【編集長もビックリ! お宝拝見‼】③「特別御招待券」
「編集長もビックリ! お宝拝見」③はミスターX氏が秘蔵する「特別御招待券」です。
新日本プロレスから40年ほど前に、後援者、関係者、常連のファンらにプレゼントされたもので、有効期限や使用方法などに特記事項はなく、会場に直接、訪れればチケットと交換できたようです。
当時は東京・南青山に新日本プロレスの事務所はありました。郵便番号が3桁なのも懐かしいですね。ちなみに郵便番号が7桁になったのは平成10年(1998年)からです。
同じビルの1階には「MIO」という喫茶店が入っており、喫茶店なのに定食類が充実していました。どれもおいしく、特に「サバのみそ煮定食」が人気でした。
選手、スタッフが訪れ、インベーダーゲームに興じる姿をよく見かけたものです。メキシコ遠征から帰国した木村健悟氏に、坂口征二氏が「このタコとこのイカを、ピュンピュンと撃って・・・」と、熱心に教えていました。その坂口氏が「世界の荒鷲」ではなく「不死身の荒鷲」と紹介されているのも、時代を感じさせます。
2018年に亡くなった倍賞鉄夫さんから「これ、どうぞ」と、X氏は手渡されたそうです。「実際に使った人はいたのかな。みなさん、記念に取ってあるのでは。私ももったいなくて使えず、現在に至っています。関係者に感謝の気持ちを伝えたんじゃないですか。」と振り返っていました。