【DDT】3.11 さいたまスーパーアリーナ DDT EXTREME級選手権は目隠し乳隠しデスマッチ!HARASHIMAvs青木真也が広大な敷地で異次元のブラ取り合戦

11日、DDTプロレスリングは『DDT LIVE!不要不急の路上電流爆破プロレス”in さいたまスーパーアリーナ』をAbemaTVで配信した。

会場となったさいたまスーパーアリーナのコミュニティアリーナ

新型コロナウイルスの影響を懸念しノーピープル(無観客)で実施された路上プロレスのセミファイナルでHARASHIMA vs 青木真也によるDDT EXTREME級選手権が行われた。

右手に“いつでもどこでも挑戦権”をつけながら硬い表情で入場する青木

DISASTER BOXの吉村を携えて鬼滅デザインのTシャツ姿で入場のHARASHIMA

EXTREME級選手権はルールが王者と挑戦者により都度かわる。今回も試合が始まる前まで全くルールに関しては明かされていない状態で選手が入場してきた。

井上マイクリングアナより読み上げられたルールは「目隠し乳隠し」デスマッチ。HARASHIMAも青木もTシャツを脱ぐとそこには乳隠し(ブラジャー)が装着されている。

乳隠しをした状態で目隠しを装着する両者

ゴングがなるも目隠しのせいで相手との距離感・相手の場所がわからない。セコンドの吉村らが必死に場所を指示する

互いに位置感がわからず、ケリやタックルが空を切る。リング無しの目隠しデスマッチの恐ろしい部分だ。序盤の展開ではこのまま両者が触れ合わずに放送時間が終わってしまうのではないかと視聴者から危惧の声も漏れた。

ガッチリと組み合えばグラップラーの青木真也の得意領域。HARASHIMAの足を極める

一方のHARASHIMAもコブラツイストで応酬。目隠し乳隠しで負けなしのHARASHIMAはこの体制から青木のブラジャーを外しにかかる。必勝体勢だ。

コブラから抜け出した青木にHARASHIMAが蒼魔刀でフィニッシュに向かうが足元のボードにひっかかりこけてしまう

青木真也は卍固めの体制にHARASHIMAを捉えてブラジャーを獲りに行く

遂にHARASHIMAのブラジャーが青木真也によって剥ぎ取られた!

DDT EXTREME級選手権目隠し乳隠しデスマッチ
【王者】HARASHIMA✖
13分13秒 ブラジャー剥ぎ取り
【挑戦者】青木真也〇
※HARASHIMAが4度目の防衛に失敗、青木が第48代王者となる。

勝ち名乗りを受ける青木真也

敗れたHARASHIMAは乳を隠しながら悔しさをにじませる

勝利した青木真也は乳隠しを頭部につけながら余裕のインタビューに応える。

<試合後のインタビュー>

HARASHIMA「無観客試合で青木さんは“いつでもどこでも挑戦権”を持ってて、ボクはEXTREMEのタイトルマッチで今回は絶対負けられない試合ということで自分の得意なルール、過去2回やって100%勝ってるルールで臨んだんですけど、シチュエーションが無観客ということも影響はなかったと思うんですけど、勝つことはできなかったですね。ああいうルールでも青木さんは強いなと感じたので、悔しいですね。また出直したいと思います…」

――リングが無かった影響はあったか?

HARASHIMA「さいたまスーパーアリーナ・サブアリーナの広さというのもあったし、床の感覚も違うので自分で出したルールなんですけど、どこかアウェイのような感じもして、なかなか雰囲気がつかめなかったです…」

――異色のルール、異色の会場でベルトを取り返したが

青木「そうですね。実はさいたまで試合するのは2015年12月29日以来なんですよ。桜庭 vs 青木戦以来なんですけど、久々にさいたまの控室に自分が試合する立場で入って『ああ久々さいたまだなあ…』と思っていたらこのルールで。まあねぇ…この落差のある人生っていいですよね」

――色んな思い出のある会場に、今回が思い出の一つに加わった?

青木「そうですね。上から下までありますよね、本当に…このさいたまで2005年・2006年位からずっとボクの格闘技の歴史はここと共にありましたから…それにまた幅が広がったというのは凄く価値のあることだと思います」

――ブラジャーをつけて戦う気分は?

青木「うーん、真面目ですよ。勝負だから…色んな世界とか価値観があると思うんですけど、その中でこれができているのはボクだけだから。だからこそ、このEXTREME級のチャンピオンであり、日本の格闘技・プロレスも含めてボクしかできないことをやっているという自負があります」

――無観客については?

青木「難しいね…それ一番難しい。だって声が聞こえないんで、自分がどうなっているかわかんないわけじゃないですか。お客さんと一緒に作るというものに慣れていると『これはどうなんだ?』と。だから本当の目隠しですよね…これは相当難しいと思います。当然、目も隠れてますけど、もう一つ観客の声も崩れているから、そりゃ難しいですよね」

――その中で何を頼りに戦ったか?

青木「大丈夫だよね?とずっと思い続けるしかないですね…『オレ、大丈夫だよね』『出来てるよね』というのを思い続けるしかなくて。何か大きなものと闘っている、観客だけじゃなくて2つ・3つ・4つ位と戦っているイメージでしたよね」

――今後、王者として“いつでもどこでも挑戦権”も持っていることについては

青木「2つあるので、この2つの武器を最大限使って、DDTのリングのできる限り中心に近い所までにじみ寄れたらいいかなと…まず4月5日に富士で試合があるので、静岡大会があるので、そこで郷土にちなんだ試合ができればいいかなと思います」

この大会の模様はAbemaTVで1週間視聴が可能。未視聴の人は是非チェックして欲しい。

※1週間経過後はAbemaプライムで視聴が可能

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