復活を宣言という発表がありましたけれども、これはどういう理由なんでしょうか。

これはちょっと僕は分からないです。

――これは武田取締役はタッチされていないんですか。

タッチしていないです。

――NOSAWA論外さんがぶち上げたと?

はい。

――今、世界的にもハードコアという部分では皆さん注目される試合形式ですが、ノアブランドなんだけれども新しい領域を出していこうというような、そういう流れなんでしょうか。

多分、僕も同じですけれども、NOSAWAアシスタントディレクターもあまり今までのNOAHということにこだわっていないので、今が面白ければいいんじゃないでしょうか。

――NOAHらしさには皆さんあまりこだわりを持っていないんですね。

こだわりがないというよりもNOAHらしさが何なのか経験がなく正しくわからないので中途半端にNOAHらしくやっても成功しないんではないかと思っています。

――これが今後どのような流れを見せるのかというのは我々にとっても非常に楽しみだなと思います。

 

⑥新企画『MONDAY MAGIC』への期待度


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――そして新企画について『MONDAY MAGIC』への期待度というのはいかがでしょうか?

第1回を見て非常に面白かったですね。これは第1回もそうですが、第2回もチケットを売ろうと思えばステージ側に椅子を置いて増席できます。ですが、今回のこの大会の趣旨としては、とにかく我々、サイバーファイトという会社にDDTと東京女子とガンプロとNOAHとWRESTLE UNIVERSE(プロレス動画配信・レッスル・ユニバース)も入っているので、仮に我々だけが業績が良くても会社自体が良くならないと意味がありません。

とにかくレッスル・ユニバースの会員を増やすチャレンジとしてやってるので、これはもうチケットが完売しても評価されなくてレッスル・ユニバースの会員が増えなければ何の意味もないというところなんです。普通のNOAHの大会は基本ABEMAでやっているので、レッスル・ユニバースを増やすというNOAHでやれていないので。

レッスル・ユニバース会員を増やすのはDDTと東京女子、ガンプロでやっているという感じなので、NOAHはそこをやれていないことが反省点としてあるので。何かしらABEMAでやらない、通常のNOAHではないものでユニバース会員を増やせないかというチャレンジです。


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――開けてビックリ玉手箱みたいなところがあって、新しいチャレンジという部分をすごく感じました。次は何が起こるんだろうというネクストの期待値みたいなのが上がる大会になりそうですね。

そうですね。

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)

➡後編はこちら

【NOAH武田有弘取締役インタビュー】<後編>人材獲得、団体交流、年末年始に向けた展望を語る
https://proresu-today.com/archives/229678/

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