【スターダム】ユニットの枠を超え勝利で示した14周年の結束力、舞華がテクラを撃破「正義は必ず勝つ!」
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女子プロレス団体スターダムは1月25日、高田馬場のベルサールで『STARDOM AWARD 2024 in TAKADANOBABA ~Day1~』を開催し、12人タッグマッチを含む激戦が繰り広げられた。
この試合では、岩谷麻優、葉月、朱里、鹿島沙希、舞華、白川未奈がユニットを超えて結束し、H.A.T.E.の上谷沙弥、刀羅ナツコ、渡辺桃、テクラ、琉悪夏、吏南と対戦。
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試合はH.A.T.E.がゴング前から奇襲を仕掛け、場外乱闘で幕を開けた。吏南が鹿島を痛烈な攻撃で追い込み、H.A.T.E.はロープを利用した首絞めや連携攻撃で主導権を握る。
一方、対抗する6選手も一丸となり反撃に転じ、岩谷と葉月がアームホイップで流れを変えると、6方向からの顔面ウォッシュで会場を沸かせた。
試合中盤では、葉月と琉悪夏の一進一退の攻防が観客を引きつけた。琉悪夏がクロスボディを見せれば、葉月はコードブレイカーで応戦する。
さらに朱里と渡辺桃の打撃戦や、舞華と上谷のエルボー合戦が加わり、試合は熾烈さを増していった。
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終盤、舞華とテクラの一騎打ちが焦点となった。舞華はパワーを生かしたラリアットやパワースラムで攻め立てるが、テクラも張り手やトラースキックで応戦。
H.A.T.E.が連携で舞華を追い込む場面もあったが、岩谷らがサポートに入り流れを引き戻した。そして、最終局面では舞華がテクラに「みちのくドライバーII」を炸裂させ、3カウントを奪取した。
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試合後、舞華は「今日はすごいメンバーだったけど、特別に息がピッタリだった」と語り、リング上で岩谷の14周年を祝福。
岩谷は「2025年のはじまりがやってきた。皆さんが推しの選手を全力で応援してほしい」と締めの言葉を述べ、観客とともに勝利を祝った。
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試合後のコメントでは、岩谷麻優は「めちゃくちゃたくさん祝っていただいてありがとうございます。14周年でちょっとキリが悪いんで、15周年あるんでみんなで祝っていただけるような頑張りをしていきたいなと思います。これからもよろしくお願いします」と語った。
舞華は「正義は必ず勝つということで無事勝つことができた」と喜びを語りつつ、スターダムをさらに大きくしたいという意気込みを見せた。
朱里も「スターダムがトップの団体だと思っているので、2025年も輝いていきたい」と力強く宣言。白川は「スターダムを世界に広める」と意欲を燃やした。
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一方で、舞華は「テクラがH.A.T.E.に行ったことをまだ認めていない。戻ってきてほしい」と、テクラへの思いを吐露。両者の間に残る因縁が今後どのような形で展開していくのか、注目が集まる。
スターダムは2025年の幕開けを象徴するこの一戦で、ユニットの枠を超えた結束と闘志を見せた。各選手の熱意が交錯したこの日、スターダムの未来がますます輝くことを予感させる大会となった。
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