【DDT】ノア・拳王率いる「金剛」がDDTマットを占拠し社長批判!高木三四郎は強権発動で6.6に全面対決へ
プロレスリング・ノアの拳王(35)が率いるユニット「金剛」のメンバーが、神聖なDDTマットを占拠し、同団体とノアの社長職を兼務する高木三四郎(50)を批判。怒りの高木社長は直接対決を要求し、「WRESTLE PETER PAN 【DAY1】」(6月6日配信)で、高木、樋口和貞(31)、松永智充(39)のDDT軍が、拳王、マサ北宮(31)、覇王(34)の「金剛」軍と全面対決することが決まった。
30日に動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で放送された、無観客による「DDT TV SHOW! #5」(DDT TV SHOWスタジオ)に、拳王、北宮、稲村愛輝(27)、覇王、仁王(34)、征矢学(35)の「金剛」勢が現れリングに上がった。
マイクを持った拳王は「『WRESTLE UNIVERSE』を見てる、クソヤローども! オレのこと説明しなくてもわかってるだろ。DDT社長の高木三四郎が大嫌いな拳王だ。DDTの社長、それともう一つ、オレたちノアの社長も兼任してるな。ノアのこと、何やってるんだ? オマエはノアの改革を何かしたのか? DDTのことしか考えてないんじゃねぇのか。この汚ねぇキャンバスの、この汚ねぇリングのことしか考えてねぇだろ。ノアの社長やってて、どう乗っ取ってやろうかって。DDTよりノアの方が下だと序列つけたいんだろ。オマエなんかどうでもいい。オマエはノアにいなくていい。オレがオマエからノアを守ってやる!」と高木社長を痛烈に批判。
ここで、「FIRE」のテーマ曲に乗って、高木社長が登場し、「拳王! 金剛! ここがどこだと思ってるんだ。DDTのリングなんだよ。オメエら、言いたい放題言ってくれてるけど、そんなに文句あるんだったら、リングで勝負しようじゃないか。社長命令だ。DDT、ノア・グローバルエンタテインメントの社長として命令してやる。このオレと闘え。このDDTのリングで闘え!」と直接対決を要求し、拳王と高木社長は、しばし視殺戦を展開した。
バックステージで拳王は「高木、何が社長命令だ。オマエのこと、社長と思ってないから通じない。仮にDDTの社長としても、『FIRE』って何だよ。オマエをノアの社長からファイアーしてやる!」と吐き捨てた。
高木社長は「一つ、ハッキリさせとくけど、ノア・グローバルエンタテインメントの社長はオレだから。社長命令。拳王、オレとリングで闘え。リングで決着つければいい」と話した。続けて、「オレをファイアーする? 同じ言葉を返してやる。 ノアを改革するなら、アイツをファイアーしてやる。ここはDDTのリング。激しい闘いになると思うし、お互い譲れないものがある。正面切って受けてやる。なめられたくない。DDTだろうが、ノアの選手だろうが、社長の強権発動です」と締めくくった。
1月にノアがDDTと同じサイバーエージェント傘下に入り、高木がノアの社長を兼務することになったが、これまで両団体は、ノア副社長の丸藤正道がDDTに参戦したくらいで、リング上ではほとんど接点がなかった。だが、ここにきて、事態は急展開、DDTと「金剛」の禁断の対抗戦が現実のものとなる。