【FMWE】大仁田厚が堺でファイヤー!大浜相撲場で“電流爆破”初開催「人生いろいろあるけれど、がんばろう!」
11月24日、大阪府堺市で「なくそうイジメ!FMWE地方応援プロレス 堺超革命!電流爆破」が開催された。
会場となった大浜相撲場は、1980年代に新日本プロレスが大会を開催し、アントニオ猪木、ハルク・ホーガンらが出場したこともある場所だが、久しぶりのプロレス大会、しかも電流爆破は初開催となった。
試合は、フライング・ペンギン、パンディータ VS 谷口裕一、ブランカ真帆によるミックスドタッグマッチや、ウナギ・サヤカ VS SAKIの女子プロレスシングルマッチなど、FMWEらしい男女の垣根を超えた多彩な対戦カードで大会は進み、メインイベントは、大仁田厚、雷神矢口、佐野直 VS ミスター・ポーゴ、マグニチュード岸和田、ヲロチによる、ノーロープ有刺鉄線+電流爆破バットの6メンタッグマッチ。
序盤、ポーゴからノーロープ有刺鉄線に押し込まれ、身動きの取れない大仁田に、ポーゴがこの日1発目の電流爆破バットを振るう。相撲場のドーム屋根に反響して、大爆音が轟き会場中がどよめいた。
さらにポーゴ、岸和田の連携の取れたチェーン攻撃に首を締められるなど、立ち上がりから大仁田への執拗な攻撃が続いた。
大仁田がテーブルパイルドライバーで体勢を崩し、うずくまり動けずあわや大怪我か?というヒヤリとする場面もあったが、会場中から沸き起こった大仁田コールに鼓舞されて、最後は大仁田と矢口が電流爆破ダブルバットでヲロチを沈めた。
試合後大仁田は、「人生いろいろあるけれど、がんばろう!1、2、3ファイヤー!」で大会を締めた。
主催者の合同会社雅亜グループの代表役員、伊藤雅彦さんは、「子どもの頃からプロレスを見ていて、大仁田さんに憧れ、地元堺で電流爆破プロレスを開催できました。夢が叶いました!」と話し、続けて「堺はコロナ禍以降、経済の顕著な落ち込みが見られ元気を無くしています。また、近年は高齢者の孤独死などの社会問題も増えています。プロレスの大会を開催することで、地域の繋がりが増え、堺が元気になれば」と開催に込めた熱い想いを語った。
<試合結果>
11/24 FMWE
堺超革命!電流爆破プロレス
大阪・大浜相撲場
0、オープニングアクト
フライング・ペンギン パフォーマンス
1、15分1本勝負
沙恵(8分48秒 外道クラッチ)️〇谷もも
2、15分1本勝負
パンディータ&️〇フライング・ペンギン(11分14秒ペンギンスプラッシュ)谷口裕一&ブランカ真帆
3、20分1本勝負
️〇スペル・デルフィン&橘隆志&枚方兄さん(12分16秒 デルフィンクラッチ)晴斗希&岩崎孝樹&佐々木幹矢
4、20分1本勝負
️〇Gamma&守屋博昭(11分49秒 シュバイン)長谷川一孝&×道端剛史
5、30分1本勝負
ウナギ・サヤカ(14分53秒 ランニングブレーンバスター 片エビ固め)️〇SAKI
6、堺超革命! ノーロープ有刺鉄線+電流爆破バットデスマッチ 時間無制限1本勝負
️〇大仁田厚&雷神矢口&佐野直(14分52秒 ダブル爆破バット体固め)ミスター・ポーゴ&マグニチュード岸和田&×ヲロチ