【ノア】『N-1 VICTORY 2020』直前会見!拳王「史上初の連覇をして、N-1=(イコール)拳王を植えつける」中嶋「腐りきったこの今のノアの流れをぶっ壊す」潮崎「”優勝”この2文字しか見ていません」
プロレスリング・ノアは17日、都内にて18日(金)名古屋国際会議場にて開幕する『N-1 VICTORY 2020 ~NOAH NUMBER ONE PRO-WRESTLING LEAGUE~』の直前記者会見を行った。
会見には出場選手(DRAGON GATEの望月成晃を除く)11人が出席して、意気込みと同ブロックで意識する選手、決勝戦で戦いたい選手などを語った。
Aブロックは潮崎豪・清宮海斗・マサ北宮・征矢学・望月成晃・桜庭和志、Bブロックは拳王・丸藤正道・杉浦貴・中嶋勝彦・谷口周平・稲村愛輝。
両ブロックの1位が10月11日(日)エディオンアリーナ大阪 第1競技場で行われる決勝戦で優勝をかけて戦う。
各選手の意気込みは以下
Aブロック
欠席した望月成晃のコメントを味方リングアナが代読
望月「N-1 VICTORY、2年連続で出場させていただきありがとうございます。今、M’s allianceとしてやらせてもらっていますが、これは個人戦。他団体から出場している意味をもう一度見つめ直して、昨年惜しくも逃した決勝進出、そして優勝をしっかり見据えて戦います。全選手、初シングル。それも楽しみです」
征矢「今回、N-1初出場ということで、何が何でも実績を作って、優勝したいと思ってます」
北宮「例年にたがわず、一心不乱に勝利に貪欲に戦いたいと思います。強者ぞろい、曲者揃いのAブロックではありますが、マサ北宮の信念を貫き通して、力で悲願の初優勝つかみ取ります」
清宮「1月の4日に潮崎さんに負けたあの瞬間の悔しさを今でも忘れません。あの日から自分に足りないものは何なのか、考えて戦ってきました。そして今、いろんな世界観に新しい世界観に飛び込んでいって、自分の感覚っていうものが変わってきてるので。明日から始まるリーグ戦、N-1 VICTORYのリーグ戦一戦一戦が本当に待ち遠しいです。細かい部分ほんとどうなるか自分でも予測つかないところはありますが、しっかりこのリーグ戦で自分の実力を証明して、GHCの戦いにいきたいと思います」
桜庭「どうも桜庭でございます。このメンバーの中で結構みんな大きい人が多いんですけど怪我しないように一つ一つ頑張って優勝できればいいかなと思います」
潮崎「N-1 VICTORY 2020、潮崎豪、個人として戦わなくてはいけない相手がいます。”優勝”この2文字しか見ていません。I am NOAH」
――このブロックで特にマークする選手と、決勝で戦いたい相手を教えてください。
征矢「じゃあ、ありきたりに答えさせていただきますが。まあ今回初出場、そしてシングルで当たるのが初めてのメンバーが多いので、一戦一戦楽しみでしかありません。以上です」
北宮「やっぱりこの隣のベルト持ってる人(GHCヘビー王座・潮崎)にしっかり勝って、決勝ではナショナルチャンピオン(拳王)に上がってきてほしいなと。ノンタイトルでタイトルホルダーとシングルマッチできるというのもこのリーグ戦ぐらいしかないと思うんで、そこはしっかり腹決めて臨みたいと思っております」
清宮「初対決の選手が多いということで、それは自分にとってプラスになるかなというふうに思うところはあるんですが。やはりGHCのベルトを持ってる潮崎豪選手、そこの戦いをしっかりみていきたいと思います」
桜庭「全員ちょっと厳しいと思います。あとはもし優勝できて、向こうのブロック当たるとしたら、杉浦選手とシングルをやってみたいと思います」
潮崎「同じブロック、初戦が一番大事だと俺は思ってます。征矢学、この試合に勝って、次に繋がる戦いをしていきたいと思ってます。決勝は向こうのブロック誰が上がってきてもノアの戦いをみせるだけです。さっきも言ったように優勝しか見えてないので、上がることだけを考えてます」
――潮崎豪、個人として戦わないといけない相手がいるというのが同じブロックにはいない?
潮崎「いや、征矢選手、マサ選手、桜庭選手、清宮選手。このブロックでもそれぞれの俺、個人の戦いになりますし。Bブロックは当たるとしたら決勝で当たることになりますけど。どの選手も潮崎豪、個人には、とても意味のある戦いになると思うんでね」
――中嶋勝彦ではないかと思いましたがそこは違うと?
潮崎「そこは勝ち上がってきた時、もちろん決着つけないといけないと思ってますし。そこは上がってきた選手がこのN-1 VICTORY 2020の俺にとって意味のある戦いだと思ってます」
――桜庭選手はシングルマッチのリーグ戦に出ること自体がUWFインターの時に4人のリーグ戦に出ていますが、プロレスのシングルのリーグ戦に出る心境は?
桜庭「僕自身は特には何とも思わないですけど。まあととえ短い期間の試合なので、たぶんそこは厳しくなってくると思いますので、そこだけ注意して、本当にケガしないように全試合できるように頑張っていければいいかなと思ってます」
――桜庭選手、ケガをなくシングルの連戦を乗り切る為に一番必要なものはなんだと思いますか?
桜庭「今のところ考えてないですけど(笑)でも質問もらうとそうですねやっぱり見てもパワーの差があるので、そのパワーをどうかわすかっていうのは考えますけど、他の選手もいるので、質問されてもちょっと困りますけど…かわさないかもしれないです」
――9月22日夜、23日昼夜とシングル3連戦となりますがここについては?
桜庭「そうですね、そういう一日何試合もするのはたぶん大学のレスリング部以来だと思うんで。その時は若かったのでできたのもありますけど。今は連続でやるとどうなるのかわからないですけど、やってみないとわからないですけど。まあそこで疲れてケガして次の試合ができないというふうにならないように、やっぱ適当に。適当にって言っても本当に適当っていう意味じゃなくて、抜くとこは抜いて、力入れるところは入れてって感じでやっていくしかないと思いますね」
Bブロック
稲村「N-1 VICTORY初出場、稲村愛輝です。今まで何度もチャンスはあったけど、それを一つもものにできていないので、このN-1 VICTORY必ずチャンスを掴んで結果を出したいと思います。よろしくお願いします」
谷口「もう何の結果も出せず中途半端に終わっている自分を変えるためにしっかり今年は優勝目指して、優勝にこだわって、結果を出したいと思います」
中嶋「意気込み? 特にないね。どうせさこのN-1、誰かの為にやるんだろ? 誰かのために何かよ。I am NOAHとか言ってるヤツの為にどうせ開いたもんだろ! みえみえなんだよ。そういう腐った、腐りきったこの今のノアの流れをぶっ壊すよ。お前らが想像できないぐらいの刺激を俺がこのN-1にぶち込んでいくから。期待してくれ」
丸藤「昨年は全敗だった丸藤正道です。今年は非常にコンディションもいい、でもシングルとしての結果をしっかり残せてないので。まずはこのN-1しっかり優勝して。まあその先も見据えて、この2020年、20周年ノア。やっぱり俺がトップに立たなきゃいけないと思うので。もう9月なんでね。残り少ないこの数ヵ月でそれを必ず実行したいと思います」
杉浦「まぁ、個人的にはやはり優勝を狙います。そしてこのN-1っていう名前になって2年目になるのかな。我々でね、激しい試合をして、もっともっと、このN-1という名前を価値のあるリーグ戦にできればいいと思ってます。どこの団体にも負けない、N-1 VICTORYというのが一番価値のあるリーグ戦、戦いになるように我々でしていかないといけないと思ってます」
拳王「N-1 VICTORY!と言われても、何かキャッチーなイメージないよな。 同時期に開催となった新日本プロレスのG1、全日本プロレスのチャンピオン・カーニバルは歴史も伝統もある。だが、ノアのN-1 VICTORY、何もイメージ湧かねぇよな。 今年から違うぞ。俺が シングルのリーグ戦、ノア史上初の連覇をして、N-1=(イコール)拳王というのをな、このN-1に植えつけたいと思う。そして、去年負けるのが怖くて出なかった清宮!(大声で) ここにはいなかったな。おい、いないけど言ってやるぞ。負けるのが怖くて出ない?、N-1の価値を下げた清宮、おいこれが許してもらえる清宮本人、そしてそれを許す会社、そしてそれを許すN-1出場選手たち。お前らのな、そのヌルい根性を叩き直してやるんだ。おい!、さっきも言ったけどな、俺が史上初の連覇をして、N-1=拳王。それで今年のN-1は終わりだ」
――このブロックで特にマークする選手と、決勝で戦いたい相手を教えていただけますでしょうか。
稲村「特に誰とか、決勝で誰とか、自分はまだそんなこと言えるような実績も結果も残してないので、一戦一戦しっかり戦って、強く戦って。それがどうなるか、それをしっかり示したいと思います」
谷口「もうほんとに優勝という結果だけを見て、まあ誰とやりたいというか、ほんとに目の前の敵一戦一戦に集中していきたいと思います」
中嶋「特にないよ。でもあれだな。反対側のブロックはどうせI am NOAHって言ってるヤツが来るんだろ。そいつを壊す為。どうせ今もぬるま湯につかってんだろ。 このノアっていう会社にさ。そういうものを全部俺がぶっ壊すよ。お楽しみに」
丸藤「そうですね。注目といってもやっぱり、隣にいる杉浦さんはじめ、拳王、中嶋、そこが強いのはわかってるんで注目も何もなく、そして稲村の今の勢いと若さ、そこも非常に楽しみにしているんですが。俺が一番注目しているのが右隣にいる谷口。不安で不安でしょうがないよこいつと試合するのが。なあ谷口、俺は誰と試合やっても、それなりのいい試合をする自信があるんだけど、谷口と試合するのが不安でしょうがないよ。大丈夫か谷口。今からでもいいんじゃないか。N-1出るのを辞めといても。ほんとに不安でしょうがない、心配でしょうがない。頼むよ谷口。注目しているよある意味、オマエと試合することを。しょっぱい試合をさせないでくれ。よろしく頼む。優勝決定戦で戦いたいのはAブロック、やっぱりM’s allianceとして一緒に行動しているモッチー(望月成晃)さんとやれたらいいなと。そこはキレイなストーリーを自分の中で描いています。不安でしょうがないのはこいつ(谷口)だけです」
マイクを奪い谷口が「すみません、目の前の敵に一戦一戦、集中して戦っていきたいって言ったんですけど変わりました。同じブロックで楽しみな戦い丸藤。しっかり僕の強さを見せつけて勝ちたいと思います」と丸藤に戦線布告。
杉浦「そうですね、谷口以外はみんな。(丸藤が隣で俺と逆だとつぶやく)そうですね逆ですね。谷口以外はいい勝負ができると思ってます。そして谷口と戦うのは、しょっぱい試合になりそうで怖いです。(丸藤が同じくですとつぶやく)そして反対側はやっぱりし、杉浦軍の桜庭和志、一緒に決勝で戦いたいと思います」
拳王「言わなくても、分かってると思うから。コメント、控えさせていただきます」
――金剛としては今回のリーグ戦は5人出場で最大派閥と言っていい状況ですが、金剛としてN-1でどのようなものをみせたいですか?
拳王「金剛、最大派閥。どんどん強い信念を持ってるヤツが増えていくよな。会社に対して、不満を持ってるヤツはまだ他にもいるんじゃないのか。 9月1日からプロレスリング・ノアが(株式会社)Cyber Fightになったよな。おい、その9月1日、朝っぱらから強い信念をみせたヤツがいるだろ。 それはここでは何も発言しないぞ。 おまえらでしっかり考えろ。他にもプロレスリング・ノアには強い信念を持ってるヤツがいるかもしれないからな…」
――杉浦選手、冒頭にありましたが、秋のシングルリーグ戦が他団体と重なっているというのは意識していますか?
杉浦「非常に意識します。はい。だからこのリーグ戦の内容、どこの団体にも負けたくないですね、はい」
昨年優勝の拳王が史上初の連覇か、GHCヘビー級王者として潮崎が制覇か、清宮の巻き返し、杉浦と桜庭が決勝で当たるかなど見どころが多いリーグ戦は明日(18日)開幕。
各大会情報や対戦カードは公式サイトにて https://www.noah.co.jp/n12020/