【ノア】吉岡世起がGHCジュニア王座を初戴冠!「今は胸を張って、ノアジュニアの一員だって言える」2.12日本武道館
プロレスリング・ノアは12日、11年ぶりの聖地帰還となる日本武道館大会『DESTINATION 2021 ~BACK TO BUDOKAN~』を行い、GHCジュニアヘビー級選手権試合で挑戦者・吉岡が原田の戦いを制して、GHCジュニア王座を初戴冠した。
2020年4月1日の大会で無期限の活動休止となったWRESTLE-1のクルーザー級で活躍していた吉岡は、昨年11月に契約を交わしてノア所属となっていた。
スピードある展開の試合を吉岡がクラッシュドライバーで原田を下して、第44代王者となった。試合後に小峠が現れ挑戦表明をした。
会場:東京・日本武道館
観衆:4,196人
<第6試合・GHCジュニアヘビー級選手権>
(選手権者)●原田大輔 VS 〇吉岡世起(挑戦者)
10分58秒 クラッシュドライバー→エビ固め
※吉岡が第44代王者となる
バックステージコメント
吉岡「やっと、やっとGHCのベルトを獲ることができました。歴史と伝統のあるこのベルト。正直、重いかもしれない。でも、その重さが俺がノアの一員になったという証だと思って、これから新しいノアジュニアを作り上げて、一番このベルトが似合う男になってみせます」
※ここで小峠が乱入
小峠「まだ早いぞ、調子のんな。お前が武道館の舞台でタイトルマッチしようなんて、100万年早いわ」
吉岡「実際に獲ったんです。僕もまだ許したわけじゃないんで。過去の遺恨、ありますよね? ハッキリさせましょうよ、ベルトを懸けて」
小峠「1回で終わらせてやるからな、覚悟しとけ!」
※ここで小峠が去る
――WRESTLE-1からノアに来て、ベルトを巻いていかがですか?
吉岡「なくなってしまったものはもう、WRESTLE-1はなくなってしまったんで、僕にはもう関係なくて。キャリアをやり直すつもりで、一から新しく積み重ねていくつもりで、僕はこのノアジュニアに来たんで。でも、結果が出なくて、胸を張って俺はノアジュニアの一員だって言えずに、どこか引っかかりがあったんですけど、このベルトを獲って、今は胸を張って、ノアジュニアの一員だって言える気がします。1年かかりましたけど」
――相手の原田選手については?
吉岡「決着がつかなくて、1回シングルやってね。思い返してみれば、初めて会ったのもこの日本武道館で。日本武道館でまた相見えるというのは、なにか不思議なことがあったんだと思います。自分の限界を引き上げてくれたのが原田大輔だと思うんで。そこに関しては感謝です」