【編集長インタビュー】「進撃の大巨人・石川修司がKO-D王座奪還、チャンピオンカーニバルV2に向け雄叫び」

「進撃の大巨人」石川修司が日本プロレス界を闊歩する。DDT3・25両国国技館大会でKO―D無差別級王者・竹下幸之介に挑戦する石川は、返す刀で全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル」二連覇を狙う。「応援してくれる人たちに夢を届けたい」と真摯に語る大巨人の胸中に迫った。

――KO-D王座奪還戦が迫っています

石川 DDT1月の「D王 GRAND PRIX 2018」に参戦したのは「優勝者がKO-D王者に挑戦できる」と聞いたから。その時点で僕のプランがスタートした。優勝するつもりで乗り込み、その通り、制することができた。3・25両国大会で、KO―Dのベルトを取り返して、僕のプランは完結する。

――KO-D王者は竹下選手です

石川 彼はあの若さでスキのない見事な選手。立派なチャンピオンであり、堂々たるDDTのトップ。どんな王者と比べてもそん色ない。何より強い。でも、僕の方が上。あのベルトも、僕が巻くことで、もう一段階、ランクがあがる。

――全日本プロレスの3冠王座に輝いたことが自信につながりましたか

石川 KO-Dベルトも、もちろん、素晴らしい王座。でも、3冠王座は僕にとって特別なもの。若いころからの夢であり憧れていた。夢の中の夢だったベルトを手にして、3冠王座の重みを体感している僕が、KO-D王座に君臨することで、KO-Dベルトも、もっと光り輝くことができる。

――3冠王座への思い入れは、かなり強いようです

石川 ジャンボ・鶴田さんに憧れ、3冠王座を巡る四天王プロレスに惹かれ、プロレスラーの道を選んだ。四天王が命を懸け、しのぎを削り合って、目指したのが3冠王座。その3冠の初代王者が鶴田さんだった。僕にとっては、3冠は天上に眩くきらめく巨星だった。その夢を掴むことができたことで「レスラーになって、良かった」と心から喜ぶことができた。

――達成感もひとしおですね

石川 僕は一つの夢を成し遂げられた。すると、それまではあまり感じたことのなかった感情がわいてきた。応援してくれる人たちにも、夢を見せてあげたくなった。もっともっと上を目指して、新たなチャレンジをしていきたい。

――飯伏幸太選手が「石川さんはスゴイ」と力説しています。千葉県にあるリングを常設している道場で、一緒にトレーニングしているそうです

石川 飯伏選手、スーパー・ササダンゴ・マシン選手、諸橋晴也選手、伊橋剛太選手らと合同練習をしている。週に一回、二回…それぞれのスケジュールを合わせながら、新技の開発研究などに取り組んでいる。

――飯伏選手は「石川さんは僕よりも40キロも重いのに、同じ練習メニューを淡々とやり遂げてしまう。スゴイ」と驚いています

石川 同じ量をこなしているだけで、スピードは飯伏選手にはかなわない(苦笑)。彼らは刺激的。向上心に満ち溢れ、ギラギラしている。同じレスラーとして「負けてたまるか」と頑張れる。レスラーでいる以上、僕も常にギラギラしていたい。

――全日本プロレスの「チャンピオン・カーニバル」開幕(4月7日、宮城・仙台サンプラザホール大会)も、すぐです

石川 二連覇を狙えるのは僕だけ。しかも、今年は例年以上のメンバーがエントリーされた。ドキドキ。ワクワク…僕自身がファンの皆さんと同じようにエキサイトしている。開幕が待ちきれない。

――石川選手はAブロック。現3冠王者ジョー・ドーリング選手、全日本プロレス3・25さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ)大会で、ドーリング選手に挑戦する元王者・宮原健斗選手ら強豪8選手が顔を揃えています

石川 3冠王座を腰に巻いたことがある2選手は、もちろんマーク。初対決となる3人、崔領二選手、火野裕士選手、鷹木信悟選手との対戦は、それこそワクワク、ドキドキ。野村直矢選手も油断できないし、ボディガー選手のパワーは正直、怖い。全公式戦7試合、すべてが難関。だからこそ、楽しみだし白星が嬉しい。もちろん全勝突破を狙う。

――決勝戦は誰と闘いたいですか?

石川 諏訪魔選手。暴走大巨人コンビを継続するのか、否か。チャンピオン・カーニバルの優勝をかけた戦いで、二人の絆を確かめたい。

――諏訪魔選手は石川選手がKO-D王座に挑戦する3月25日に、全日本プロレスのさいたま大会で、藤田和之選手、ケンドー・カシン選手、NOSAWA論外選手のはぐれIGF軍トリオと、Evolutionのメンバー、佐藤光留選手、岡田佑介選手と対戦します。この一戦が終わるまで、落ち着かないようです

石川 「俺たちが全盛期」は不滅のはず。「全盛期」を口にするレスラーが増えたけど、俺たちが元祖だから。

――しかし「やっぱ、デカイ」ですね

石川 普段はいいことなんてナイよ。頭をそこかしこにぶつけるし、すべてが狭い。新幹線や飛行機、バス…大変なことばかり。でも、プロレスでは本当にこの体に感謝しかない。

とにかく大きい。195センチ、130キロの巨体でアノ飯伏が舌を巻くスピード、スタミナで暴れまわる。まさにこの春、桜前線とともに「進撃の大巨人」が日本列島を縦断する。

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