【ZERO1】2.24(祝)超花火プロレスに向けた会見 電流爆破は大仁田に返却!今後は超プラズマ爆破デスマッチを開催!きっかけはアントニオ猪木の一言
14日、ZERO1道場にて、2/24 川崎『超花火プロレス』についての会見が行われた。
沖田リングアナ「私どもが、大仁田厚選手と8年前より、電流爆破マッチを主体としたイベントをおこなってまいりましたが、大仁田厚選手引退とともに、この電流爆破継承、正式継承というかたちでイベントをさせて頂いておりました。
しかし、大仁田厚選手が8度目の復帰。そして、仲間と思っていた、当社ZERO1役員、選手にも「今後、電流爆破の特許を取るので『二度とZERO1では爆破できない』よ!」(大仁田氏)と、いうことが直接ご本人の口からございました。これまで一緒に力を合わせてきて、まさかとは思いましたが、信じていたご本人の口からでましたので、私たちの方で念のため調べさせていただきました。
国会議員まで勤められた、大仁田さんが『特許、特許』言うもので、なかなか時間がかかってしまったのですが、よく調べましたところ、『商標登録』というかたちで『電流爆破』という4文字が、昨年の12月27日、株式会社大仁田屋さんの方で受理されておりました。
ということで今後、電流爆破という文字に関しましては大仁田屋さんの許可なく、私たちは一切使えない、ということです。そこで私たちも、大仁田さんを超えることこそ、大仁田選手への恩返しと思い、『電流爆破』というものは本人にお返しする形で、これからは新しい爆破形式デスマッチというものを進めていこうと一念発起いたしました。
そんな時に、思い出しましたのが、昨年の10月26日、私どもがおこなっております、靖国神社奉納プロレスに“燃える闘魂”アントニオ猪木さんがご来場されまして、その際に猪木さんが『今、時代はプラズマだ。気体でもなく、液体でもなく、個体でもなく、第4のエネルギーに今オレはハマっている』ということを、リング上で言われました。
私どもも雲を掴むようなものでしたが、そのプラズマというものを勉強させていただきまして、改良に改良を重ねまして、まだ発展途中ではございますが、その『プラズマ』を爆発させてスタートしていこうとなりました。
ので、私どもが今後おこないます大会の爆破マッチは『超プラズマ爆破デスマッチ』というかたちにさせていただきたいと思います。今後一切、『電流爆破』はおこなわないということをここに宣言させていただきたいと思います。
ただ、大仁田さんが今も使われていらっしゃいます『爆破バット』に関しましては、花火シリーズで発案、スタートしたものでございます。大仁田さんも当初は鬼棒とか色々なものを使っていたのですが、いつの間にかバットに戻っております。私どももこの『爆破バット』に関しては、私たちも今後、『商標登録』を改めてさせていただきたいと思っております。ただ、これに関しましても、イベントで行っていることが申請はできません。やはり会社として申請しなければならないため、本日はそのへんも含めまして、工藤めぐみEPよりみなさまにご挨拶をさせていただきたいと思います」
工藤EP「ただいま沖田アナから説明がありましたとおり、今回電流爆破というものは大仁田さんの方に敬意を持って、お返ししたいと思います。
私たちは『電流爆破』から卒業いたします。
それに伴いまして超プラズマ爆破マッチという新しい、時代とともに新しく生まれ変わる私たちのプロレスを見ていただきたいと思います。
そして、私達はイベントとして『超花火』をおこなっておりましたが、こういった行為(大仁田サイドからの攻撃)に、弱かったのも事実です。
ですので、これからは超花火プロレスというものを団体として運営していきたいと思います。
今、決定しております2・24川崎は、生まれ変わった超花火旗揚げ戦というかたちになります。
そして、まず初めに団体として動こうとした時に、ある選手の顔が浮かびました。
隣に座ってくれている、田中将斗選手なんです。
ご存じの通り、田中選手はZERO1所属なのですが、私たちが築いてきた爆破マッチの正式な継承者として、田中選手に新しい超花火のエースとして担っていただきたいと思い、ZERO1さんに相談させてもらいました。
そして、田中選手に関しましては、ZERO1と超花火のダブル所属ということで頑張っていただけるという事になりました。
そしてもう一人。
超花火は今まで、爆女王というベルトもつくってまいりました。
女子にも力を入れています。なので、私はこの新しい時代に生まれ変わる、運命的な女子選手としてアジャ・コング選手にもコンタクトを取っております。それに関しましてまだ…」
尾崎魔弓「ちょっと待ってよ。アジャは、OZアカデミー所属なんだけど」
工藤EP「はい、これは私の方で。まぁ、申し訳ないですけどコンタクトはアジャ選手にとってま…」
尾崎「ちょっと勝手にやめてくんない? そういうこと。何にも聞いてないんだけど」
工藤EP「でも、これはアジャ選手が個人的に、もうすでに前向きな発言をしてくれています」
尾崎「知らねぇよ、そんなの」
工藤EP「これはもう、アジャ選手と尾崎選手の方で話をしていただきたいなと思っています。団体として、所属という契約をしているものは正式なものですけれども、プロレスラー・アジャコング選手の意向というものをご尊重していきたいと思っています」
尾崎「勝手なこと言ってんじゃねぇよ!」
工藤EP「その辺はアジャ選手、どのような契約をしているかわかりませんので。アジャ選手関しましては正式な答えをご本人の方からキチンといただいて私の方で発表したいと思いますので。とにかく、男子の方は田中将斗選手。それと、現在はアジャ・コング選手にコンタクトを取っているということでご報告させていただきます。
そして運営に関しまして、私たちはまだ発足して力が微々たるものなので、ZERO1さんの力をこれまでのようにお力を借りていきたいと思っております。
ZERO1さんの“イジメ撲滅”というテーマと一緒に、私たち超花火は“地方創生”ということを掲げてまいりました。プロレスの来ない田舎町へ大仁田さんと爆破で盛り上げてまいりました。これからは、田中選手、アジャ選手と、もっともっと地方の老若男女の皆様にプロレス、爆破をお届けしたと、思います。こちらも一緒に合わせて2つのテーマを取り組んでいって、私たちも一緒にZERO1さんと力を合わせて、これから頑張っていきたいと思っております。
そしていつか、『超花火プロレス』として独り立ちしたいと思います。」
田中将斗
「そうですね、今2団体所属発表になりましたけど。
プラズマ爆破のリングであろうが、通常のZERO1のリングであろうが今までと変わらず全力ファイトでいきます。
超花火も、川崎からはプラズマ爆破も始まりますので。その場所にCIMA率いる#STRONGHEARTS。
まぁ、彼らすごく今人気者で、色々なところに出てますけども。
プラズマ爆破のリングに上がるっていうのは彼らはもちろん初だし、ボクも初なので。
今まで電流爆破のリングは何度かボクらも経験してますが、プラズマ爆破となったらこっちも初、あっちも初。
イーブンな状態でやれると思うのですごく楽しみにしてます」
尾崎魔弓
「だいたいなんだよ、プラズマって。聞いてねえよ!
見たろ、さっきの。
あんなんできるかよ。爆破でさえ、こっちは命かけてやってるんだよ。
なんだよ、さっきのプラズマ。
冗談じゃねぇよ。
なんだよ、超花火。
アジャのことといい、プラズマのことといい。
何勝手に決めてるんだよ、テメェらよ。冗談じゃんねぇよ、やんねぇぞ!」
松本浩代
「お久しぶりです、“破壊する女”松本浩代です。
『プラズマ。』
さっき見ました。本当にスゴいと思う。
前回の爆破よりスゴいと思う。だけど、私はアレを見て…早く闘いたいと思った。
去年爆破を経験して、ベルト取って1週間で奪われて、私は爆破の世界に入るって決めて、プロレスラー松本浩代として、爆破の道で生きていくって決めたんだよ。
それをなぁ! オイ! やりたくねぇ? ふざけんじゃねぇテメエ!」
ベルト置いて、さっさと帰れよ!」
尾崎魔弓
「テメェに言われなくたって帰るよ、バカヤロウ!
見てろテメエら! 超花火コノヤロウ。オマエらいい加減にしろよコラ!」
―プラズマ爆破の実験を体験してみてどうだった?―
「そうですね…まだ本当の体感、見てしかいないので。
正直見た感じは、ちょっと怖いかなっていうのはあります。
最後ちょっと燃えてた部分もあったので。それが自分のコスチュームとかに引火した場合を考えると怖いなっていうのが。」(田中)
―今後猪木さんとの絡みは?―
「今回のプラズマというものに関しましては、アントニオ猪木さんの発言がとても大きなヒントになっていますので、できることであればお願いして、実際にプラズマというものを見ていただきたいなという気持ちです。
なので、お声をかけさせていただきたいと思っております。」(工藤EP)