【ディアナ】絶対センター梅咲遥、デビュー戦の相手とベルトを懸けて火花!ブラスト大爆発で星来芽依を撃破!
ワールド女子プロレス・ディアナは4月29日(月・祝)、『後楽園ホール大会』を開催した。
『後楽園ホール大会』
日時:2024年4月29日(月・祝)開場 10:30/開始 11:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:781名
<試合結果>
▼第七試合 メインイベント NSKエンタープライズ協賛
W.W.W.Dシングル選手権試合 60分一本勝負
[王者]○梅咲遥(15分29秒 ブラスト)星来芽依●[挑戦者]
※第17代王者4度目の防衛に成功
この日でW.W.W.Dシングル王座を獲得して丸一年を迎えた梅咲遥。
4人目の挑戦者・星来芽依は梅咲のデビュー戦の相手であり、同世代ライバルでもある。星来が2020年の「じゃじゃ馬トーナメント」の頂点に立った姿を目の当たりにした梅咲は、星来を強烈に意識。梅咲も翌年の同トーナメントを制覇。しかしその年、星来はプロレス界から姿を消す。2023年春に復活を遂げた星来は、抜群の瞬発力を活かしゴッデス・オブ・スターダム王座に君臨。
「私は自団体のシングルを持ち星来さんはタッグのベルトやハイスピードを持ったり団体を背負う選手になりました。そんな2人がデビューから5年越しにシングル、タイトルマッチで後楽園ホールで出来るのはまた遭遇できた嬉しさと共にまたあの頃の負けたくない感情や星来さんが持ってるベルトももちろん視野に入ってきます」とタイトルマッチ、そして再会マッチの意気込みを語った梅咲。絶対センターとして王座防衛は絶対!まさにアイドルなフリルたっぷりニューガウンを纏い、V4へ向け出陣!
まずは挨拶代わりに梅咲がエルボーを一発打つと、星来も呼応。いきなりの打撃合戦に。梅咲がヘアホイップで投げれば星来もやりかえす。星来が無限串刺しドロップキックを打てば梅咲はカウント1で返す。闘志剥き出しのライバル対決は序盤から白熱。梅咲のランニングネックブリーカーで星来は一回転。そこに梅咲は情け容赦ないフットスタンプを突き刺す。
回転を加えながらの弓矢固めで星来の体は大きく仰け反る。コーナーへ上った星来をドロップキックで場外へ落とす。梅咲をリング外に落とした星来が場外ダイブするもかわすし、間髪いれずにリング上からフットスタンプを投下。さらにブレーンバスターで場外マットに叩きつけ、観客の度肝を抜く。「星来芽依が知っている梅咲遥ではない」を言葉ではなく技で見せつけるかのような怒涛の攻め。
だが梅咲のライバルはこの程度で終わる女ではない。星来のトラースキックがクリーンヒットし、続くSTFに悶える梅咲。命からがらロープに逃げ、低空ドロップキック。星来は豪快なジャーマンと打点の高いドロップキックを続けていく。梅咲のラ・マヒストラルから丸め込みの応酬へ。梅咲がもう一度ラ・マヒストラルを狙うと星来は流れ星。カウント2.99で間一髪梅咲の肩が上がる。
梅咲が逆さ押さえ込みからラ・マヒストラルに流れるように繋ぐと、星来も2.99で返す。梅咲のジャーマンの構えを星来が切り返して丸め込もうとするが、梅咲はしぶとくクラッチを離さず、急角度のジャーマンスープレックスホールド。しかしこれでも勝負は決まらない。両者一歩も引かない熱戦に終止符を打ったのは、梅咲がここ一番で出す奥の手・ブラスト。この一撃に流石の星来も全く動けず、3カウント。
<試合結果>
▼第七試合 メインイベント NSKエンタープライズ協賛
W.W.W.Dシングル選手権試合 60分一本勝負
[王者]○梅咲遥(15分29秒 ブラスト)星来芽依●[挑戦者]
※第17代王者4度目の防衛に成功
V4達成で絶対センターから絶対王者へ一歩近付いた梅咲は「星来芽依。もう会えないと思ってたけど、ディアナに帰ってきてくれてありがとう。所属のリングは違うけど、女子プロレス界を掻き乱したい気持ちは一緒だと思うから、またよろしくお願いします。次は私が乗り込むから」と宣戦布告。ゴッデス王者からのピンフォールで、その星形のベルトももちろん視野に…。続けて「V4やりました!やっぱり防衛戦がめちゃくちゃ楽しい。だから5月も6月も、誰の挑戦でも受けてやる!梅咲遥はこれからもディアナのリングで咲き続ける!」の言葉で力強く大会を締め括った。
バックステージではコメント中に本間多恵が乱入。梅咲の「誰でも」の言葉を受け、本間の地元・名古屋大会での挑戦を要求。梅咲はこれを快諾し、「どこの誰であろうとディアナのセンターを守り抜くと決めているので、V5を目指して頑張りたいと思います」。5.26名古屋のリングで最後に咲くのはどっちだ。
<写真提供:ワールド女子プロレス・ディアナ>