【坂井永年のザッツ・絵んたぁテインメント!】〈36〉‟タイム・スプリッター”KUSHIDA選手

イラストレーターの坂井永年(さかいながとし)先生によるイラストとコメントでプロレスラーを紹介!

1月末日をもって新日本プロレスを退団したKUSHIDA選手。今後は海の向こうに旅に出るのだとか。

ラストマッチが行われた1月29日の後楽園ホール「Road to THE NEW BEGINNING」に行って面会して参りました。新日本には8年間在籍していたというクッシー。

私が新日本の仕事に復帰してちょうど6年なんですが、復帰直後にとても思い出深い出来事があったのです。

物心ついた時からプロレスファンだったというクッシーは小学生の頃には闘魂ショップで発売される私が描いたイラストTシャツを熱心に買いまくってくれていたんだそぅです。そんな想いから私が復帰したことをいの一番に喜んで、「自分も描いてもらいたい!」と新日本のオフィスにアピールしたというのです。

仕舞いには社員に全員に言って回ったのだとか(笑)その情熱に会社も降参。復帰第一号のDONTAKU大会のパンフレットの表紙用に描くことになったのでした(^^;;

喜びはしゃぐクッシーに近くにいた真壁刀義選手が「おまえが描いてもらうなんて10年早いんだよ!」と渇を入れたそぅなんですが…

戻ってきたばかりで浦島太郎のような気持ちの私にとっては、どちらの想いも「私が今までやってきたことは間違っていなかった!」と思わせるもので嬉しかったですね!直接会うようになってからも嬉しい話を聴かせてくれました。

新日本に入る前の海外での武者修行中に一緒にしのぎを削るアメリカやカナダの若いレスラー仲間たち間でも私のプロレスのイラストの人気があったということを教えてくれたのです。
まさか私の絵が海外にまで知られていたとは!?
全く知らなかった!
思ってもみなかったことでしたので驚きました。

この6年間で実際にあったのはほんの数回でしたけど、とても思い出の残る選手でした。
そんなことで、今回は「あの頃の、小学生の櫛田少年に喜んでもらいたい!」という気持ちでこの絵を描きました。
試合前に会うことが出来、プレゼントすると少年のような表情で喜んでくれました。
そして、わずかな時間でしたがここにも書いたような思い出話をさせてもらいました。
この日のメインイベントでのIWGPヘビー級チャンピオンの棚橋弘至選手とのラストマッチは両者が何かを確かめ合うような「これこそが新日本!」というストロングスタイルな素晴らしい試合でした。

試合後のリング上での挨拶での最後の言葉は「行ってきます!」
客席からは「行ってらっしゃい!」の声もありましたが、私はクッシーにそぅは言いませんでした。「私も連れてって!!」(笑)
私がこぅ言うと、クッシーは「わかりました!」と笑顔で答えてくれたのでした。

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