“不屈の青き龍”加藤園子、30年の激闘に幕! 引退試合は水波綾と魂の肉弾戦、後楽園は涙の「園子コール」クラッシュ・ギャルズ、里村明衣子も見届けた最後の花道

女子プロレス団体・OZアカデミーの選手として長年リングを支えてきた加藤園子が11月23日、東京・後楽園ホールで開催された自主興行「加藤園子引退興行~FINAL BLUE DRAGON~」をもって現役を引退した。

膝の手術を13度も乗り越え、“不屈の青き龍”と呼ばれた鉄人のラストマッチを見届けようと、聖地・後楽園ホールは超満員札止め。

30年間のレスラー人生を締めくくるにふさわしい熱狂に包まれた。

この大会の全試合、引退セレモニー、そしてバックステージでのインタビューを含めた完全版が、12月7日(日)23時30分からGAORA SPORTSにて放送されることが決定した。

1995年4月、長与千種率いるGAEA JAPANの1期生として、里村明衣子と共にデビュー。

「ポスト・クラッシュ・ギャルズ」として脚光を浴びた加藤は、度重なるケガに苦しみながらも常に最前線で体を張り続け、OZアカデミー認定無差別級王座を戴冠するなど輝かしい功績を残した。

最後の大会は、加藤自身の“イズム”が詰まった全4試合が行われた。  

第1試合では、OZアカデミー代表・尾崎魔弓からの「ヒールをやってみろ」という要求を飲み、最初で最後となる“ヒールバージョン”の加藤園子が降臨。

尾崎と禁断のタッグを結成し、会場をどよめかせた。

続く第2試合の変則バトルロイヤル、セミファイナルの豪華8人タッグマッチには、加藤と縁の深い盟友やライバルたちが集結し、リングに華を添えた。

そして迎えたメインイベント。引退試合の相手に指名したのは、GAEA JAPAN時代に加藤が教育係を務め、OZではタッグも組んだ愛弟子・水波綾だ。  

「やっぱりこの人しかいないと思った」という加藤の想いに応えるように、水波も全力でぶつかった。

会場中に「園子コール」が響き渡る中、加藤は代名詞であるドラゴン・スープレックスやダイビング・ギロチンドロップを繰り出し、30年分の魂を込めた激闘を展開。

解説席にはデビュー戦の相手である里村明衣子も座り、かつてのライバルの最後の勇姿を見守った。

試合後の引退セレモニーには、加藤がプロレスラーを目指すきっかけとなった永遠の憧れ、「クラッシュ・ギャルズ」の長与千種とライオネス飛鳥がサプライズで登場。

長与から「プロレスラーになってくれてありがとう」と労いの言葉をかけられると、加藤の目には涙が溢れた。  

また、長年の宿敵でありパートナーでもあった尾崎魔弓からは「ずっと私の敵でいてくれて、ありがとう」という言葉と共に卒業証書が授与された。

最後は自身の人生を綴った歌「コノヤロー」を熱唱。

「いつリタイアしてもおかしくなかったプロレス人生でした。今日この日を迎えられたこと、本当に嬉しく感謝しています」と語り、10カウントゴングを聞いた加藤。

「幸せなプロレス人生です。ケガだらけでしたが、自分の足でリングを降りられるというのは本当に幸せなことです」とバックステージで語り、笑顔と涙でリングを後にした。

GAORA SPORTSでは、この伝説の一日を余すところなく放送する。

【放送概要】
番組名:OZアカデミー 女子プロレス 「加藤園子引退興行~FINAL BLUE DRAGON~」 2025.11.23後楽園ホール
放送日時: 12月7日(日) 23:30~26:30 12月26日(金) 21:00~24:00 (再放送) 2026年1月17日(土) 26:00~5:00 (再放送)
出演 解説:ダイナマイト関西、里村明衣子/実況:塩野潤二
放送局:GAORA SPORTS
番組ホームページ:https://www.gaora.co.jp/wrestling/1688920/
視聴方法:https://www.gaora.co.jp/guide/

<全対戦カード>

▼第1試合:尾崎魔弓指定 “ヒール・加藤園子” タッグマッチ30分一本勝負
AKINO&青木いつ希 vs 【ヒールバージョン】加藤園子&【正危軍】尾崎魔弓 with【DIVA】雪妃魔矢

▼第2試合:加藤園子30周年記念だから優勝者は30万円総取りランブル 変則バトルロイヤル時間無制限
★出場選手
【Team Over20】ジャガー横田、堀田祐美子、倉垣翼、米山香織、シン・広田・葛飾さくら、ラム会長
【Team Under20】夏実もち、小林香萌、安納サオリ、翔、網倉理奈、花園桃花、ウナギ・サヤカ、ZONES、豊田紗也夏
★ルール
加藤園子の独断と偏見の若手えこひいきバトルロイヤル。
決着はスリーカウントフォール、ギブアップ、さらにオーバー・ザ・トップロープルールを採用。
出場選手を「プロレスキャリアトータル20年以上」と「20年未満」に分け、最初は20年以上の選手のみで試合を開始。
5分が経過したところで、20年未満の若手が全員で入場。優勝者にはその場で30万円を贈呈。

▼セミファイナル:スペシャル8人タッグマッチ~青き龍への贈り物~ 45分一本勝負
アジャコング&永島千佳世&野崎渚&志田光 vs 松本浩代&山下りな&VENY&上福ゆき

▼メインイベント:加藤園子引退試合 シングルマッチ30分一本勝負
加藤園子 vs 水波綾

<写真提供:GAORA SPORTS>

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