【宮本和志インタビュー】天龍源一郎・川田利明・石澤常光に鍛えられた戦士、福島で「プロレスオリンピック」を開く!

<「プロレスオリンピック」>

――そして今回、「東日本大震災復興チャリティープロレス」を開催されます。あらためてこの大会の趣旨をお聞かせください。

宮本:僕の地元・福島県は、東日本大震災で大きな被害を受けました。原発事故によって多くの土地が立入禁止となり、除染も完了していない。地元は娯楽がないところなんです。プロレスは、やられてもやられても立ち向かってゆく姿で、それを見た人々に感動を与えるものです。僕もプロレスラーなので、プロレスで元気や勇気を持ってもらえればと思い、始めました。叔父が富岡町で町長をやっているのもきっかけです。今年で三回目なので、どうせなら大きくやろうと思って、各国のチャンピオンを集めて、いわばオリンピック的なお祭りを目標にして、今年は「プロレスオリンピック」とタイトルを付けました。

――三回目となると、ファンも楽しみにしていると思います。

宮本:地元ではチャリティープロレスが根付いていて、今年もやるんだねと喜んでくれています。地元企業に協賛をいただいたチャリティーなので、入場無料です。

――今回、アニマル・ウォリアーさんがスペシャルゲストですね。

宮本:僕の子供の頃のアイドルです。ロード・ウォリアーズのアニマルが来てくれると思うと本当に嬉しい。僕のセコンドについてくれます。

――アニマルさんは二月にDSW(ダイヤモンド・スターズ・レスリング)で来日されました。アニマルさんと一緒に仕事できるというのは嬉しいでしょうね。

宮本:ロード・ウォリアーズですからね。当時はあんなタッグはいませんでした。

――一方的に走って出てきて、一方的にやっつける……

宮本:リフトアップしてダブルインパクトで終わる。シカゴのスラム街でネズミを喰う(笑)

――それを思うと凄い。

宮本:前回来日した時も、トレーニングに関してもいろいろ教えてくれました。彼は紳士ですよね。今現在もトレーニングをしているらしくて、体のハリもよく、コンディションもよい。次は試合をしてもらおうかなと思っています。

――レジェンド枠として、一度見てみたいですね。ヒザなどは大丈夫なのでしょうか?

宮本:しばらく試合をしていないから、コンディションは良さそうです。一回戦ってみたいですね。

――その時は宮本さんもペイントして(笑)

宮本:僕も今回に合わせてコスチュームの甲冑を作りましたよ!

――宮本選手は、ショーン・ヘルナンデス選手と、RCW世界ヘビー級王座とEWPヨーロピアンヘビー級王座のダブルタイトルマッチ!

宮本:ヘルナンデス選手とは、アメリカの修行時代からテキサス州のベルトを争ったり、ドイツでベルトを争ったり、何回もやっているけど、力が半端なく強い。欧米人特有の、ナチュラルなパワーがあるんです。それでも頑張って勝ちたいと思います。

――最後は地元のヒーローが勝たないと。

宮本:負けたらシャレにならないですから。

――最後に何か伝えておきたいことは?

宮本:必殺技はラリアットと垂直落下式ブレーンバスターです。チャリティープロレスをやっているということで、復興が第一ではありますが、街だけではなく心の傷も癒えるように、僕らのプロレスを見て何か感じ取ってもらえればと思います。

(撮影:二瓶隆弘)

 

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