【W-1】12.26 後楽園ホール<全試合結果>稲葉が羆嵐を撃破でチャンピオンシップ初防衛!芦野がT-Hawkからアンクルロックで勝利タッグV3!立花復帰戦!ヒートが『CRUISER FES. 2020』優勝宣言!

26日、WRESTLE-1は東京・後楽園ホールにて「WRESTLE-1 TOUR 2019 SHINING WINTER」を開催した。

復帰戦で初防衛戦の稲葉は羆嵐のヒザ攻撃を耐え抜き、極反り卍固めで防衛に成功。Enfants Terribles対#STRONGHEARTSのタッグ選手権は芦野&児玉がタッグリーグ優勝のT-Hawk&入江を撃破でV3。立花復帰戦はイケメンが次はお前とエール。クルーザーは吉岡がベルト奪取で『CRUISER FES. 2020』は吉岡への挑戦権をかけたトーナメントに。

「WRESTLE-1 TOUR 2019 SHINING WINTER」12.26東京・後楽園ホール大会
開催日:2019年12月26日
時間:18時30分開始/17時40分開場
場所:東京・後楽園ホール
観衆:924人

メインイベントWRESTLE-1チャンピオンシップ60分1本勝負
【第15代王者】   ◯稲葉大樹
( 18分12秒 極反り卍固め )
【挑戦者】  ●羆嵐
※第15代王者・稲葉大樹、初の防衛戦。

11月の新木場大会で負った左ヒザの負傷で欠場していた稲葉の復帰戦にして、W-1王座の初防衛戦。開始早々タックルを仕掛ける稲葉。羆嵐が倒れないと、すかさずドロップキック。さらに左腕をアームブリーカーでいためつけていく。これに悶絶した羆嵐だったが、稲葉が腕を引っ張ったタイミングで逆に引き寄せてショートレンジのラリアット。続けてセントーンを投下する。

反撃に移った羆嵐は、稲葉の左足を踏みつけると、鉄柱も使っていためつけていく。容赦ない羆嵐はイスを振るっていためつけ、リングに戻れば珍しいローキック。稲葉の負傷箇所に徹底的にダメージを与えていく。

稲葉もなんとか立ち上がってエルボーで反撃するが、羆嵐はマッケンロー。さらに強引にコーナーにぶん投げていく。しかし、稲葉は突っ込んできた羆嵐をかわしてコーナーに自爆させる。そしてブレーンバスターの体勢に。

だが、羆嵐の巨体は持ち上がらず。逆に着地しただけでヒザを押さえて悶絶してしまう始末だ。その稲葉をブレーンバスターの体勢に捕獲した羆嵐。だが、稲葉は持ち上げられたところでDDTに切り返す。

そして串刺し式のエルボーアタックを食らわせると、キャノンボールを連続で放ってみせる。さらに稲葉はジャンピングショルダータックル、再びキャノンボール、ブルーサンダーで追撃し、ダイビングヘッドバットも投下する。

自身の左ヒザにダメージを負いながらも大技攻勢で羆嵐を追い込んだ稲葉。羆嵐も反撃してくるが、持ち上げられたところで卍固めを仕掛ける。しかし、羆嵐はこれを強引に外すと、ショルダータックル。さらにバックフリップ、セカンドロープからのダイビングセントーンと続け、埼玉に乾杯!も炸裂させる。

そして、コーナートップに上がってトドメのダイビングセントーンを投下。万事休すかと思われた稲葉だったが、なんとこれをキックアウト。その稲葉をパンチでいたぶってからセントーンを投下した羆嵐。

再びコーナーに上がってダイビングセントーンを狙う。しかし、今度は稲葉も立ち上がって、下から頭突きを放って阻止。羆嵐を捕まえると、雪崩式ブレーンバスターだ。ここから両者エルボー合戦。だが、羆嵐がフライングソーセージ、ラリアットで流れを掴む。そして再び埼玉に乾杯!の体勢に。

稲葉はこれを逃れて延髄斬り。さらにジャーマンスープレックスで追撃すると、卍固めに捕獲する。稲葉はその体勢からカナディアンデストロイヤーに移行。

羆嵐をマットに叩きつけ、最後は再び極反り卍固め。

タフな羆嵐からギブアップを奪い、W-1王座の初防衛に成功した。

試合後、マイクを握った稲葉は、「俺はお前を練習生の時から見てて、ここまで身体も態度もでかくなって、メインでタイトルマッチができると思ってなかったよ。イス使ってるけど、お前の魅力はそのイスにも勝てるでかい身体だろう。正々堂々とプロレスやったらどうだ」と羆嵐を称えたのだった。

そして、最後は所属選手を呼び寄せ、サインボール投げのファンサービス。ベルトを誇らしげに掲げながらボールを投げて、2019年、最後の後楽園ホール大会を締めくくった。

羆嵐のコメント
「見ての通り負けたよ。情けねえな。怪我してるプロレスラーに身体もでけえ、力の強えプロレスラーが負けたよ。難しいな、勝負ってな。強え奴が勝つって思ってたけど、今日の稲葉は強かった。なんか感じたよ。それと稲葉、新弟子の頃の話なんかすんじゃねえよ。そんなお涙ちょうだいなんていらねえんだよ。これだけは言っておくぞ。俺は諦めねぞ、あのベルト。いろんな借りがあるんだよ。T-Hawk、レネさんと組んでタッグリーグの借りもある。あのベルトは通行手形だったんだ。だから、俺は諦めねえ。年末、崔領二か……」

稲葉のコメント
「マイクで言いましたけど,羆嵐は身体が魅力だと思うんで、パワーでは敵わないですね。ただ、どっかに隙きはあるんで。まあ、凄い苦しい試合になりましたけど、クマもちょっと下ですけど、どんどん強くなってきてるので抜かれないように。また大晦日に試合があるので、必ずこのベルトを持っていてやろうと思っていたんで、そこが今日の勝ちにつながりました。(ヒザの状態は?)良くなってたんですけど、試合するとどうしても痛みが出てきちゃうんですけど、その中で勝つ方法を考えていかないといけないと思ったんで、ああいう試合になったんですけど、僕とクマの試合かなと思います。技と力の試合だったと思います。復帰戦でタイトルマッチはプレッシャーだったけど、なんとか持っていけるので、大晦日はあそこの4人に存在感でも負けないようにしたいと思います。僕はW-1を引っ張っていくので、これぐらいじゃ負けられない」

第6試合 WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ60分1本勝負
【第19代王者組】   ◯芦野祥太郎 & 児玉裕輔
( 21分4秒 アンクルロック )
【挑戦者組】  ●T-Hawk(#STRONGHEARTS) & 入江茂弘(#STRONGHEARTS)
※第19代王者組・芦野祥太郎&児玉裕輔、3度目の防衛戦。

先発は因縁の芦野とT-Hawk。両者静かな立ち上がりだが、芦野が自軍のコーナーにT-Hawkを押し込んで児玉とタッチ。続いてT-Hawkも入江と交代。児玉はスピードを活かしてティヘラで入江を投げ飛ばして芦野にタッチ。そしてツープラトン攻撃をお見舞いだ。

しかし、入江は強烈なエルボーで反撃。芦野がコーナーに上がるとすかさずT-Hawkが入ってきてチョップで叩き落とす。さらにエプロンに落下した芦野に入江が身体ごとぶつかって、場外に転落させてしまう。

入江は芦野をリング内に戻すとエプロンからロープを飛び越えてヒップドロップ。さらに芦野を捕まえると、T-Hawkがチョップを連打だ。続いてT-Hawkは改めてタッチを受けると、エルボーで続く。得意の逆水平チョップも打っていくT-Hawk。

芦野がチョップで反撃してくるとナックルを振るって黙らせる。芦野は代わった入江にエルボースマッシュで反撃するが、入江はびくともせずにエルボー一発でなぎ倒す。そこにT-Hawkが入ってきてネックハンギングボム。児玉が救出に入ってくるとこれを迎え撃ち背中に背負うと、そのまま芦野の身体の上にセントーンだ。

これをなんとか返した芦野は意地の投げっぱなしジャーマンを放って、児玉にタッチ。入江もT-Hawkにタッチするが、児玉はエルボーアタックを炸裂させる。しかし、T-Hawkは児玉のドロップキックをスカして自爆させると、リバースパワースラムだ。

児玉のフライングフォアアームもヒザ蹴りで迎撃したT-Hawk。しかし、芦野とのコンビネーションでT-Hawkの動きを止めると、芦野が入江を捕まえてT-Hawkの身体に投下。さらに児玉が足でT-Hawkを突き飛ばし、これをキャッチした芦野がジャーマン。続けて、児玉がフライングフォアアームを炸裂させる。

しかし、すぐに息を吹き返したT-Hawkは、ランニングニーを炸裂させる。ならばと入江が入ってきて、児玉にエルボー。入江の強烈なエルボーで押された児玉だったが、ロープの反動を利用したエルボーでダウンさせてみせる。

そしてタッチを受けた芦野が俵返し。続けてエルボースマッシュを連打して、ついに入江のヒザをつかせてみせる。しかし、入江もスリーパーで反撃。芦野が投げて防御すると、突っ込んできたところを再び捕獲してスリーパーに持ち込んでみせる。

ここでT-Hawkが芦野のヒザに低空のドロップキック。ロープにもたれかかったところで入江がキャノンボールだ。児玉が救出に入ってくるが、これを2人がかりで食い止め、入江が交通事故タックル。コーナーにいた芦野に児玉を激突させる。

そして入江が2人まとめてキャノンボールで圧殺だ。さらにT-Hawkが芦野にBTボム、ナイトライドを連続で発射。ここは児玉がカット。そしてT-Hawkはケルベロスを放つ。だが、芦野は炸裂寸前でこれをキャッチ。すかさず児玉が入ってきてT-Hawkにドロップキックだ。

このチャンスに芦野はアンクルロック。入江が救出のためにコーナーに上がるが、児玉がドロップキックで場外に叩き落とす。そしてトペ・コンヒーロだ。アンクルロックから逃れたT-Hawkは逆水平チョップ。芦野もエルボースマッシュで応戦し、両雄一歩も譲らない。

この攻防の中で芦野はポップアップ式のエルボースマッシュから、エルボースマッシュアタックを決める。さらにジャーマンスープレックスホールドで追撃すると、T−ボーンスープレックスの体勢に。T-Hawkもこれを阻止して、逆水平チョップで反撃していく。

そしてロープに走った芦野をニーアタックで迎え撃ち、もう一度ナイトライド。ここは芦野も自力でキックアウト。一瞬隙きのできたT-Hawkの足首をキャッチし、アンクルロックで締めあげる。これでT-Hawkも万事休す。

ついにタップアウトし、芦野&児玉がW-1タッグ王座を死守したのだった。

芦野のコメント
「ベルトがかかった瞬間のこの強さ! まだ打ち足りねえんじゃねえか、T-Hawk? まだまだ1勝1敗だよ。俺はまだシングルでも勝ってねえ。やることはある。ただ、目の前で見た通り、T-Hawkが俺のアンクルロックでタップアウトした。それが全てだ。2019年12月26日、今現在のW-1のナンバー1だ。他団体にも負ける気しねえ。他の団体で挑戦してえって言うなら誰でもいいよ。強え奴とやりてえな。T-Hawkともまだ終わってない。2020年に向けて最高のスタートを切れたと思います。裕輔のアシストなくして勝てなかった。あとは羆嵐。もう一回、Enfants Terriblesが圧倒できるから。仕切ることができるから。T-Hawk、お前と試合するのめちゃくちゃ楽しい。もう一回やろうぜ!」


※T-Hawkのチョップの傷跡が激戦を物語る。

入江のコメント
入江 タッグリーグは優勝だったんですけど、目標である芦野&児玉からタッグベルトを獲ることは叶わなかった。でも、#STRONGHEARTSは、そして入江茂弘は世界の全てを獲りに来てるので、まだまだ終わりじゃない。2月みんないるわけじゃないけど、自分は一人でも結果を残していきたいと思いますので、よろしくお願いします。


※ここで土肥が登場。

土肥 来月の後楽園、美味しそうなお前と一騎打ちだ。
入江 シングルマッチ……。ただのシングルマッチだったらやりたくない。ここに凄く重くてキラキラと輝くベルト(OWEのベルト)がある。これをかけてシングルマッチをやらないか?
土肥 いいのか選手権で?
入江 やってやろうじゃないか。

第5試合 立花誠吾復帰戦!シングルマッチ30分1本勝負
◯立花誠吾
( 18分54秒 イケメン落とし → エビ固め )
●黒潮“イケメン”二郎

首の負傷で長期欠場していた立花の復帰戦。ゴングが鳴ると、コールに合わせてコーナーで逆立ちをするイケメン。立花にもやるように促すが、立花はできない。ならばとイケメンが脚を掴んでアシストするが、フラフラと安定感のない逆立ちとなり落ちてしまった。

ロックアップから試合が始まると、イケメンは立花を押し込んでいきなりビンタ。続いてイケメンはショルダータックルを発射。しかし、立花はすぐさまうんこ座りの状態で立ち上がる。そしてイケメンを挑発してもう一度タックルを放つように促すが、イケメンは直立不動で言うことを聞かない。

イライラする立花をサミングからローキックで攻め込み、「お前はバカか」と罵倒する。だが、立花は突っ込んできたイケメンをアームドラッグで投げ飛ばしてみせる。ならばとイケメンは場外へ。立花が追いかけてくると、すかさずリング内に戻ってしまう。

手玉に取られる立花だったが、再びイケメンが場外に出ようとするとこれを予測して迎え撃つ。そしてエプロンでツームストンパイルドライバーの体勢に。しかし、イケメンはこれを切り返して、逆にツームストンパイルドライバーでエプロンに串刺しだ。

息も絶え絶えにリングに戻ってきた立花にイケメンはストンピングで追い打ち。さらにクルックヘッドシザースで追い込んでいく。悶絶する立花の頭を踏みつけるイケメン。なんとか立ち上がった立花はコーナーでイケメンを蹴り飛ばして迎え撃ち、バックを奪うとバックドロップだ。

反撃の糸口を掴んだ立花はエルボーの連打からショルダースルー。イケメンを高々と放り投げると、コーナーに追い詰めパンチを連打。そしてえびす落としの体勢に入る。しかし、イケメンはこれを阻止。エルボーを打ってきた立花をファイヤーマンズキャリーで抱えあげる。

だが、立花はこれを着地して防ぐと、シルバーロックを仕掛けていく。これをイケメンは強引に持ち上げてデスバレーボム。再び反撃に出ると、串刺し式のジャンピングハイキック。さらに立花をコーナーに上げて、次なる技を狙う。

しかし、立花はイケメンがロープにジャンプしたところでキャッチ。左腕を掴んだままアームブリーカーでダイブする。そしてそのまま腕を掴んでシルバーロックへ。イケメンがロープエスケープするとえびす落としで追撃だ。

さらに立花はイケメン落とし。しかし、イケメンは身体を水平にして衝撃を和らげると、そのままエビ固め。続けて、ゆりかもめに捕獲して締め上げる。そして、立花が立ち上がったところでランニングニー。さらにハイブリッドブラスターで追撃だ。

そして、トドメのムーンサルトプレスを発射。しかし、立花はこれをキックアウト。ならばと本家のイケメン落としへ。だが、立花はこれを回転エビ固めで切り返す。イケメンもこれを逃れてトラースキックを食らわせるが、再び放ったトラースキックをかわされてしまう。

この一撃をかわした立花は再びイケメンを抱えあげて、今度こそイケメン落としの体勢へ。イケメンをマットに脳天から串刺しにし、3カウントを奪ったのだった。


試合後、マイクを握った立花は、「イケメン、いやイケメンさん。ありがとうございました」と感謝の言葉。「闘ってて凄え嬉しいとは違うし、楽しいとも違うけど、あんたから何かを受け取ったよ」と語り、イケメンの前で正座で礼をした。

そのイケメンは「師匠と呼べ!」と立花に強要。それに対して立花は「来年アメリカに行くのに弟子作ってどうすんだよ。俺はベストフレンドだろ? 年の離れた親友だと思っているからよ、がんばれよ」とエールを送った。そのイケメンは「次はお前の番だな。俺は去るから。今日はありがとう」と立花にエールを送り返したのだった。

イケメン&立花のコメント
イケメン しばらくですけど、後楽園とお別れです。この場所でデビューして、約8年、素晴らしい大好き。そんだけ。(立花がやってくると)おい、立花! 普通にお前みたい奴としゃべれなくなる、闘えなくなるのは寂しいわ。まあ別れも必要だからね。なんかしゃべれ。
立花 言うからしゃべんな!
イケメン まじで悲しい! 海を越えても何があるかわかんないんだから。俺たちは必ずまた会おう。じゃあな。後は俺の好きなところ、10個言って帰れ。

立花 ねえは! 一つ言うとするとジャケットが臭えことだ。外国人に嫌われるぞ!

プライベートもそうだし、試合もそうだけど、あいつがいなくなるのは寂しいよ。頼れる人間がいなくなるってことだからよ。だけど、そういうのをどんどん乗り越えて強くなってんだ、みんな。次は俺の番だよ。必ず俺が盛り上げてやるから。正直、まだまだだったよ。きついと思ったしよ。これからバンバントレーニングして、こっからW-1を引っ張っていくからよ。よく見とけ、舎弟ども! ああ〜ん?

第4試合 WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ60分1本勝負
【第14代王者】  ●エル・イホ・デル・パンテーラ
( 16分12秒 クラッシュドライバー → エビ固め )
【挑戦者】 ◯吉岡世起(#STRONGHEARTS)
※第14代王者・エル・イホ・デル・パンテーラ、3度目の防衛戦。

パンテーラと吉岡の因縁のクルーザー王座戦。ゴングが鳴ると、両者ジリジリとリング中央に近づきエルボー合戦。ここはパンテーラが押し込むが、吉岡もすぐさまサッカーボールキックでお返し。

ならばとパンテーラも同じ技で反撃だ。吉岡も譲らず再びサッカーボールキック。パンテーラがやり返してくると、今度はミドルキックを連打していく。そしてコーナーでパンテーラのエルボーアタックをかわすと、鉄柱に自爆させてみせる。

吉岡は場外に出たパンテーラを鉄板に叩きつけ、エプロンで顔面を何度も叩きつける。そしてエプロンでスタイルズクラッシュの体勢に。しかし、これを逃れたパンテーラはトラースキック。今度はパンテーラがツームストンパイルドライバーを狙う。

吉岡はリング内に逃れるようにして、パンテーラの背後に周って脱出すると、場外に向かって踏みつけ攻撃。そしてパンテーラをリング内に戻すとキャメルクラッチだ。続けて吉岡はパンテーラをコーナに追い込みミドルキックを連打。パンテーラにショルダースルーでエプロンに追いやられるが、続くパンテーラの攻撃をかわすとラ・ケブラーダで追撃だ。

パンテーラもすぐさまやり返して、リング内に戻ってトペ・アトミコを狙う。しかし、吉岡が避けたのを察知すると、エプロンに逆立ちをしてストップ。吉岡が突っ込んできたところを捕まえて、ツームストンパイルドライバーだ。パンテーラは場外で鉄板に吉岡を叩きつけていたぶると、リング内に戻ってもエルボーで攻め込んでいく。

しかし、吉岡もミドルキックで反撃。すぐさまシザースキックを炸裂させる。パンテーラも譲らず、コーナーでの三角飛びキックだ。ならばと吉岡はブレーンバスターで抱えてパンテーラをコーナーに叩きつける荒技を披露。さらにグラウンドでのヒザ蹴り連打で追撃だ。

そしてFUMIEを放った吉岡。悶絶するパンテーラをクロスフェースで捕獲して、ギブアップを迫る。これを逃れたパンテーラに吉岡はリバースのフランケンシュタイナー。一度踏ん張ったパンテーラを強引に回転させる。

しかし、パンテーラもすぐさまトラースキックで反撃。サイドに吉岡を抱えてマットに串刺しにしてみせた。これで両者ダウンという状況から、ヒザ立ちになってエルボー合戦を展開する。吉岡はラ・ミスティカで流れを変えてラ・マヒストラル。

だが、パンテーラもこれをキックアウトするとスタイルズクラッシュ。そしてスペシャルDDTだ。しかし、吉岡はパンテーラの大技攻勢にも3カウントを許さない。コーナーに上げられたところで息を吹き返すと、雪崩式のリバースフランケンシュタイナーだ。

この一撃で流れを変えた吉岡はバズソーキックで追撃。なおも3カウントを許さないパンテーラに、最後はクラッシュドライバー。ついにパンテーラから3カウントを奪い、クルーザーのベルトの奪還に成功した。

試合後、マイクを握った吉岡は「なんだかんだ、このクルーザーのベルト、俺が一番しっくりくるだろ? チャンピオンになったところで、来年行なわれる『CRUISER FES. 2020』、俺はチャンピオンだから出ない。言ってみれば俺への挑戦権をかけたトーナメントということだ。そのVTR流していいぞ」と言うと、映像で出場選手が流された。

出場選手とトーナメントの組み合わせが発表されると、アンディ、アレハンドロ、児玉、頓所、加偉が続々とリングに上がってくる。さらにヒートも登場。

ヒートはマイクを持つと「いい試合だったな。でも、こういう緩い雰囲気だからクルーザー戦線が盛り上がってないっていうことに気づけよ、クソガキ! この団体、なんか勘違いしているみたいだから一つ言っておくぞ。俺が欲しいのはそのベルトだ。こんなしょぼいメンバーで俺を並べてんじゃねえよ。ただよ、当たり前のように優勝してチャンピオンになって、こんなトーナメントやる意味なかったって教えてやるからよ。ナメんじゃねえぞ!」と言ってマイクを吉岡に叩きつけって去っていった。

再びマイクを握った吉岡は「俺はヒートに興味はねえ。そのマスクの奥の男に興味がある。いろいろあるぞ。このベルト作ったのは田中稔って言ったよな? お前ら、俺への挑戦権をかけたトーナメント、せいぜいがんばってくれ」と言って締めくくったのだった。

吉岡のコメント
「大事なところでかんじまったけど、ヒートなんて興味ねえんだよ。ヒートのマスクの奥の男には腐るほど用事がある。そいつを引きずり出す。そして『CRUISER FES.』、優勝者と俺は3.15大田区でタイトルマッチやってやるよ。これはもう決定だ。誰が上がって来てもいい。大田区で勝ち上がってこい。大田区でチャンピオンとして俺が待っててやるよ」

⇒次ページ(第3試合~第0試合)

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