【新日本】<10.1長岡大会>『G1 CLIMAX30』試合結果・バックステージコメント全文掲載
10月1日(木)、新日本プロレスはG1 CLIMAX30 Bブロック公式戦5試合を含め全6試合を新潟・アオーレ長岡で開催。
各試合結果、バックステージコメントを掲載。
G1 CLIMAX 30
日時:2020年10月1日(木) 16:30開場 18:30開始
会場:新潟・アオーレ長岡
観衆:1,685人
<試合結果>
▼第1試合 15分1本勝負
△辻 陽太 vs △ゲイブリエル・キッド
15分00秒 時間切れ引き分け
辻「(バックステージに来るなり膝をつき)キャリアがどうとか言ってたけど、そんなもんはな、リングの上では関係ねえんだよ! お前、10年のキャリアだったな? 俺は2年ちょっとだよ。でもな、どうだ、今日の結果? 俺は勝てなかった。でも、お前も勝てなかった。実力はそんなに開いてねえんだよ。なんなら、今までの戦いだったら、俺のほうが対戦成績は上だろ。関係ねえんだよ。そんなことでな、もっと口を慎めとか言ってんじゃねえよ。リングの上に立ったら、ぶつかって、投げ合って、どっちが最後に勝利のゴングを聞けるか、それだけなんだよ!」
※コメントルームに入るなり、自分の顔面をバンバンと叩いて
ゲイブリエル「(日本語で)ダイジョウブデス。全く問題ない。まだやり足りないか、ツジ? 今すぐやろうぜ。時間制限がなかったら、あのままずっとお前とやり合ってた。お前も全然やり足りないだろ。やろうぜ! かかってこい!」」
▼第2試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦
〇ジュース・ロビンソン(3勝1敗=6点) vs ×矢野 通(3勝1敗=6点)
6分42秒 エビ固め
矢野「痛い痛い痛い痛い! 目がよく見えないよぉ! こんなんでできるか、バカ野郎、おい!」
ジュース「コーラクエンで俺は何て言った? 絶対に俺が勝つって言っただろ。ヤノ、お前は腐る程トリックを持ってるけど、俺にはおまえの手口なんか一切通用しないんだよ? お前はそのやり方で、タナハシ、オカダ、ナイトー、ジェイ・ホワイト、誰が相手でも勝ちを取ってきた。でも、おまえの手口はお見通しだ。丸め込みで来るのだってわかってたさ。コッチもこないだ丸め込みでタナハシに負けてるから、また同じ技で負けるわけにはいかなかった。次はヒロシマでEVILか……。アイツにはまだ一度も勝ったことがない。でも、今回は違うぞ。次勝てれば、俺の『G1』最高記録に並ぶ。テンション上がってきたぞ!絶好調だ! (日本語で)バッチリデス! イチバン、セクシー! EVIL、覚悟するがいい!」
▼第3試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦
×後藤 洋央紀(1勝3敗=2点) vs 〇ザック・セイバーJr.(2勝2敗=4点)
3分59秒 ヨーロピアンクラッチ
※コメントルームに登場するが、しばらく水のペットボトルをもてあそんで。
ザック「知ってるか? アイツ、『G1』のGはゴトーのGとかほざいてるらしい。(水をゴクリと飲んで)ハハハハ! ハハハハ! ハハハハハ!」
※後藤はノーコメント
▼第4試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦
〇棚橋 弘至(2勝2敗=4点) vs ×YOSHI-HASHI(1勝3敗=2点)
18分41秒 ハイフライフロー→片エビ固め
棚橋「よし、2勝目。これで2勝2敗、五分に戻した。負けが続いてまくったこともあるよ。まくったこともあるけど、やはり点数っていうのはね、1点差の世界だから。やっと言える。言うの忘れてた。ちょっくら優勝してきます。(一旦引き上げかけたが、思い出したように再びカメラの前に戻り、満面の笑みで)YOSHI-HASHI、お前には負けたくないよ。ただ、今日は俺がたまたま勝った、ということ」
YOSHI-HASHI「最後、手応えは十分あったから。でも、最後の最後、返されちゃったから。意味ないかもしれないけど、でも、俺は必ず弘至の前に立ちはだかって、次こそは、次こそは俺が勝ちを収めてやるからな。それまでは膝が悪いとか、そんなこと言ってる場合じゃねえぞ」
▼第5試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦
×KENTA(2勝2敗=4点) vs 〇“キング・オブ・ダークネス”EVIL(2勝2敗=4点)
15分40秒 EVIL→片エビ固め
東郷「3つ、3つ!」
EVIL「いいか、おい、これが今のEVILだ。KENTA? KENTAについてはノーコメントだ。行くぞ(と東郷に声をかけて控室へ)」
KENTA「(バックステージに来るなりTVカメラマンに向かって)何が言いたいかわかるよね? 俺が何を言いたいかわかるだろう。太ってんなぁ! だから負けたんだよ。だから負けたんだ。お前のせいだ。お前ら、聞きたいんだろ? いつもキンタマとかやってて、いざ自分がやられて負けたらどんな気分だって。(しばらく間を置いてから)最高だよ。これもプロレスだよ、まさに。まあ、あいつらに関しては俺なりの、俺なりの想いもあるから。まあ、それはいいとして、言ったろ、俺。一戦一戦に別に一喜一憂するつもりもないって。今日は気分悪いからよ、何が言いたいかとかどうとか、最初に言ったけど、(再びTVカメラマンに向かって)お前のせいだよ! 太ってんなぁ!」
▼第6試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦
×内藤 哲也(3勝1敗=6点) vs 〇SANADA(1勝3敗=2点)
27分08秒 ラウンディングボディプレス→体固め
内藤「(フラフラした足取りでやって来て倒れ込み、寝転びながら)ああ、皆様の予想通りの結末になっちまったぜ。まあ、でも俺はちゃんと、耳元で3カウント聞いたからね。言い訳はしないよ。さすがだね、SANADAは。さすがだよ。これで俺が(目標に)あげてた全勝優勝はなくなってしまったけど、次戦は俺のホームである広島でのYOSHI-HASHI戦。うん、まあ仕切り直しの舞台としてはちょうどいいでしょう。結果がついてきてないとはいえ、なんかYOSHI-HASHI調子いいんでしょ? 俺が気にかけてた、燃え尽き症候群じゃないみたいだからね。仕切り直しの相手としてはちょうどいいよ。舞台も俺のホームである広島だしね。それにしても、今日の負けは……(立ち上がりながら声を張り上げて)悔しすぎるぜ! カブロン!」
※SANADAはノーコメント
<写真提供:新日本プロレス>