【W-1】無観客ラスト興行にイケメン、AKIRA、浜、中之上、大和がサプライズ登場。武藤「またいつかどこのリングになるか分からないけど出会うことができたらいいね」<4.1後楽園>
1日、WRESTLE-1が無期限での活動休止前最後となる後楽園ホール大会を開催した。
武藤敬司を中心に全日本プロレスを退団したメンバーで、2013年に旗揚げされたWRESTLE-1は2月29日の会見にて、経営不振により4月1日(水)の今大会を最後に、無期限の活動休止を発表、所属選手は3月31日(火)をもって退団となっていた。
この日は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の為、無観客での開催となり、GAORAスポーツにて後日独占放送される形での開催となった。
メインイベントの8人タッグマッチでは武藤敬司&カズ・ハヤシ&近藤修司&河野真幸 vs 稲葉大樹&土肥孝司&芦野祥太郎&羆嵐が行われ、カズが熊嵐のダイビング・セントーンで敗戦。
試合後にカズは「W-1、活動休止前に本当は興行中止という判断をしなくちゃいけない時に、こうして映像で僕たちの生の声を、今現状の生の声を皆さんに届けることができて本当によかったです。これからW-1の選手みんながいろいろな道を進んでいくと思います。お願いがあります。W-1みんなの選手の今後というものを見ていただきたいです。Twitter、Instagramなどみんなやってます。追いかけてほしい。どうやって生きていくか、その生き様を見てほしいです」とメッセージを送った。
そして、出場全選手をリングに集めると「今日、肌を合わせていない選手もいるんでバトルロイヤルをやりたい」と急遽提案。
武藤に参加を促すもこれを拒否、すると「ビッグなゲストたちが来るから。カモン!」と呼び込むとAKIRA、浜亮太、中之上靖文の元所属選手がサプライズ登場。
さらには黒潮“イケメン”二郎や大和ヒロシと豪華なバトルロイヤルは征矢がリンダマンをワイルドボンバーで仕留め勝利した。
最後は全員で集合写真を撮り、6年半の活動を終えた。
バックステージで武藤は「正直、36年やってきたけど無観客試合っていうのは初めての経験だね。なかなか難しいものがあってね。客さえいたら、全お客が泣くような試合やりたかった。それが観客がいないと難しいわな。W-1はいったん、活動休止するけどプロレスは永遠に不滅だから、みんなW-1の経験をカテにして、自信を持って、大部分はプロレス界に残ると思うんで、またいつかどこのリングになるか分からないけど出会うことができたらいいね」語った。
また、対戦した4選手から技を受けたことを引き合いに出して「それはそれで自信になるし、こればっかりは、相手がコロナだとどうなっていくか不安はいっぱいだけど許される限り自分の身を磨くことをしていこうかなと思っています」と控室へ戻っていった。