“邪道”大仁田厚が大日本プロレス8.25名古屋へ禁断の初参戦が決定!大仁田「まさかボクが大日本に上がることになるとは思わなかった」

“邪道”大仁田厚が禁断ともいえる大日本プロレスへの初参戦が決まった。

大仁田は8月25日、愛知・名古屋国際会議場大会に出場する。23日、同団体の東京・後楽園ホール大会で発表された。

同団体は95年3月、大仁田の全日本プロレス時代の先輩であるグレート小鹿(現在は会長)が、ケンドー・ナガサキをエースに旗揚げ。

当初は有刺鉄線などを用いたデスマッチ路線をまい進。当時、電流爆破などのデスマッチで隆盛を築いたFMWとは、いわばライバル的な関係にあった。

後に、大日本は関本大介、岡林裕二らを中心にしたストロングスタイル部門も確立し、現在はハードコアとストロングスタイルを両立させた団体に進化を遂げた。

これまで、大仁田と大日本とは全く接点がなかったが、2月19日に東京・両国国技館で開催された「ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~」で大仁田と小鹿が8人タッグマッチで激突。これが契機になったわけでもないだろうが、同団体は真夏のビッグマッチに“レジェンド”大仁田の初招へいを決めた。

同団体マットには、BJWデスマッチ・ヘビー級王者の木高イサミ(BASARA)、宮本裕向(666)、アブドーラ小林、伊東竜二、高橋匡哉ら、実力派のハードコアファイターがズラリと揃っている。

気になるマッチメイクに関して、登坂栄児社長は「まだ復帰されていないので、(7・13新木場で)復帰されてから、カードは検討することになると思います」と話した。

同団体の発表を受けて、大仁田は「まさかボクが大日本に上がることになるとは思わなかった。言ってみたら、大日本のハードコアは、ボクのデスマッチから生まれたようなもの。故郷に帰るみたいで、参戦するのか楽しみです」とコメントした。

果たして、大仁田が初めての大日本マットで、どのようなマッチメイクで戦うのか注目が集まる。
なお、8・25名古屋大会には、大仁田のほか、望月成晃(ドラゴンゲート)、米GCWから3選手の参戦が決定。8・24後楽園、名古屋大会には3月まで新日本マットで活躍したマイケル・エルガンの出場も決まった。

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