【新日本】SHOとヒロムの対話に飯伏が割って入る!飯伏「欲しがってるでしょ!?(ニヤリ)」

▼試合後バックステージコメント

本間「オイ、内藤! この野郎、お前! お前と俺は違うんだよ、お前! やってやる」


 
ワト「BUSHI、俺の蹴りをもっと、イヤになるまで、蹴り食らわしてやるよ」


 
SHO「今日こそ聞きたい。“会えるチャンピオン”いや、“会いに来てくれるチャンピオン”…今日も…聞きたい…」
 
※ヒロムが現れ、コメントスペースにしゃがんでSHOと横並びになる。

SHO「よかった。今日こそ聞かせして下さい」

ヒロム「もう手っ取り早く言うわ。“あれ”来ちゃうからさ。もう、すぐに聞かしてもらう。俺の質問は単純。あなたの夢はなんですか? 聞かしてくれ。あいつ来ちゃう前にさ」

SHO「俺がなぜ…」

ヒロム「おお」

SHO「この新日本プロレスにいるか? それは、最強であるためだ」

ヒロム「おお」

SHO「その…」

※飯伏が現れ、「お~~っ! お~とっとっとっと…」などと言いながらSHOとヒロムのあいだに割って入る。

ヒロム「なんだろう、なんか(苦笑)」

飯伏「(※2人の反応を見て)あれ!?」

ヒロム「なんか、もういいよ。いいよ、いいよ。大丈夫(苦笑)。いや、なんか…なんか…うん」

飯伏「悪いことした!?」

ヒロム「いや、いいタイミングだと思うわ、俺は。いいタイミングだと思う。なんかもう俺自身、来てくれるのをなんか望んでいるというか、なんか、そういうふうに俺自身も構えちゃった」

飯伏「欲しがってるでしょ!?(ニヤリ)」

ヒロム「いやいやいや…(苦笑)。あの、ちょっと人の話、聞いてもらっていいかな!? いや、でももうなんかいいよ。なんか俺もあれだから、イブたんって呼んでいい!?」

飯伏「イブたんって呼んで(※笑顔で)」

ヒロム「(笑)」

飯伏「ヒロムちゃんって呼ぶから」

ヒロム「ああ、俺も別にヒロムちゃんって言われてなんか悪い気はしないから…」

飯伏「ちょっと待って! ちょっと待って」

ヒロム「オッケー、オッケー、ハイハイハイハイハイ…オッケー、オッケー、オッケー、オッケー」

飯伏「いま、俺らは、ヘビーとジュニアのタイトルマッチをしてる最中。僕はまだジュニアのタイトルマッチが見えない。ということは、ちょっと今日は、SHO君に話してもらおう…」

ヒロム「だから!(苦笑) 俺は最初から…」

飯伏「(※さえぎって)真ん中に! 真ん中に! 真ん中に!(SHOを座らせよう)」

ヒロム「あのね、あのね、最初から言ってるんだ、俺、それ! わかる!? 俺、なんかちょっと、もうなんか“イブたんワールド”かなと思って、俺は1歩引いてたけど、言わしてもらう」

飯伏「(※穏やかな笑みでヒロムの顔を見つめ)うんうん」

ヒロム「最初から、俺はSHOの気持ちを聞きたかった。SHOがどんだけジュニアのことを思ってるのか? ジュニアについてお互いこうやって熱く語りたかった。俺はそういう場にしたかった。それをあなたはブチ壊したの。それにもかかわらず、なに!? 今日にかぎって、なに!? SHOの話を聞こうじゃないかって!? なんかもうそういうのって面白いなって逆に思うよ。うん。イブたん、すごいと思う」

飯伏「じゃあ、ホントにやるの!?」

ヒロム「うん」

飯伏「今日はSHO君の話聞こう」

ヒロム「ほ~、ほ~、ほ~、それはいいよ」

飯伏「どう!?」

ヒロム「だから、いいよ。俺はいいよ」

飯伏「(※SHOと入れ替わって端へ行き)やっぱジュニアとジュニアで話をして! ね? SANADAさん、どこ行ったの!? 俺、ヘビー級の話がしたいんだけど。いつ…」

ヒロム「(※さえぎって)うるさい、黙って! いま(SHOが)話そうとしてるからさ。黙って、いま。な!?」

飯伏「いっしょ、いっしょ…」

ヒロム「(※聞かずに)いやいや、黙って。ホントに、ホントに、マジで。いや、俺はマジでホントに、いやホントになんかこういうふうな感じに、俺はしたくなかった!」

飯伏「(※食い気味に)わかった! じゃあ、ちょっと待ってて。シィーーッ…!! 1発、1発、ちょっとかましてやって。ジュニアの気持ちを、今度、挑戦するジュニアの気持ちを、ちょっと熱く…」

ヒロム「(※さえぎって)オイ、SHO! いいのか、オイ!? ずっと“これ”に話させていいのか、お前!? “これ”のさ、口をふさいででも、お前は何か言うべきだろ!」

SHO「(※飯伏の口をふさぎ)もう1度、僕に質問して下さい」

ヒロム「ああ、じゃあ改めて聞こう。SHO、あなたの夢はなんですか?」

SHO「俺は、最強のレスラーになるために、この新日本プロレスに入った。その(IWGP Jr.)ベルトこそが、100キロ未満最強の証だと思う。だからこそ、それを獲るために、俺はこの新日本プロレスのレスラーになったんだよ」

飯伏「(※横から口を挟み)これもこれも、この(IWGP IC)ベルトも、この(IWGPヘビー)ベルトも、価値は同じ。ベルトは全部同じだから」

ヒロム「(※さえぎって)言ったべ!? 言ったべ!?」

飯伏「(※止まらずに)1番上だから…」

ヒロム「いまSHOがしゃべってる。言ったべ!?」

飯伏「言ったね」

ヒロム「言ったべ!? アンタも言ったじゃん、自分で。『いま黙って話聞いとこう』って。それをなんでガマンできないの!?」

飯伏「ガマンできない」

ヒロム「まったくちょっとしたアレがガマンできないのかな~!?」

飯伏「俺はガマンできないんだよ。しゃべっちゃうんだよ」

ヒロム「そっか」

飯伏「だから、ベルトを獲ってる者が1番偉い。そういうふうになってる。これが俺はおかしいと思ってる」

ヒロム「うんうん」

飯伏「でも、結果、ベルトを持ってる者がやっぱり話せてる。これは事実だから。だから、次、僕が巻いてたIWGPジュニアのベルトを獲ってきて、そして、みんなでタイトルマッチしようか?」

ヒロム「“これ”にしゃべらせちゃってるじゃん!」

飯伏「全部……」

ヒロム「なにニヤニヤして『全部』って言って、なにか言おうとして言わねぇんだよ!!」

飯伏「俺らのその中になんでSANADAさんがいないの!?」

ヒロム「知らねぇよ、それは」

飯伏「絶対、(SANADAに話そうって)言ってないでしょ!?」

ヒロム「言った(キッパリ)。俺は言った」

飯伏「言ってない」

ヒロム「言った」

飯伏「俺は悲しい。次、言っといて、ちゃんと。帰るね」

ヒロム「あぁ」

飯伏「じゃあ、あとはみんなで話しますから(※と言い残して立ち去る)」

ヒロム「“あれ”が同じチームの人間だと思うと、俺はちょっとゾッとしてしまうよ。まあでも、楽しい人間が1人いることによって、いいんじゃないの!? な!?“あれ”のことが大好きなんだろ!? ああいうふうになり…たいとは言ってないな。なりたいのか、なりたくないのかは知らないけど、まあいいと思う。意地でもこれ獲らなきゃいけないんだよな!? な!? “俺”からこのベルト獲らなきゃ何も意味ねぇからな(※と言い残して立ち去る)」

SHO「(※1人残されて)でも、よかった。高橋ヒロムが俺になにを聞きたかったのか? 今日、やっと聞けた。『あなたの夢は?』か。もちろん、そのあなたの持つジュニアのチャンピオンのベルトを持つこと。そして、新日本ジュニアをもっともっと、もっと上に持っていくこと。そして、やっぱりあなたと被っちゃうな~。俺も同じなんだよ。東京ドームのメインで、ジュニアのタイトルマッチがしたい。そして、チャンピオンになりたい。あなたと同じなんだよ。でも、ベルトは1本しかないんだよ。どっちが勝つか。強いほうが勝つ。100キロ未満最強、2月10日、広島で決めようぜ。それにしても、俺が思ってた以上に、飯伏さん、ヤッベェな! 高橋ヒロム、アンタの言うとおりだ。飯伏さん、ヤベェよ。そして近くにいる俺も、移っちゃってヤベェのかもしれない。でも、チャンピオン、高橋ヒロム。アンタ、もっとヤベェぞ」
 
※SANADA&内藤&BUSHIはノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>

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