【ノア】マサ北宮が『N-1』初制覇!GHC王者KENTAを襲撃し“選手会長権限”で王座戦を強制決定「俺がノアのルールだ!」

プロレスリング・ノアは9月23日、東京・後楽園ホールにて“シングルリーグ戦”「N-1 VICTORY 2025」優勝決定戦を開催した。

『N-1VICTORY 2025』
日程:2025年9月23日(火)開始11:30開場10:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,598人(札止め)

Aブロック代表のマサ北宮が、Bブロック代表のジャック・モリスを破り、悲願の初優勝。

しかし、その戴冠劇は、TEAM 2000Xによる非情な介入に満ちたものであり、試合後にはGHCヘビー級王者のKENTAを襲撃。

あろうことか、自らの“選手会長権限”を行使し、GHC王座への挑戦を一方的に決定するという、前代未聞の暴挙に出た。

ノアの選手会長でありながら、「TEAM 2000X」の“チェアマン”として君臨する北宮。

対するは、自らが結成したユニットを追放されたモリス。N-1の頂点を懸けた一戦は、あまりにも根深い遺恨が渦巻く、因縁の対決であった。

試合は、モリスがトペ・スイシーダやタイガードライバーで攻勢に出るも、その度にTEAM 2000Xのセコンド、タダスケやヨシ・タツが介入。

レフェリーの足を引っ張りカウントを妨害するなど、無法の限りを尽くす。

この介入で流れを掴んだ北宮は、イスへのパイルドライバーという非情な一撃でモリスに深手を負わせると、最後は必殺のストラングルホールドγで締め上げ、タップアウト勝ち。

あまりにも後味の悪い形で、N-1の頂点に立った。

<試合結果>

▼メインイベント(第7試合)N-1 VICTORY 2025優勝決定戦
Aブロック1位
マサ北宮 〇
vs
Bブロック1位
ジャック・モリス ×
22分40秒 ストラングルホールドγ
※マサ北宮がN-1 VICTORY 2025 優勝

試合後、リング上でマイクを握った北宮は、「後楽園ホールに昼間から集まった、ヒマな小市民どもに、一つ教えといてやるよ。会社の言いなりになってな、馬車馬のように働いても、結果なんか出ねえんだよ。そんなもんシカトしてな、チェアマンになった今、俺はN-1を獲った!オイ、覚えとけ!これが俺の真の実力だ」と、ファンを罵倒し、自らのやり方を正当化した。

そして、その矛先を、この日のリングサイドにいたGHCヘビー級王者・KENTAへと向ける。

「チャンピオンにもかかわらず、N-1も取れず、満身創痍でセコい勝ち方しかできず、ノアが経営傾いて、とっても大変な時に逃げるようにアメリカに行き、やっと後楽園が満員になった頃にのうのうと戻ってきやがって、ベルトまで巻いてやがる。そんなんでいいのかね、チャンピオン!」

この痛烈な口撃に対し、KENTAも「今日の試合、感動したよ、、、モリスに!」と挑発し返す。その瞬間、北宮はKENTAを殴りつけ、イスで滅多打ちにするという暴挙。

そして、大の字になった王者の顔を踏みつけ、こう叫んだ。

「てめえはな、俺のN-1覇者の靴底でもなめやがれ、この野郎!おい、ここでのびてる満身創痍のチャンピオンと、N-1覇者の“ザ・チェアマン”マサ北宮、GHCヘビー級選手権決定だ!これは選手会長権限を行使しての決定事項だ!」

■試合後バックステージコメント

タダスケ「チェアマン、おめでとうございます!」

※TEAM 2000Xの面々が拍手すると

北宮「アッハハハハハ、アッハハハハハ。オイ、(トロフィーを掲げると)これ見ろ?アホでもわかるN-1という結果を成したんだよ。選手会長であり、ルールだと言ってきたが、これで証明されたろ! あとはな、もうひとつ。GHCヘビーのベルトをあの満身創痍の、老いぼれの、出戻りの、いいとこ取りのチャンピオンからかっさらって、さらに力を証明してな。NOAHをもっと高みに上げてやるよ、俺が。アホどもにはな、好きなように応援したり、罵詈雑言を浴びせたり、ブーイングをしたり、物好きなヤツは歓声を送ったりしてな、好きなようにNOAHを楽しめ。てめえらにはその権利がある。だがな、そんなもん蹴飛ばすぐらい俺が力を証明して、てめえらのつまんねえ声援なんかはね返してやるよ。覚えとけ。俺がNOAHの選手会長、そして俺がNOAHのルールだ。I’m the chairman! アッハハハハ、アッハハハハ」

モリス「正直何て言ったらいいのかわからない。今年のリーグ戦は俺のものだと言い続けてきた。俺は自分を信じてきた。今日ここへ来ても、みんなの声援が俺を後押ししてくれた。だけどGHCヘビー級のベルトに手が届かなかった。これまで多くのものを犠牲にしてした。家族や友達、犬と離れて常にベストを尽くしてきた。でも、俺はここで諦めない。どこへも行かないし、いつか必ずGHCヘビー級のベルトを手に入れる」

※ここでナショナル王座のベルトを肩にかけたガレノが現れると

ガレノ「日曜日、僕はGHCナショナルチャンピオンなのに、あなたに負けた。それがとても悔しい。だからもう一回、このベルトをかけて戦おう」

※モリスも受諾し、2人は握手と抱擁を交わす

選手会長という秩序を守るべき立場の人間が、自ら“チェアマン”と名乗り、団体のルールを書き換える。

プロレスリング・ノアは、この日を境に、一人の独裁者によって支配される、暗黒の時代へと突入した。

<写真提供:プロレスリング・ノア>

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