大日本プロレスの河上隆一が金銭トレードでGLEATに移籍!「てっぺんを取るために行く」
大日本プロレスとGLEATを運営するリデットエンターテインメント株式会社は17日、神奈川・大日本プロレス道場にて移籍選手発表共同記者会見を行い、大日本プロレスの河上隆一が3月末をもって退団、GLEATへ移籍することを発表した。
会見には大日本プロレスの代表取締役登坂栄児氏とリデットエンターテインメント株式会社の執行役員林和広氏(カズ・ハヤシ)、河上隆一が出席。
カズによると「今回の移籍は大日本プロレスの登坂社長より大会の提案があった際に、リデットエンターテインメント鈴木社長より、GLEATの選手層を厚くしたいとの相談をし、その際に登坂社長より河上選手はどうかというお話があり、金銭トレードにて移籍となった」と説明。
選手を幅広く登用したいという相談を受けた登坂社長は「所属の選手を手放すということに関しては、大きな抵抗が正直ありました。今でも0ではない」と心境を明かしたが「河上選手よりそういったことがあれば、はせ参じたいという名乗り出があり、本人の意向とGLEATさんへの協力体制、それから大日本プロレスが河上隆一という人間を送り出せる体勢であると考え、その際に今後大日本プロレスがインディペンデント団体としてプロレス界に何か先駆けになるようなことができないかと考えて、金銭を発生させての移籍という形になった」また、この移籍は引き抜いたとかではなく、前向きなものであることも説明された。
河上は送り出してくれた感謝を述べると「カズさんはじめ、田中稔選手がいて、UWFもあるという。最近さらに話題にもなっている#STRONG HEARTSの入団ということで、とても魅力的なメンバーが多い中、私、河上隆一、大日本プロレスを退団してでも行ったという覚悟をGLEATで見せたいと思います。他の目立つ連中、レスラー、それをぶち抜いて、新団体ですから最短距離で僕はてっぺんにのし上がります。GLEATします。それが僕の覚悟です」とコメント。
河上は3月残りの大会で、同期の岡林裕二、そしてエースの関本大介とのシングルマッチを行うが、「この二人に勝って、勢いよく入団、7月の旗揚げを迎えたい」と意気込みを語った。
また、移籍については「年をとるにつれて好奇心が増えて、鈴木社長から色々と提案を受けて、率直に面白そうだな、行ってみたい、一緒にやってみたいと思った」と理由を説明。UWFスタイルの興味については「GLEATをプロレスとして、やっぱり新しい船の舵を切りたい。てっぺんを取るために行く」と強調した。
河上は大日本プロレスでの試合は20日横浜大会、28日名古屋大会となり、人生の大きな決断をして新たなスタートを切る。
GLEATは13日に#STRONGHEARTS のCIMA、T-Hawk、エル・リンダマン、鬼塚一聖の入団を発表したがさらなる強化となった。
▼会見の様子はGLEATのYouTubeチャンネルにて視聴可能