【東京女子】山下実優&伊藤麻希が2・11後楽園での「NEO美威獅鬼軍」との対戦に向け好発進も、沙希様&メイ・サンに襲撃され赤っ恥!

 東京女子プロレスが1月31日、東京・板橋グリーンホールで「TOKYO JOSHI 2021 WINTER~LOVERS~」を開催。2月11日の東京・後楽園ホール大会で、「NEO美威獅鬼軍」とタッグ対決する山下実優、伊藤麻希組が好発進するも、沙希様、メイ・サン=ミッシェルの襲撃を受け、赤っ恥をかいた。

 1月16日の東京・成増アクトホール大会で伊藤が「NEO美威獅鬼軍」との対戦をぶち上げ、パートナーにはバックステージで休憩中にグミを食べていた山下を連れてきて指名。当初は事情をよくのみ込めていなかった山下だが、「沙希様には1回シングルで負けた借りがある」として受諾し、2・11後楽園での山下、伊藤組VS沙希様、メイ・サン組が決定した。

 これまで、山下と伊藤は、先のイッテンヨン(1月4日、後楽園)で一騎打ちを行うなど、対角に立つ機会が多かったが、1・31板橋では純粋タッグを結成して、セミファイナルで角田奈穂、猫はるな組と激突。角田組も奮闘したが、山下が伊藤を抱え上げ、そこから伊藤が猫にハイアングルからのヘッドバットを見舞う合体技をみせた。すかさず伊藤がえげつない角度の逆エビ固めで絞り上げて猫からギブアップを奪った。

 山下は「連係もうまくいったし、案外相性いいかも」とマイク。

伊藤は「伊藤と山下は、あの死闘を乗り越えたんだから強いんだよ。だから自信をもて。2月11日、後楽園、絶対勝てるぞ。NEO美威獅鬼軍のみんな、今日伊藤たちがやってもよかったんだけど、後楽園まで待ってやるよ、伊藤たちはやさしいから。せいぜいびびって欠場だけはすんなよ。 まあ3分もあったら殺せるけどな!」と怪気炎。

 すると、この日、試合が組まれていなかった「NEO美威獅鬼軍」が突如現れ、メイ・サンがトレイで伊藤の頭を一撃。さらに、山下はトレイで足を滑らせて転倒させられ、沙希様からバラの花でぶっ叩かれた。

 伊藤が「オマエら、調子に乗ってんじゃないよ!」と叫ぶと、沙希様は「どこかから寝言が聞こえてくると思ったら、あなたたちだったわけ? 2・11のお後楽園ホールでは、あなたたちはこうして、私たちの前にひざまずくわけ。アンタたちは全力でその運命にあらがいなさい。今のあなたたちはコース料理の前菜にもならないわけ」とバッサリ斬り捨てた。

さらに、沙希様が山下を、メイ・サンが伊藤を踏んづけて、山下組はこれ以上ない屈辱を味わわされた。

 バックステージで山下が「油断できない。もっと連係しっかりやって強くならないと」話すと、悔しさで号泣の伊藤は「次から油断せんよ。絶対負けたくない。潰してもっと上に行こう」とコメントした。

 山下と伊藤は果たして、決戦の舞台で「NEO美威獅鬼軍」に勝って、この日の屈辱を晴らすことができるのか?

 また、2・11後楽園でニューヒーローズ(シン・ウルトラショヲコ、ハイパーミサヲ)の挑戦を受けるプリンセスタッグ王者で「爆れつシスターズ」の天満のどか(パートナーは愛野ユキ)は、この日、ミサヲ(withウルショコ)とシングルで前哨戦を行い、キルスイッチで勝利。

天満は「ベルトを守り抜いて、みんなの心のヒーローになってやる。絶対に勝つ」と必勝を期した。

【大会名】TOKYO JOSHI 2021 WINTER~LOVERS~
【日時】2021年1月31日(日)
【会場】東京・板橋グリーンホール
【観衆】107人(超満員)

オープニングマッチ 20本勝負
○上福ゆき&鈴芽&遠藤有栖 vs 愛野ユキ&らく&宮本もか●
10分26秒 片エビ固め
※フェイマサー

第二試合 15分一本勝負
○天満のどか vs ハイパーミサヲ●withシン・ウルトラショヲコ
5分58秒 片エビ固め
※キルスイッチ

第三試合 20分一本勝負
坂崎ユカ&○瑞希 vs 舞海魅星&汐凛セナ●
10分29秒 キューティースペシャル

セミファイナル 20分一本勝負
山下実優&○伊藤麻希 vs 角田奈穂&猫はるな●
10分8秒 逆エビ固め

メインイベント 20分一本勝負
○辰巳リカ&乃蒼ヒカリ&小橋マリカ vs 渡辺未詩&桐生真弥●&原宿ぽむ
12分18秒 ドラゴンスリーパー

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