【マリーゴールド】Sareeeが初代ワールド王座戴冠!ジュリア無念のレフェリーストップ「お前がそのベルトを落とす時、その相手はこの私だよ!」

マリーゴールドは7月13日(土)、東京・両国国技館にて『MARIGOLD Summer Destiny 2024』を開催した。

『MARIGOLD Summer Destiny 2024』
日時:2024年7月13日(土)開場13:00AM/試合開始14:30PM
会場:東京・両国国技館
観衆:3,058人

メインイベントでは「マリーゴールド・ワールド選手権初代王座決定戦」として、怪我から復帰したジュリアと、これまでマリーゴールドを支えてきたSareeeが運命の対戦。

ジュリアとSareeeの対戦は、まさに息を呑む激闘だった。最初のロックアップからジュリアが優勢に立つが、Sareeeも即座にバックを取ってグラウンドに引き込む。ジュリアは腕十字を狙うが、Sareeeが上から潰してマウントエルボー連打で反撃。ジュリアも負けじとマウントを取り返し、エルボーを打ち下ろすが、Sareeeはクリーンブレイクで体勢を立て直す。

再び組み合うと、Sareeeが連打のエルボーで攻勢をかける。ジュリアは片足ドロップキックで応戦し、場外でスイングネックブリーカーを決める。ジュリアはリングサイドの大向美智子に挨拶し、テーブルをセット。しかし、Sareeeが激怒し、観客席での乱闘に発展する。

リングに戻ると、ジュリアがインディアンデスロックで締め上げるも、Sareeeはロープを掴んでブレイク。ジュリアが投げを狙うが、Sareeeがストンピングで反撃。ジュリアはロープに振られるも、Sareeeはカサドーラフットスタンプからケンカキック、さらに背中にサッカーボールキックを連発。フォールも1カウントで返される。

Sareeeは鎌固めで捕らえるが、ジュリアはロープブレイク。Sareeeは背中にフットスタンプを繰り返し、ジュリアも雪崩式ネックチャンスリーで反撃する。ジュリアのミサイルキックも2カウントで返され、STFで締め上げるがSareeeは再びロープブレイク。

Sareeeはショルダーアームブリーカーから腕への攻撃を続けるが、ジュリアがエクスプロイダーで応戦。両者ダウン後、エルボーの打ち合いからジュリアがバックドロップを決めるも、Sareeeは投げ捨てジャーマンで返し、一進一退の攻防が続く。

ジュリアが机上パイルドライバーを決め、Sareeeを追い詰めるも、Sareeeも雪崩式フィッシャーマンバスターで反撃。フォールも2カウントで返される。Sareeeは変形タイガースープレックスで攻め立てるが、ジュリアもケンカキックで応戦。最終的にSareeeの指を決めた脇固めが決まり、危険と判断したレフェリーが試合を止めた。

<試合結果>

▼メインイベント(第8試合)
The DESTINY~ 30分1本勝負
ジュリア ×
vs 
Sareee 〇
25分48秒 フィンガー・ブレーカー→レフェリーストップ

Sareee「私が、マリーゴールド初代ワールドチャンピオンのSareeeです!ジュリア、ジュリア、闘った者同士にしかわからないことあるよね。私は、ジュリアとずーっと闘いたかった。また、必ず、また必ず試合しようよ。万全な状態で試合しようよ。今日は、ありがとう」

ジュリア「ありがとうなんて、そんな言葉?聞きたくなかったよSareee。今日、私は、あんたを止めなきゃいけなかった!マリーゴールドで?お前がエースって言われて、どんな思いで、いつもいつも観客席から眺めてたか。私は、だから、マリーゴールドの誰よりも、誰よりも思ってたからこそお前を止めなきゃいけなかったんだよ!でもな、お前が居たから私は、まだまだ上目指せるつもりになれてる。だって、他にジュリアに敵うやつ居なくない?こんなつえーやついるって、お前のこと、人生で始めて嫉妬した相手で、こんなに悔しい気持ちも人生で始めてだよ。あーでも言いたかねーけどSareee!お前マリーゴールド来てくれてありがとな。だけどよ、だけど私もよ、マリーゴールドの選手も、血眼になってお前のこと倒しにそのベルト取りにいくから覚悟しとけよ。私は、もっともっと強くなって、またお前の前に立ってやるから、おいSareee、お前ももっともっと強くなってろよ。次は倒してやるからな」

ジュリア「締めるか?マリーゴールドのチャンピオンだろ締めることもできねえのかオイ。しょうがねーな。わかったわかったこうしよう。まずは、今日マリーゴールド初の両国大会おこしいただき皆さまありがとうございました。勝って喜んでるやつもいれば、負けて泣いてるやつもいるよ。でもそれがプロレス、それが人生ってもんだよな。だから、また立ち上がんなきゃいけない。立ちます。その人生が、人生が、人生のドラマが、見れるのがプロレス。いやマリーゴールド?だから、今日は、皆さんとそして、今日闘った全選手の人生の一瞬の間をともに過ごしたということで、全員で集合しよう。今日参戦した諸君、リングに上って来い!全員だ・・・あれ?全員って言ったんだけど、LLPWの諸君はどこだオイ。おーい、NØRI、井上貴子!神取忍!おいみんな、そうだそうだ、(LLPW勢がリングへ)イヨ・スカイもLLPWも上がれ上がれ上がれ!おい全員だ!(神取に)すいません、いつも道場借りてます。先日は、汚して申し訳ありませんでした。これからもよろしくお願いします。じゃあ、今日はチャンピオンになった所属の、なつみ、青野、2人で締めてくれ」

青野「両国国技館大会!皆さんのおかげで最高に盛り上がりました!皆さんどうでしたか~!私は今日、最高の夢を見させていただきました。これからもマリーゴールド、切磋琢磨していきますよろしくお願いします」

翔月「私も、11年ぶりに両国国技館でベルトとったぞー!またこれから私たちはこのまま突っ走っていくんで、止まることがないので、これからそのまま応援してください」

青野「ついてきてください」

翔月「では皆さん私達がシャインフォーエバーと言ったら、皆さんマリーゴールドと元気よく叫んでください!せ~の」

青野&翔月「シャインフォーエバー!」

全員「マリーゴールド!」

最後はSareeeとジュリアがリングに残ると両者は互い健闘を称え合い抱擁を交わした。

■試合後バックステージコメント

Sareee「私がマリーゴールドの初代ワールドチャンピオン、Sareeeです!今日のジュリアとの闘いは、闘った者同士にしか分からないものがあると思います。でも私は今日すべてを出し切った。間違いなく。それでもジュリアの右腕を狙うしか無かったくらい、私は全力で戦いました。誰がなんと言おうと私が今日勝ったんです。
だから私は胸を張ってマリーゴールドのワールドチャンピオンとしてプロレス界で生きていきたいと思います。ジュリアとはもっともっともっとすっごい試合が出来ると思うんで、次いつ闘えるか分かりませんが、お互いもっと強くなってまたリングで再会出来ることを願ってます。
今日はこのベルトに挑戦してきそうな奴は現れなかったけど、私は誰が来ようが受けて立つんで。しっかりとこれからチャンピオンとしてこのマリーゴールドだけではなく、プロレス界全体を盛り上げていきたいと思ってます」

ジュリア「あぁ……皆さん、ただいま。やっと帰ってこれました。そして、勝てなくてごめんなさい。こんな悔しいことありますか?なんて言ったらいいか分かんないよ、今日はもう。勝つことだけに集中していた。別に私は怪我を言い訳にするつもりもないし、今日はSareeeの方が強かった。そういうことでしょう?
今から、今日この日から、私がSareeeに旗揚げ戦で今日もやられて、マリーゴールド所属のアイツらは何を思う?何を思う?!あぁ?!今のままじゃダメなんだよ!上には上がいっぱいいるんだよ!それは私も実感してる。私が倒せないんだもん!申し訳が立たないよ。所属選手のみんなに私は申し訳が立たないよ今日!悔しくてたまんねーよ!
Sareee!こんなことお前に言っても『へ?』って言われるだろうけど、お前絶対にうかうかすんなよ?すぐに誰かが獲りに行く!それは私かも知れない。またお前の前にぜってー立ってやるよ!お前がそのベルトを落とすとき、その相手はこの私だよ!また気持ち入れ替えて、今日から私は裏方でも怪我人でもなんでもねーんだよ!前説のねーちゃんでもねーんだよ!
選手としてまた今日から私は上を目指す。ぜってーテメーのこと倒す。そのためにはまだまだやることいっぱいあるな。どこ行ったって、いつでもどこでも、お前を倒すことに集中してる。隙があったら倒してやるからな!初のマリーゴールド両国大会、旗揚げしてから2ヶ月経たずに、それでも今日こんなにたくさんのお客様にお集まりいただき本当にありがとうございました。
ここからがまたマリーゴールドのスタートだと思ってます。一生懸命頑張ります!この団体を大きくするために!私は誰よりもこの団体のことを思ってる!誰よりも、いつでも、どこにいたってこの団体のことを心から思ってる!今日来てくれたファンの皆さん、本当にありがとうございます。これからもマリーゴールドの応援よろしくお願いします。本当にありがとうございました」

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