【新日本】ヒロムが“最高の変態”田口を下し首位へ「オレが優勝するまで残り二試合!」<12.5鹿児島大会>
新日本プロレスは5日、鹿児島・サンアリーナせんだいにて『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』を開催した。
この日は『BEST OF THE SUPER Jr.27』公式戦5試合を含む全6試合が行われた。
第6試合の結果及び試合後バックステージコメントを掲載。
『WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27』
日時:2020年12月5日(土) 17:00開場 18:30開始
会場:鹿児島・サンアリーナせんだい
観衆:1,803人
▼第6試合 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr. 27』公式戦
×田口 隆祐(3勝5敗=6点)
vs
〇高橋 ヒロム(6勝2敗=12点)
25分30秒 エビ固め
▼高橋ヒロムのマイク
「待てよ、田口さん。訂正する、アンタはただの変態じゃない。最ッ高の変態だ!なんか、この試合通して、アナタからいろいろ学ぶことがあった気がするよ、わかんないけど。あ、もう帰っていいですけど。あ、大丈夫です、べつに帰ってください。大丈夫です、お帰りください、どうぞ。やっぱ変態だな、アレは。ただの変態だったな。ここからはオレの話になっちゃうんだけどさ、じつはオレ、昨日誕生日だったんだ。あー、わかるよ、わかるよ! みんな、声を出しちゃいけないからさ、本当だったらさ、みんなのサプライズの誕生日ドッキリみたいな、誕生日大合唱みたいなのがあったんだろうけど、我慢するよ。だからオレ、歌います!
ハッピーバースデイ、トゥーミー♪ハッピーバースデイ、トゥーミー♪ハッピーバースデイ、ディア、ヒロムちゅわあああ~ん、ハァ~~~♪ハッピーバースディ、トゥーミー♪
オーケー、みんな!ありがとうよ!『BEST OF THE SUPER Jr.27』も、もう終盤だ!オレが優勝するまで残り二試合!もっと!もっと!もっと!もっと!もっと!もっと!もっと!みんなで~、楽しもうぜ~~!!」
▼試合後バックステージコメント
ヒロム「(※コメントスペースに座り込み)クソー、手こずった……。このシリーズ、あの人の試合、何回も見返したけどさ、なんのヒントになるようなものがないんだよ。面白いぐらいにさ、なんのヒントもないんだよ。あの人、ずっとあのままなんだよ。でも、やっぱり……ただの変態じゃないんだよ。言い方、難しいな。なんて言ったらいいんだろ? まあ、言いたくないけど、言いたくないけどさ、新日本プロレスジュニア、生え抜きの新日本プロレスジュニア、尊敬すべき変態だ。……ああ、いやいやいや、なし。いまのなし。もっかい、ちょっと……変態です。あれはただの変態でした。今の“ただの変態です”で大丈夫です。
さてお次は、(※スケッチブックのワトのぺージを見せて)待ちに待った、天山広吉とのシングルだよ。楽しみだな。初シングルだ。天山広吉……ワクワクすんなあ、へヘヘヘ……」
田口「いやあ、ビックリするぐらい、ビックリするぐらい疲れなくて。立ってコメントできる状態じゃなかったですよね、いままで。でもね、立ってコメントできるぐらい、非常に調子よく試合できたんで。調子に乗ったなあ……。調子に乗って……。調子に乗っちゃあダメだって、『調子に乗っちゃダメだよ』って言ってたんですけどね。長渕が、俺のなかの長渕さんが言ってたんですけどね。『調子に乗んじゃねえよッ』『足もとすくわれんぞッ』って。すくわれちゃった。完全に、いやあ完全に、勝てると思ったら。TIME BOMBやっちゃおうと思ったらな、逆に……。まあ、(担がれた時に体を)ピンと、ピンとするっていう対策を練ってきたんですけどね。それであそこでやってやろうと思ったんですけどね。そこの返し技は用意してたんですけど、あんなスムーズにTIME BOMBいっちゃうと、ちょっと思ってなかったんで。そしたら丸め込まれましたね。あれはちょっと裏の裏っていうか、裏の裏を読みすぎましたね。完全に。
いやあ……。まあちょっと残念な結果になりましたけど、『SUPER Jr.』の1戦があるんで。DOUKI戦、最後、明日勝って、4勝5敗ですか。3勝6敗と4勝5敗じゃ違うんで。勝って締めたいと思います。締まりよければすべて良しということで。キュッと締めたいと思います。あ、そう、ふんどしが。ふんどしをはいた日に、タイツ脱がしたらダメだよ。ふんどしで、今日は脱がさないと思ったら……やるな、やっぱりヒロムは」
<写真提供:新日本プロレス>