【アイスリボン】藤本つかさが雪妃真矢を倒し防衛、試合後に選手会長に任命!豊田真奈美さんスーパーバイザーに就任!らぶっちゃ防衛!志田光が世羅りさから勝利!<8.26横浜文化体育館大会>

8月26日(日)アイスリボンのビッグマッチとして横浜文化体育館大会が開催された。今大会は『~藤本つかさ、松本都、星ハム子デビュー10周年記念大会』となっており、オープニングでは2008年にデビューした3選手がドレスアップして登場し挨拶。

藤本「皆さん、本日はたくさんのご来場ありがとうございます!泣きそう(笑)アイスリボン取締役選手体表の藤本つかさです。プロレスを初めて気づけば10年。振り返ると楽しいことしかありませんでした。私は本当にプロレスラーになって正解でした。女子プロを全盛期に戻したいその一心で今日、このベルト防衛してみせます」

ハム子「みなさーん、はぁ~い!もっともっと聞きたい。はぁ~い!アイスリボンのセクシー担当、みんなのアイドル、星ハム子です。よろしくお願いします!……もうヤバい(泣きそう)共通点の少ない3人がこうやって10年続けて一緒にいるってなんか不思議なことだと思います。私はプロレスファンからプロレスラーになりました。だから、お客様の気持もほんとにわかります。私はお客様とプロレスをすることが私は大好きです。今日は『ハム子!』とたくさん声援を飛ばして私の背中を押してください!よろしくお願いします!」

都「アイスリボンで1番かわいい松本都こです!(場内ブーイング)ありがとうございます!みんな私が大好き、ありがとうございます。プロレスを全く知らないままプロレスラーになって10周年が経ちました。一番思うことは、10年やってもやっぱりプロレスは私はわかりません!でも、そこがプロレスの1番いいところだなと感じています。今日はみんながプロレスを頑張っているので私はラップをやります。プロレスはやりません!みんながプロレスに走るので、私はラップを独占させていただきます!ご期待下さい!ありがとうございます!」

藤本「それでは皆さん、気合い入れて叫びますよ。10周年記念大会、横浜文体!スタート!」

各試合結果は下記

『アイスリボン横浜文化体育館大会~藤本つかさ、松本都、星ハム子デビュー10周年記念大会』
日時:2018年8月26日(日) 開始15:00
会場:横浜文化体育館
観衆:1,779人

●第1試合 8人タッグマッチ20分1本勝負
弓李&×尾﨑妹加&安納サオリ&本間多恵
(7分31秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ)
テキーラ沙弥〇&松屋うの&星いぶき&進垣リナ

●第2試合 6人タッグマッチ20分1本勝負
希月あおい&×トトロさつき&朝陽
(9分45秒 ギブアップ)
真琴&山下りな&ジュリア〇
※蜘蛛の巣

●第3試合 タッグマッチ20分1分勝負
高橋奈七永&×直 DATE
(10分30秒 カサドーラ)
中島安里紗&華蓮 DATE〇

●第4試合 氷結相撲巴戦ベルト争奪 タッグマッチ15分1本勝負
〇藤田あかね
(9分55秒 体固め)
氷結×
※ボディプレスオンザラダーwith鈴木秀樹&ケンドー・カシン

※パートナーが決まらずケンドー・カシン&鈴木秀樹 vs 藤田あかねの2対1で試合がスタートするも、試合途中に氷結の乱入によりケンドー・カシン&鈴木秀樹 vs 藤田あかね vs 氷結 の変則氷結相撲凶器巴戦に試合形式が変更になる。

●第5試合 シングルマッチ30分1本勝負
〇柊くるみ
(14分33秒 体固め)
つくし×
※ナッツクラッカー

<バックステージのコメント>

くるみ「なんか、久々に試合をして、想いがつくしに伝わったかなってちょっと心配なんですけど、多分伝わってると思ってます。ホントに今日、このシングルマッチがなかったら、ずっと話さないままだったし、試合もすることなかったからやってよかったなって思ってます」

つくし「久しぶりに対戦できて、やっぱ強いし、重いなって改めて思ったのと、負けてしまったけど凄い自分にとってうれしい一戦でした。こんな大舞台で気持が伝わってほしいなっていう人がこのカードやりたいって言って、決ったカードなので、ホントに自分にプロレスがあってよかったなって、改めて思いました。ホントに2人の共通点はプロレスだよねって藤本さんが週プロさんのコメントしてて、ホントにそれがなかったらギクシャクしたままで終わってたし、もういい関係には戻れないなって思ってたので、ありがとうございます。」

つくし「気持ち伝わりました?(くるみに)」

くるみ「伝わった。伝わったよ。これが友達だったら多分このまま終わってたかもしれないけど…プロレスが無かったら、ホントにあの時で時間が止まったままだったかもしれないから。ホントに自分たちにプロレスが合ってよかったなって思いますね。これからは前に進んでいこう。2人でね、頑張ろう!」

つくし「ホントに嬉しい、幸せです。ありがとうございました。」

――改めて、今後タッグを組みたいという気持ちはありますか

くるみ「どうですかねぇ。でも、組みたいっちゃ組みたいよね。えっ?!組みたくない?」

つくし「組みたい!」

くるみ「機会があれば組んでも良いかなって思いもしますね。でもそれは会社にね?言わないとね(笑)」

――試合ができてよかったですね

くるみ「良かったですよ。ホントにね、試合しなかったらどうなってたかもわからなかったし、自分たちも試合するまではどうなるかも分からなかったんで。なんですかね、言葉にならない気持ちがありますね。ありがとうございました。」

●第6試合 シングルマッチ30分1本勝負
×世羅りさ
(11分04秒 片エビ固め)
志田光〇
※魂のスリーカウント

<バックステージのコメント>

志田 「さすが、横浜文体のメイン(前回)を務めたことがあるだけはあるなと。ビックリするぐらい強くなってたし、教え子とか師匠とかっていう関係を越えて1人の対戦相手として凄く存在感と実力がある選手になったんじゃないかって思いました。ただ、熱湯?私にぶっかける?私を?文体で晒し上げる?まだまだだね。まだまだだね、ホントに。これで熱湯?彼女はこれで本当に全力出したかなぁ?全て出しきったかな?こんなもんかなぁ?全然熱湯なんかじゃ無かったわ!私が4年間フリーになって1人で必死こいて戦ってきて、そっちの方がよっぽど熱かったわ。彼女がこれで終わりじゃないことを願います」

――これで終わりなのか、終わりじゃないのかは世羅選手次第?

志田「まあ彼女がまだやれると言うなら私は受けますし、それに、リングに上って私を睨みつけた藤田あかね?私はいいですよ。ただ今日の試合を見る限り、世羅よりも実力はだいぶ劣ると思いますけどね。藤田あかねが私とやりたいと言うなら、私は全然やりますよ。ただそれは、会社の意向もあるでしょうし、上司の意向もあるでしょう、私はアイスリボンに任せます」

――志田選手が在籍していたときにはこの横浜文体で大会は行われていませんでしたが、(文体)で二回目の開催となりましたが、アイスリボンという団体についてはどう思われますか

「そうですね、団体力はホントに凄いと思いますよ。団体として、アイスリボンとして、本人たちも自分たちの一番見せられるべきところは団体力だと思ってると思うんで、どの団体にも負けない団結力があると思います。ただそれが、個人の技量として、団体に甘えている人も中にはいるんじゃないかなぁと私は感じてしまいますけども。まあ、私には到底出来ないことなので。自分にできないことをやっている人たちは凄いなぁと思います」

世羅りさコメント

世羅「負けて悔しいっていう感情を久々に思い出したと言うか、今、アイスリボンに……」
(ここで志田が登場)
志田「おい、世羅!オマエ負けたな?10月9日、今度は私の10周年を祝ってもらいましょうか。負けたんだから。オファー受けるよね?」

世羅「本当は勝って言うつもりだったんですよ。勝って、負けたオマエの10周年祝いに行ってやるよ!って。負けて出る……」

志田「負けて出る?いいよ、私は歓迎だよ、負けた世羅だけど!」

世羅「はい、素直に出ます!って言うわけにはいかないんですよ!!でもねぇ!!負けて、負けて終わりだと思ってないんで。自分には次がある。全力出しきってから世羅はスタートするんで、もう1回やるって言うなら出てあげてもいいですよ!」

志田「まあそれは私はいいよ?ただ会社の意向があるんじゃないの?はい、出ますって素直に言いづらいよね、じゃあ言いやすいようにしてやるよ。負けたんだから私の興行出ろよオラ!負けたんだろ、出ろよオラ!」

世羅「負けてない、負けてない。もう一回」

志田「じゃあその全部出しきったあとの世羅りさ、10月9日に見せろよ、そこで決めてやるよ」

世羅「見せてやります。そしたらもう一回やってくれるんですよね?」

志田「10月9日、本当に今日より凄い世羅りさを見せてくれんのか?」

世羅「見せてやるよ」

志田「と、いうことで。10月9日志田光10周年記念興行、世羅りさ参戦決定です。よろしく!」

世羅「あぁ、悔しい。なんか色々悔しい。まあ決定しちゃいましたけど、いいでしょう、いいでしょう。何度も何度もやられて立ち上がってきた自分だと思ってるので、再戦する時はどんな形式だって受けてくれるってことだと思うんで、本当の全力の自分がどうなものかを爆女王の名にかけてやってやります。そのためには10月9日、志田光10周年記念大会に出てやりますよ。アイツを納得させるためなら何でもやってやるよ。あぁ、なんか久々に悔しい!」

●第7試合 ラップバトル6人タッグマッチ
葛西純&松本都&サイプレス上野
vs
レディビアード&世志琥&MC MIRI
※審査員:澤宗紀(一般人)、豊田真奈美、岩下和了(岩下食品社長)

ラップバトル判定、1vs1(無投票1)で決着つかず、特別タッグマッチ時間無制限1本勝負として試合が行われた。

●再試合
葛西純&×松本都
(5分34秒 片エビ固め)
レディビアード&世志琥〇
※マンマよしこ(コーナーでY字バランスからのダイビングセントーン)

●セミファイナル インターナショナルリボンタッグ選手権試合 20分1本勝負
[王者組]星ハム子&〇宮城もち
(13分16秒 エビ固め)
大畠美咲×&水波綾[挑戦者組] ※もっちりバディシザース
※第43代王者2度目の防衛に成功

※柊くるみとつくしが次期挑戦を表明

<バックステージのコメント>

――過去の戦績を含めて、かなり分が悪い相手というか、なぜこの大舞台でこんな挑戦者を指名したのか

ハム子「そうですよね。勝ったことないんですよ、アビリバに。なんか、アイスリボンのタッグチャンピオンって、勝てそうな相手とばっかりやってるなって私はずっと思ってて、だったらもう、強い相手と私は防衛戦をして勝たないと意味がないと思っているので。私達は何度も挑戦してダメで、やっとこのベルトを巻いたので、自分たちもベルト共に成長したいので、強い相手といえばアビリバ。リベンジしたいとも思っていたので、10周年ということもあり指名させていただきました」

――試合後、くるみ選手&つくし選手が挑戦表明をしてきました

ハム子「待ってましたよ。去年の札幌リボンでもちが怪我をして欠場で、急遽私の娘、いぶきがデビューしたんですけど、本当はもち&ハム子vsつくし&くるみでリボンタッグ王座決定戦だったんですよ。そこで流れたカードがやっと実現できるって思うと、勝たなければ意味がないのでつくし・くるみとやって、強さを証明したいと思います!」

もち「私は前からずっと言ってるんですけど、アビリバとは過去2回対戦してて、どちらも私が取られてるんですね。ぶっちゃけ、見ても分かるように私達が分が悪いし、勝てるかどうかもわからないんですけども、ホント、いつかギャフンと言わせたいという一心しかなくて、チャンピオンになったからには、よっしゃ!アビリバだ!と一瞬で思いついたっていうのがあります。ハムさんの10周年の締めでもあったし、それなら大きい大会で、大きいところで、大きい会場で、たくさんのお客さん、たくさんのメディアの方がいるところで見てもらいたいと思いましたし、この大きい大会で全国・世界に発信されたらそれはカッコイイことだなって思いましたし、つくし&くるみに関しても、私が怪我をして流れているので、裏テーマといいますか、私個人としては“精算”って言うんですかね。アビリバに負けてきた。どっかでぎゃふんと言わせたい、つくし&くるみの件に関しても私の怪我で急遽カードが代わって、そこにいるはずの自分がいなかった。だから次はチャンピオンとして是非挑戦してきて欲しい。だから私の裏テーマは“精算マッチ”ですかね。それを精算して堂々とリングに改めてチャンピオンとして立ちたいと思っています。」

●メインイベント ICEx∞選手権試合 30分1本勝負
[王者]〇藤本つかさ
(21分27秒 片エビ固め)
雪妃真矢×[挑戦者] ※ビーナスシュート
※第28代王者2度目の防衛に成功

※雪妃に欲の塊と言われた藤本は、ここで欲を言っていい?と雪妃を選手会長に任命した。

※今後、対戦するアイスリボンの選手に役職を与えていくと宣言

※豊田真奈美さんへ、女子プロの全盛期に戻す為にとスーパーバイザー就任を依頼、豊田さんもこれを受諾した。

最後は、プロレスでハッピー!アイスリボン!!で締めて終了。

<バックステージのコメント>

都「楽しかったー、終わっちゃったー!」

藤本「この大会を終えて、最後私は号泣すると思ったんです。けど、こんなに大笑い(ハム子が浴衣の着用に失敗)をした周年興行は初めてです!」

ハム子「ははは、やっぱ私ダメなのかな(笑)」

藤本「そんなことないよ。でも10年経って、こんなにたくさんの仲間が増えたことは本当に私達のやりがいと言うか、誇りというか、本当にプロレスの全てが仲間たちだったんだなっていうのを気付かされた大会でした。雪(雪妃)が、雪がこんなに強くなるとは思わなくて、ホントに私は上がゴソッと居なくなったので、本当にライバルをどうやって見つけようと思ったんです。そんなときに後輩たちがライバルになってくれて、自分のプロレスの居場所というものが後輩たちによって作られてきたんだなっていうのを、今日身をもって感じました。まだまだ、これからですよね。」

ハム子「これからライバルがいっぱい」

藤本「自分たちでライバルを輩出して、ライバルを倒して、いつか越されていくのかなって思います」

都「今が一番楽しいです。ね?」

藤本「ラップしかしてないでしょ!」

都「ラップもしたし、今日一番頑張ったから!ラップもやって、プロレスもやりました!」

藤本「あっ、やったんだ。そっか、そっか。一つ、目標としては女子プロ中継を行うということ。私は本当にそれを目標にアイスリボンを盛り上げていきたいと思っています。でも豊田真奈美さんという強い味方が出来たので、豊田さんに教わりながら。」

ハム子「私も全盛期にファンだったので、お客さんの気持ちはわかると思うので!」

藤本「そうですね。みんなに一人ひとり役職を与えて、責任感をもたせて底上げしていきたいと思います。」

――テレビ中継とは、地上波全国ネット?

藤本「そうですね。言ったからには必ず、必ずやります!」

――豊田真奈美さんが就任するスーパーバイザーというのは具体的には

藤本「実はもう、アイスリボンの後輩たちを豊田さんが、豊田さん家に呼んだりして、色々悩みを聞いてもらったりとか、伸び悩んでいる子達に話を聞いてアドバイスをくれてたんですよ。なので、そういうのをやってくださっているので、それを形というか、見える形にしたという感じです。なので、豊田さんは横浜部長とか(笑)今回豊田さんも横浜文体の宣伝に凄く協力してくれて、私を色んな所に連れて行ってくれて『この子は私の弟子だから。この子が今度10周年だから、横浜文体でやるの。だから来て!』ってす凄く言ってくださったんですよ。本当にそういうのがありがたいと思いましたし、だからそういうのを形にしようって思いまして、お願いしてみたら受け入れてくれました。豊田さんがきっかけで、アイスリボンの沙弥だったり朝陽だったりが女子プロレスラーになってるんですね。なので豊田さんは引退してからもこうやって女子プロを広めている存在っていうのは、皆さんに知ってほしいなって思います」

――女子プロ全盛期を目指すに於いて、選手・試合内容に手応えがあったと思いますが

藤本「ありがとうございます。そうですねぇ、今日何人だったんだろうね?でも、横浜文体でやることがビッグマッチではなくて、横浜文体でやることが当たり前、さらにそれ以上に広い大きな会場でやることが当たり前、そういう業界にしていきたいと思います。やっぱり大きいところでやると団体の士気が高まって、まとまりがよくなるんです。今回、文体をやることによって、みんな一致団結した、さらに」

都「うん、1年前から」

藤本「2年前に開催したときよりも、私は凄くやることが少なかったんです。みんながそれをやってくれたから。今日、こうやって文体出来たので、だったらもっと大きいところ、もっと大きいところっていう欲は深まるばかりです」

――次のビッグマッチについては考えていますか

藤本「10・8、後楽園ホール!」

ハム子「後楽園、タイトルマッチ決まりました。柊くるみ&つくし。私がいちばんやりたかった相手かもね。まだまだ落とすわけには行かないので私はこのベルト守ります。」

藤本「(都へ)なんかやりたいことあんの?」

都「はい。ラッパーとしてより進化します」

――文体クラスのビッグマッチについては

藤本「やります!」

――それはいつ?

藤本「やります!2年前はもう二度と文体なんかやるかって思ったけど、またいつかやりたいって思ったんですけど、今回はやります!やりたいじゃなくてやります、ですね!」

――お客さんの入りについてはどう思われましたか

藤本「私は、1ヶ月くらい前の新日本さんを写真だけですけど見ていて、イスの並びがもう、私達のアイスリボンとは比べ物にならないほど入っていて、3階までギッシリだったので、比較するところを高くしたので、まだまだですね!そして私、10月の後楽園はワガママになってやりたいことをやります!それは乞うご期待です」

――11年目の目標は

ハム子「私はせっかく母娘でデビューしたので、子供の成長にかけたいと思います」

藤本「子供と一緒にベルトを巻くっていうのもまた一つの……」

ハム子「そうだね」

藤本「まあ(ベルト)落とさないといけなくなっちゃいますけどね」

ハム子「まだまだですね、いぶきは」

藤本「(都に)お前はいいや」

都「今日終わったら考えようと思ってたんですけど、よりプロレス界の外に、外で試合をしていきたいと思います。今日みたいな、今日はまだスタート」

藤本「今は、正直このベルトを防衛したことに浸りたい気持ちはあるんですけど、そうですね、目標いっぱいありますけど、女子プロレスラーになりたいっていう女の子を、47都道府県集めて、たくさん凱旋興行やって、東京ドームとかやりたいね」

ハム「ははは、笑っちゃった!」

都「武道館も!」

藤本「やりたいですね!」

都「やりたい!」

藤本「でも、口に出せば夢は叶うので。ここにいるみなさんが証人です。アイスリボン、東京ドーム大会やるぞー!」

<雪妃コメント>

――残念な結果になってしまいましたが、終えてみていかがですか

「いやぁ、不甲斐なかったです。まだまだ、まだまだ遠いなって思いあした。でも、挑戦できてよかったです。凄い大舞台で、文体でやらせてくださいっていうのも、迷ってはいないですけど、勢い任せで言ったことになったので、そのついでに(ベルト)獲ってやんよ!って思って挑戦したけど、でも、よかったです。自分から自ら難しいところに飛び込むという信条をそのまま行ったので満足してます。まだまだ目標に出来る人がたくさんいて、先が長くていいなと思いました」

――勝負は紙一重に見えました

「いやぁ、まだまだ遠いです。メチャクチャ遠いと思いました。本当に遠い。やっぱり勝つと負けるの差は大きいんです。」

――身体に傷が見えます

「はい、マジで痛いです。とんでもなく痛かったです。痛いのはいつもですけど、いやぁ、明日はよく眠れそうです。今日は多分眠れないけど。悔しくて」

――文体のメインはいかがでしたか

「文体のメインは楽しかったです。うん。なんか、なんでしょうね、勝って主役の座を奪ってやるって思ってたけど、なんか多分アイスリボン全員が主役気分で歩けるランウェイと言うか、ゲートがあって長い花道があって。そういう経験って、今こういうビッグマッチってなかなか出来るものじゃないから、私を見てって思ってあそこを歩く経験はとても貴重だなと思うし、アイスリボンに入ったから出来ることだっていうのも今日後輩に言っときたいと思います。アイスリボンに入ったら他団体に出て行かなくても先輩のおかげでこういう経験をさせてもらってるんだっていうのは、後輩とのミーティングで言おうかなと思ってます。気持ちよかった。ただ悔しい。ちょー悔しい!あー悔しい、不甲斐ない!痛い!もっと強くなります!」

――その涙は悔し涙?

「悔しいのと安心。無事に終われた。でも勝てなかった。悔しい!」

――試合後、藤本選手から選手会長に任命されました

「マジでね!ちょっとズルいと思う!対戦する相手全員認定する気ですよきっと!でも、それによってなんか、全員が私は○○のリーダーだからっていう責任を持てれば、もう必然的に全員やるしか無いと思うので、ケツ叩いてくれるのはいいと思います。やっぱり藤本さんがリーダーだなって思いました。うん。早く並びたい。並べるのかな?いや、並ぶ。藤本さんだけじゃないんですけどね。今回は藤本さんに挑戦したから、藤本さんこそ、藤本さんこそって言ったけど、たくさんの先輩が私の上に来て、みんなは外に出ていって活躍をしていて、なんて言うんですか?藤本さんは私にとっての仮想敵だったわけです。先輩全員ライバルだし、先輩全員超えなきゃいけない相手だけど、全部ひっくるめてアイスリボンといえば所見のお客さんの印象に残るのは星ハム子とか、例えば外に出て、いやぁ、上手だねって言われるもちさんとか、デスマッチでも活躍してる世羅さんとか、ハードコアやってるあかねさんとか、アイドルやってる弓李さんとか、先輩それぞれがみんな色んなジャンルで活躍していて、全員超えたいです。もう全員超えたい。だから先輩全員超えたくて、私ならではの何かで先輩に並びたいっていう欲があって、今回は藤本さんを超えるっていうので、イコール、アイスリボンの先輩全員を超えるっていうイメージで。だから、悔しいな。藤本さんを超えられないってことは私が超えられない先輩がたくさんいるんだなと思ったら。1個1個倒していかなきゃいけないなと思いました。痛い、耳が聴こえないよ。」

――試合を終えて、こんなに笑顔で饒舌な雪妃選手の顔を初めて見るのですが、それだけこの試合が与えた影響は大きかったですか

「そうですね。だってメインですよ!文体の!どうしようかと思っちゃった!今日、試合始まる前に吐きそうになっちゃった。リング上で。私、アレなんですよ。吐けない人間で、嘔吐恐怖症だし、指突っ込んでも戻せないから、戻すことって無いんですけど、それでも吐きそうになったんでスゲェと思いました。楽しかった、でも。うん。楽しかったけど悔しいです。私いつも饒舌にならないのは、いつも記憶を飛ばして、アレなんです。口が回らなくなって記憶もないので、喋れなくなっちゃうんですけど、今日もはっきり言って記憶はないですけど、でもなんか試合の内容覚えてないですけど、負けた、それだけが悔しい。悲しい。悔しい。でも楽しかった!不甲斐ないです。」

 

 

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