【新日本】大荒れのメインはEVILがタマからNEVER王座強奪!1月末で退団するタマ「ここで得た経験。永遠に忘れることはない」
新日本プロレスは1月20日(土)、愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)にて『THE NEW BEGINNING in NAGOYA』を開催した。
『THE NEW BEGINNING in NAGOYA』
日時:2024年1月20日(土) 16:00開場 17:00開始
会場:愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
観衆:2,710人
メインイベントではNEVER無差別級選手権試合が行われ、王者タマ・トンガにEVILが挑戦。
試合前からタマの退団をEVILが指摘し、また新日本プロレス公式HPでも自身の命令でスタッフに新王者としてページに掲載させるなどやりたい放題のEVIL。
今大会でもHOUSE OF TORTUREの介入があり、事態の収拾が不可能となり、僅か2分34秒で無効試合となってしまった。
これでは納得が出来ないとばかりに再試合が行われ、ルールも王者タマの要望によりランバージャックデスマッチで行われる事となった。
再試合が行われるとHOUSE OF TORTUREの介入を本隊メンバーも徹底抗戦。
試合は白熱を帯び両者が一進一退の攻防を繰り返すが、最後はタマに成田がプッシュアップバーで殴打すると、EVILが自身の代名詞であるEVILを炸裂させNEVER王座を強奪した。
<試合結果>
▼メインイベント(第8試合) 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合
<第42代チャンピオン>
タマ・トンガ ×
vs
<チャレンジャー>
“キング・オブ・ダークネス”EVIL ×
2分34秒 無効試合
↓再試合
▼再試合 60分1本勝負
NEVER無差別級選手権試合
<第42代チャンピオン>
タマ・トンガ ×
vs
<チャレンジャー>
“キング・オブ・ダークネス”EVIL 〇
18分01秒 EVIL→体固め
※EVILが第43代チャンピオンとなる
試合後、タマはマイクを手に取ると日本語で「新日本プロレス、有難うございました」と挨拶。続けて英語で「ニュージャパンのファン達よ、有難う、有難う。全てに感謝したい。俺を気にかけてくれた事に感謝したい。ホームを与えてくれた事に感謝したい。君達を知る機会をくれた事に感謝したい。アイ・ラブ・ユー」
■試合後バックステージコメント
※EVILはメンバーに支えられながらフラフラの状態で登場。バタンと机に突っ伏して、顔を上げられないままコメント
EVIL「ざまーみろコノヤロー。テメーみたいな弱ええヤツはな、クビだっつったらクビなんだよ。とっとと消え失せろ。わかったか、覚えとけ……」
タマ「もしニュージャパンのために過ごした日々がなかったら、俺はどんなヤツになっていただろう。ニュージャパンのファンたちのために過ごした日々がなかったら、俺はどんなヤツになっていただろう。それらがあったからこそ、今ここにいる俺がいる。
15年かけて、俺はあらゆることを学んだ。レスリングだけじゃない、日本の文化、人々、ファン、仕事のことも。俺の人生で最高の体験だ。忘れることはない。それらはどこへ行こうと俺の中にあるし、どこへ行こうとも見せていくことになるだろう。ニュージャパンとファンたちのために。愛しているよ」
――新日本のレスリング人生の中で最大の思い出は?
タマ「友情だ。ここでできた……生涯の友人たち。ここで得た経験。永遠に忘れることはない」
<写真提供:新日本プロレス>
※その他の試合結果は団体公式HPへ
https://www.njpw.co.jp/tornament/456578?showResult=1