【スターダム】朱里、二冠奪取で描く“2026年の野望” 1.4東京ドーム、MVP・上谷沙弥との頂上決戦「女子プロレスってこんなに凄いんだ!という衝撃を与えたい」
2026年1月4日。プロレス界の総本山、東京ドームで開催される『WRESTLE KINGDOM 20』。 棚橋弘至の引退試合、ウルフ・アロンのデビュー戦など、歴史的トピックが並ぶ超満員のビッグマッチにおいて、女子プロレスがその“最高到達点”を示す。
IWGP女子王者・朱里 vs STRONG女子王者・上谷沙弥。 新日本プロレスが管轄する2本のベルトを懸けた、史上初のダブルタイトルマッチ。
2025年、女子プロレス大賞MVPを受賞し、「今年の顔」として時代の寵児となったスターダムの上谷沙弥。その勢いを真っ向から受け止めるのは、「世界に通用するモノが違う女」朱里だ。
デビュー18年目。数々の修羅場をくぐり抜け、どん底から這い上がってきた絶対強者は、後輩からの挑発をどう受け止め、何を証明しようとしているのか。
決戦直前、静かなる闘志を燃やす朱里に迫った。
【大会概要】
『WRESTLE KINGDOM 20 in TOKYO DOME』
日時:2026年1月4日(日)
会場:東京・東京ドーム
【決定対戦カード】
▼IWGP女子・STRONG女子 ダブル選手権試合 60分1本勝負
《IWGP女子王者》朱里 vs 《STRONG女子王者》上谷沙弥

ⒸSTARDOM
■超満員のドーム。18年目の夢舞台
――いよいよ1.4東京ドーム大会が迫ってきました。今回は棚橋弘至選手の引退試合もあり、全席種完売という歴史的な舞台です。IWGP女子王者としてこのリングに立つ、現在の心境をお聞かせください。
朱里: やっぱり、1.4東京ドームという舞台、しかも超満員の中で試合ができるというのは、本当に特別な思いがあります。棚橋さんの引退や、ウルフ・アロン選手のデビュー戦など、世間の注目度がこれ以上ないほど高い大会ですから。
そんな中で女子の試合が組まれて、しかもIWGPとSTRONGの二冠戦。女子プロレスをまだ見たことがない方や、興味を持っていない方にも、その面白さや凄さを伝える絶好のチャンスだと思っています。ここで「最高の試合」をして、女子プロレスの可能性を広げたいですね。
――ご自身のキャリアの中でも、やはり特別ですか?
朱里: めちゃくちゃ嬉しいですね。デビューして18年目になりますけど、当時はこんな夢みたいな舞台で、しかも超満員の中でタイトルマッチができるなんて想像もしていませんでした。 昔は、何十人しかいないお客さんの前でプロレスをしていた時期もありました。それでも諦めずに続けてきたからこそ、こういうチャンスに巡り合えた。プロレスを続けてきて本当に良かったと、心から思います。だからこそ、ただ出るだけじゃ意味がない。最高の試合を届けて、必ず勝利して二冠チャンピオンになる。その覚悟でリングに立ちます。

■「2025年の顔」上谷沙弥への評価と反論
――対戦相手の上谷沙弥選手は、2025年の女子プロレス大賞MVPを受賞し、まさに「今年の顔」となりました。彼女の勢いをどう見ていますか?
朱里: 男子選手を抑えてのMVP受賞ですから、素直にすごいと思いますよ。メディアへの露出も含めて、今の彼女に勢いがあるのは間違いない。 でも、だからといって私が引くわけにはいきません。MVPだろうが「今年の顔」だろうが、リングの上で最後に立っているのは私です。
――上谷選手からは「最近疲れてない?」「肩の荷を下ろしてやる」といった挑発的な言葉もありました。
朱里: まあ、威勢がいいのは結構ですけど、大きなお世話ですね(笑)。 私は疲れているどころか、今が一番充実しています。Sareee選手からベルトを奪還して、これから自分の理想とする王者像を作り上げていくところなんです。「肩の荷」なんてものは最初から感じていないし、むしろその重みを楽しんでいる。 彼女にはまだ、背負っているものの「質」が違うということを、試合で教えてあげますよ。

――「朱世界より沙弥様の悪夢のほうが面白い」とも言われていました。エンタメ性を強める上谷選手に対し、朱里選手は何をもって対抗しますか?
朱里: 彼女には彼女のやり方があるし、広め方があると思います。それは否定しません。でも、私は私のやり方で証明するだけです。 私の武器は、揺るぎない「強さ」です。プロレスラーである以上、強さは絶対になくてはならないもの。そこを前面に押し出した上で、受けの美学や、生き様を見せていく。
私はIWGP女子王者として、グローバルスタンダードな戦いを追求したいんです。海外の強豪とも戦いたいし、日本でも団体の枠を超えて強い選手とやり合いたい。そうやって、自分のプロレスで、自分の生き様で、お客さんに「熱さ」や「パワー」を届ける。それが私の“朱世界”です。エンタメだけで勝てるほど、このベルトは軽くないですよ。















