【DDT】自粛期間が続く中、選手から本音のメッセージ!坂口征夫「自分の身は自分で守る」竹下幸之介「やっぱりお客さんの前で試合がしたい」ディーノ「プロレスラーは諦めません」

4日、DDTプロレスリングは2AWスクエアから無観客試合「DDT UNIVERSE LIVE! April fool 2020」を配信した。

その中で、新型コロナウイルスの影響で観客ありの大会ができず、苦しい状況が続く中、心のこもったメッセージが3選手から送られた。

KO-D無差別級次期挑戦者 イラプション 坂口征夫

今この状況、情勢だとかもうこればっかしは仕方のないことで。本来はDDTにベルトを取り戻す姿を後楽園ホールで皆さんにお見せしたかったのですが、ただ、自分のやるべきことは変わらないので。新宿FACEでお客さんがいようがいまいが田中将斗を倒して、ベルトをDDTに取り戻して、この情勢が戻った時に、お客さんが会場に足を運んだ時に自分がベルトを巻いた姿を生で見せられればいいなと思ってます。そのためには必ず田中将斗を殺ります。

皆さんもこういう状況であたりどころのないストレスとかいろんなものがあると思うんですけど、今の状況って何かやったら誰が悪い、これやったらあれが悪い、そういう風にストレス溜まって流されがちなんですけど、前にもリングで言った通り、個人個人が、一人一人が気を付けてれば自ずと防げるものでもあるし。安倍も守ってくれないし。小池も守ってくれないんで。自分の身は自分で守る。こういうことが凄く大事だと思うので、頑張って今の状況を乗り越えて、自分は皆さんの前に顔を出したいと思っているので、それまで楽しみにしていますので、皆さん頑張っていきましょう!

ALL OUT 竹下幸之介

今あえて僕がもう一度言うまでもないのですが、日本だけでなく世界がこういう大変な状況で苦しんでいます。僕達プロレスラーが出来ることを考えて、SNSの発信だったりとか、オンライン上でのサイン会だとか、様々なことを僕達も試行錯誤、試している状況ではあるのですが、やっぱりプロレスラーはプロレスを皆さんに見てもらうしかないと思っています。なので今この自粛の中、こうして2AWさんの会場をお借りしまして、無観客で映像の配信をさせていただいていますが、せっかくこういう場を設けていただきましたので、本音で話させてください…

本気の本音を言うとやっぱりお客さんの前で試合がしたいです。無くなって気付くことってあると思うんですけど、お客さんの声援が無い状況になって、いかにいつも僕たちプロレスラーの力に声援がなっていたかっていうのを、強く気づかされました。1日も早くライブで、生で、会場で見ていただけるよう、僕達DDTグループ、全員でこの期間踏ん張っていきます。DDTプロレス、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス、全員で踏ん張っていきますので、今この期間は、まだいつまで続くかわからないですけど、DDT UNIVERSEの方で過去の映像でも、無観客試合でも楽しんでいただきまして、そして再びお客さんの前で試合が出来るようになった際は、沢山のご来場ご声援お待ちしておりますので、よろしくお願いします!竹下幸之介でした。


男色ディーノ

本日は貴重な時間を視聴に使っていただきありがとうございます。今、日本、そして世界は非常に厳しい状況に追い詰められています。見えない敵と闘うために、自粛を余儀なくされて、その結果色んな産業や色んな活動が失われつつあります。働きたくても働けない人たちは今、先行きに対する不安でいっぱいでしょう。

一方で、今はまだ働きに出られている人、いつ自分が働けなくなるのか、いつ自分がかかってしまうのか、そういう不安を抱えながら、それでも外へ出て、働いてくれています。みんなが不安なんです。でも私は思うんです。自分のことで恐縮なんですけど、プロレスラーで良かった。プロレスというものに携われて良かった。プロレスラーの仕事って人によって解釈が違ったりするんですけど、私の思う、最大のプロレスラーの仕事って、立ち上がることです。どんなに追い込まれても、例えその日の試合に負けた後でも、立ち上がって、それぞれのファイティングポーズを取る。そういうプロレスラーでいて良かったって思ってます。

今、こうやって無観客で試合が逆に言うと出来てます。これがこの先何がどうなって、こういう形ですらも届けられなくなるかもしれません。でもプロレスラーは諦めません。必ず立って、その姿を届けます。もしこれを見てる人たちが部屋の中で不安に苛まれ、そういう人がいたら、またそういう時が来たら、そういう時こそこのリング、そしてプロレスを思い出して欲しい。約束する。私たちは諦めない。そして立ち上がる。みんなが倒れたら、ちょっとだけ早く私たちが立ち上がって、ファイティングポーズを取る。

だから諦めないで。私で言うとどんな状況になろうとも、下品でくだらなくて賛否両論あるようなことをやり続ける。それが私のファイティングポーズ。最後に私から見てる人にメッセージ。てめぇらなんざな、こういうことだ(中指を突き立てながら)知ったことか!もしなんか不平不満があるんだったら、この中指に文句があるんだったら、直接私に言って来い。いつか自粛が明けた会場でだがな!それまでは私もおめぇらも生き残ろうぜ!

 

自粛期間が続く中、観客としてプロレスを生で見れない日々は辛いものだが、レスラー達も「お客さんの前で試合がしたい」という切なる思いをこらえて日常が復活する日々を諦めずに待っている。どうかプロレスファンの読者諸氏も強い心で自分の身は自分で守りながらこの苦境を乗り越えていきたい。

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