東京ドームでのIWGP戦実現の岩谷麻優「自分は女子プロレスの枠を超えたのかな」


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 24年不出場の屈辱を晴らさんと防衛を続けることで、自然と責任感も増してきた。スターダム代表、女子プロレス代表との責任がリング外での活動にもつながり、念願のイッテンヨン東京ドーム出場も実現させた。が、岩谷のプロレスはまだまだ続いていく。すべてに全力に向き合うなかで、「自分ってプロレスラーとしてまだまだやりたいことあったんだ、やり尽くしたわけではないんだなと思いました」とのこと。ドーム出場こそ果たしたが、また違った悔しさも味わった。5年ぶりの女子プロレス大賞受賞を逃したことだ。

「スタッフさんから『取れませんでした』と連絡をもらって、すごく悔しかったんです」

 それでも、岩谷は前述のように話題賞を受賞。そのうえ、敢闘賞の候補にもなった。敢闘賞は最初の投票で1位を獲得。しかし過半数に達しなかったため、決選投票で1票及ばず。しかしながら、敢闘&殊勲&技能の三賞に女子レスラーがノミネートされたことじたいが快挙と言っていい。

「スターダムのほかの誰でもなく自分が先陣切れたのは、すごくうれしかったですね。(大賞を取れなかった)言い訳になりますけど、自分は(敢闘賞候補になり)女子プロレスの枠を超えた次元に行けたんだなって思いました(笑)」


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 女子プロレス大賞のSareeeは、IWGP女子王座を懸けて対戦した相手。それだけに、Sareee受賞に岩谷も一端を担っていると言えるかもしれない。はたして、25年はいったいどんな岩谷麻優を見せてくれるのか。2月9日(日)には地元・山口凱旋(KDDI維新ホール)も控えている。前回は『家出レスラー』公開前の里帰りで、今年は2年連続IWGP女子王者としての凱旋だ。

「そうですね。最近、一番上のお兄ちゃんがスターダムにハマってるんですよ。親にも元気な姿を見せられる機会なので楽しみです。まあ、家族にはベルト(の意味)がなんだかわからないんですけどね(笑)。とにかく今年はまだ一度も会っていないので、新年のあいさつをしに行きたいと思います!」


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インタビュアー:新井宏

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