【マスターズ】蝶野正洋が難しい状況下にも大会を開催した武藤敬司に「心からお礼申し上げます」

28日、武藤敬司プロデュースPRO-WRESTLING MASTERSが東京・後楽園ホールにて開催された。

メインイベントにてPRO-WRESTLING MASTERS Presents 燃える闘魂60周年メモリアル スペシャルタッグマッチ 60分1本勝負 藤波辰爾&藤原喜明 vs 武藤敬司&スーパーJ with 蝶野正洋が行われた。




当初発表されていたカードは藤原喜明&藤波辰爾&武藤敬司vs天山広吉&小島聡&スーパーJであったが新日本プロレスが新型コロナウイルスの感染拡大の防止として大会を中止したことによりカードが変更。

蝶野は新型コロナウィルスが心配される中で来場した観客に向けて「オイ、オマエらよくもぬけぬけと今日出てきたな!」と話し始めると「今日はな、何個か気をつけてもらいたいことがある。まずこれから出て来るメインイベント、ジジイ2人だ。よーく覚悟して見とけ。それから、オマエらも同じように年取っているんだ、わかるか。声援は小さく、年寄りあんまり刺激するんじゃねえぞオラ」と入場を控える藤原&藤波タッグを挑発、そして「マスターズ今日開催、無謀かなと思いましたけども、この英断に、武藤敬司に心からお礼申し上げます」と大会決行の判断に感謝を述べた。


試合は、セコンドの蝶野が乱入すると藤波を抑え、武藤のシャイニングウィザードが炸裂。さらに蝶野が藤波にケンカキックを見舞おうとするもスーパーJに誤爆、倒れ込んだスーパーJから藤波がドラゴンスリーパーでギブアップを奪って勝利。

試合後の武藤は開催について難しい判断に「今の時点は自己満足の中で(やって)良かったと思っている。世間のあれ(意見)は後から来ることであって、それに対して対応するしかないですね」と語った。

そしてセレモニーを行った猪木氏について「偉大な人ですね。師匠ですよ。真似はできないけど、参考にしながら武藤流にアレンジしながら追いかけていきたい」と神の存在を表現した。

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