【WWE】イヨ・スカイ、4万人熱狂の“驚弾”!金網頂上から決死の“トラッシュ缶特攻ダイブ”でアスカ&カイリらを一掃
11月29日(日本時間30日)、米国カリフォルニア州サンディエゴのペトコ・パークにて、WWEのプレミアム・ライブ・イベント「サバイバーシリーズ:ウォーゲームズ」が開催された。
4万6016人もの大観衆が詰めかけたスタジアムのメインイベントの一つとして行われた女子ウォーゲームズ戦は、7年連続出場となる“ジーニアス・オブ・ザ・スカイ”イヨ・スカイが、今年もその異名通りに天空を舞い、チームを勝利へと導く劇的な幕切れとなった。一方で、対立するアスカは痛恨の誤爆により自軍を崩壊させ、明暗がくっきりと分かれる結果となった。
巨大な金網に囲まれた2つのリングを使用し、5対5のチーム戦で行われるこの過酷な試合形式。イヨ・スカイは、リア・リプリー、シャーロット・フレアー、アレクサ・ブリス、そしてAJリーという強力なメンバーとタッグを結成。対するは、アスカとカイリ・セインの“カブキ・ウォリアーズ”に加え、ナイア・ジャックス、ラッシュ・レジェンド、そしてベッキー・リンチを擁する連合軍であった。

©2025 WWE, Inc. All Rights Reserved.
試合は、前日のスマックダウンでアドバンテージを獲得したイヨ軍のシャーロットと、アスカの対面で静かに幕を開けた。規定時間ごとに選手が追加されるこのルールにおいて、戦況を大きく動かしたのは、やはり“ウォーゲームズの申し子”イヨ・スカイであった。

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自軍2番手として登場したイヨは、自身のロゴが入ったトラッシュ缶のフタを携えてリングイン。コーナーに控えるアスカに対し、フタごとのメテオラを見舞い、スタジアムに大歓声を巻き起こした。

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しかし、数的不利な状況を覆すべく投入されたカイリ・セインが、戦場の空気を一変させる。手にしたチェーンを巧みに操り、イヨ、シャーロット、アレクサをまとめて拘束すると、アスカ、ベッキーと共にトリプルドロップキックを敢行。

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さらにアスカの悲鳴に近い「カイリー!」という救援要請に応え、イヨのクロスボディをトラッシュ缶のフタで迎撃するなど、阿吽の呼吸を見せつけた。

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混戦に拍車をかけたのは、10月の日本公演で鼻を骨折し、ホラー映画『テリファイド』にインスパイアされたフェイスガードを装着して現れたリア・リプリーの登場である。

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リアはイヨのためにトラッシュ缶本体と竹刀を持ち込み、戦局を押し戻す。イヨはこのトラッシュ缶をカイリの上半身に被せ、助走をつけたドロップキックで吹き飛ばすなど、凶器を最大限に利用した攻撃で観客を沸かせた。

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クライマックスは、両軍入り乱れての大乱戦の中で訪れた。数で勝る悪女軍がイヨを捕らえ、アスカとカイリが合体のインセイン・エルボーを狙うも、リアがカット。窮地に陥ったアスカは起死回生の毒霧をリアに見舞おうとしたが、シャーロットの妨害により、味方であるラッシュ・レジェンドの顔面に噴射してしまう。

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この痛恨の誤爆が勝負の分水嶺となった。視界を奪われ戦闘不能となったラッシュを尻目に、イヨ軍が一気に攻勢に出る。リアとシャーロットがナイアをダブルブレーンバスターで投げ捨て、アレクサがツイステッドブリスで追撃。

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そして、リング上の混乱をよそに、いつの間にか金網の最上段へと登りつめていたのがイヨ・スカイであった。

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AJリーから手渡されたトラッシュ缶を頭からすっぽりと被り、視界ゼロの状態となったイヨは、金網の頂点から決死のスワントーンボムを敢行。

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眼下の敵集団をまとめてなぎ倒す驚愕の一撃は、まさに“空の天才”の真骨頂であった。

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この決定的なダメージにより敵軍は壊滅状態となり、最後はAJリーが因縁の相手ベッキー・リンチをブラックウィドウで捕獲。屈辱のタップアウトを奪い、イヨ軍が激闘を制した。

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女子選手として史上初となる2019年のウォーゲームズ開催から7年連続で参戦し、この特殊な試合形式を知り尽くしたイヨ・スカイ。今年もまた、トラッシュ缶という無機質なパートナーと共に、記憶に残る名シーンを生み出した。
試合後、勝利の興奮冷めやらぬイヨは、自身の公式インスタグラムを更新。最高の相棒となったトラッシュ缶と共に動画に登場し、喜びを爆発させた。
「今年のウォーゲームズも、イヨ・スカイ様と、このマイパートナー、いやマイベストフレンドのトラッシュ缶が大活躍したぞ。イェーイ!!そして、そして、そして私たちみんな大活躍して、AJリーさんがベッキー・リンチさんに勝ったぞ。もうアスカとも、カイリともやりたくなーい。でも私たちはまだまだ高みを目指すぞ、イェーイ!」
アスカやカイリとの抗争に一定の区切りをつけるような発言をしつつ、さらなる高みを見据えるイヨ・スカイ。

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ペトコ・パークの夜空に打ち上がった勝利の花火は、WWE女子戦線の中心に彼女がいることを高らかに告げていた。
一方、毒霧誤爆という失態を演じてしまったアスカと、奮闘むなしく敗れたカイリ・セインら日本勢の今後の巻き返しにも注目が集まる。
世界最高峰の舞台で繰り広げられた日本人スーパースターたちのドラマは、来春のレッスルマニアに向けて新たな局面を迎えることとなるだろう。
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