【DDT】遠藤哲哉が佐々木大輔を降しKO-D無差別級を防衛!DAMNATIONはジャイアンリサイタルの糸で大団円!11.3 大田区「Ultimate Party 2020」

3日、DDTプロレスリングは大田区総合体育館で「Ultimate Party 2020」を開催。

メインイベントでは遠藤哲哉と佐々木大輔のDAMNATIONからカリスマを追放したものとされた者同士の一戦が行われた。

Ultimate Party 2020
【日時】2020年11月3日
【会場】東京・大田区総合体育館

佐々木大輔はコーナーに遠藤の足を縛り付けてパイプ椅子を殴打

跳び技が生命線の遠藤の足を徹底的に攻撃していく

王者の遠藤哲哉も負けじとサスケスペシャルで佐々木を撃ち落とす

試合中盤でリンダマンらがレフェリーの注意を引き付ける隙にノブがパイプ椅子をリング内に放り投げ手にするも

これをノブに返す遠藤。男同士のタイトルマッチにイスは必要ないのだ

カリスマは遠藤に頭からダイブ

佐々木をツームストンパイルドライバーの姿勢に捉えた遠藤だったが

これを佐々木がカナディアン・デストロイヤーで切り返す

向かい合う両者

佐々木は弾劾式のペディグリーを敢行

さらに場外の席に遠藤を座らせての決死の長距離ダイブ

クロスフェイスで遠藤の首を絞り上げる

試合も終盤に近付き遠藤が非常のパイプ椅子攻撃に手を出そうとするも後ろからポーリーがこれを阻止。ポーリーは佐々木側に寝返り

その隙に急所攻撃からパイプ椅子3連打のカリスマ。3発目はイスの底が抜ける程の威力

遠藤の1度目のシューティングスタープレスは

佐々木がヒザの剣山をたてておりクリーンヒットはできず

佐々木は得意のミスティコ式のクロスフェイスを敢行

最後は遠藤が朦朧とするカリスマを抱きしめてから顔を抑え込んで倒し

2度目のシューティングスタープレスを

完璧な弧を描いて

カリスマに叩きこみスリーカウントを奪って見せた

▼メインイベント BLACK OUT presents KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>○遠藤哲哉 vs 佐々木大輔●<挑戦者>
27分48秒 エビ固め
※シューティングスター・プレス。第75代王者が4度目の防衛に成功。

勝利した遠藤哲哉にはベルと共に200万円の賞金が授与された

ポーリー・大和ヒロシと共にリングを去ろうとする佐々木をひきとめる遠藤。「戻って来い!観客の前でキッチリ責任とってもらうぞ」

エア10カウントゴングを鳴らし引退をしようとする佐々木に

遠藤「引退するのは逃げじゃねえか。責任をとるならもっともっとプロレスにしがみつけよ」と厳しく引退を許さず。

遠藤「こうでもしないとアンタはふざけるでしょ。今日、本気のアンタと戦えて嬉しかったよ。そこでまた、俺たちのDAMNATIONでテッペン目指さねえか?カリスマよ…」と追放した佐々木のDAMNATIONへの復帰を許す発言。

お互いに上から目線で譲らないながらも握手を交わす両者

その刹那、会場の光が青に変わり音楽が流れる…

なんとDAMNATIONの巨人・石川修司が現れ中島みゆきの「糸」を熱唱!ジャイアンリサイタルである。観衆も携帯のライトでこのリサイタルを盛り上げる。

大田区でのライブを成功させ両者の仲を取り持つ石川修司

遠藤「世界的にコロナウイルスで安心できない日々が続いてます。6月さいたまスーパーアリーナが中止になり、11月も両国が中止になりました。でも今日大田区総合体育館でこれだけ多くの人が集まって大会ができました。これもここに集まってくれた皆様のお陰です。でも俺たちはまだ満足はしていません。さいたまスーパーアリーナ、両国国技館、そして大田区総合体育館でもっともっと大勢のお客さんをいれて試合ができるように俺たちは戦い続けます。勿論その時に最後までこのリング上に立っているのは俺たちDAMNATION。プロレスはこれからも止まり続けずに前に進みますんで、おまえら俺たちから目を離すな!以上!」

DAMNATIONは更に人数を増やし勢力を拡大して大団円

<試合後>

負けた佐々木はこれからは引退ロードだ。2080年までやるぞ。記者が死ぬのが先か俺が死ぬのが先か勝負だ!と息巻いた。

賞金200万円の使い道を尋ねられた遠藤は「カリスマに渡す必要性がなくなったんで貯金ですね」と堅実な意見。

歌声だけの出演となった石川は、これで満足せずに東京ドームでも歌いたいと更なるリサイタルの要望をぶちあげた。

カリスマが復帰し、遠藤哲哉の強さも凄みを増すばかり、ジャイアンリサイタルも冴え渡り、大和ヒロシも加わったDAMNATIONは更にDDTを牽引していく…

 

全試合結果は下記の通り

▼第1アンダーマッチ 15分一本勝負
●中村圭吾 vs 岡谷英樹○
4分24秒 片エビ固め
※ダブルアーム・スープレックス

▼第2アンダーマッチ 15分一本勝負
○大和ヒロシ&星誕期 vs 渡瀬瑞基●&納谷幸男
9分0秒 ジャストX

▼オープニングマッチ MAO復帰戦 30分一本勝負
●勝俣瞬馬 vs MAO○
7分51秒 片エビ固め
※マリーンズ・トルネード・スプラッシュ

▼第二試合 30分一本勝負
●男色ディーノ vs 彰人○
9分51秒 口の呼吸 参ノ型 口付け

▼第三試合 サバイバル4WAY6人タッグマッチ 30分勝負
①大鷲透&吉村直巳&○平田一喜 vs マッド・ポーリー&エル・リンダマン&島谷常寛●
7分12秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め
②大鷲透&吉村直巳&○平田一喜 vs スーパー・ササダンゴ・マシン&大石真翔&アントーニオ本多●
9分50秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め
③樋口和貞&○坂口征夫&赤井沙希 vs 大鷲透&吉村直巳&平田一喜●
11分3秒 首固め

▼第四試合 ヤネカベ presents DDT EXTREME級選手権試合~ウェポンランブル 60分一本勝負
<王者>●青木真也 vs 高木三四郎○<挑戦者>
10分55秒 ラ・マヒストラル
※青木が6度目の防衛に失敗、高木が第49代王者となる。

▼第五試合 スペシャルタッグマッチ~ハラシマルフジvsシーマソーマ! 30分一本勝負
●HARASHIMA&丸藤正道 vs CIMA&高尾蒼馬○
12分47秒 エビ固め
※ジントニック

▼第六試合 DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
<王者>●クリス・ブルックス vs 上野勇希○<挑戦者>
14分5秒 片エビ固め
※リストクラッチ式WR。クリスが3度目の防衛に失敗、上野が第4代王者となる。

▼セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○秋山準 vs 竹下幸之介●
25分48秒 フロント・ネックロック

▼メインイベント BLACK OUT presents KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>○遠藤哲哉 vs 佐々木大輔●<挑戦者>
27分48秒 エビ固め
※シューティングスター・プレス。第75代王者が4度目の防衛に成功。

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