【プロレスTODAY増刊号】井上雅央①4.18(日)『OSW&BERSERKER 7』でデビュー30周年記念試合!「一番目立って皆さんに喜んでもらえるように頑張ります」

現在フリーとして活躍する井上雅央が、4月18日(日)東京芸術センターホワイトスタジオで開催される『OSW&BERSERKER 7』でのデビュー30周年記念試合に向けてプロレスTODAYへ来社。

30周年記念試合や数々のエピソードを持つ自身のレスラー生活30年についてを語った『プロレスTODAY増刊号』を前編と後編にてお届けする。

前編では、越中詩郎&鈴木鼓太郎をタッグを結成して、クワイエット・ストーム&TORU&瀧澤晃頼と対決するデビュー30周年記念試合についてを語ってもらった。

▼井上雅央デビュー30周年記念試合のインタビュー動画はコチラから視聴可能▼

井上は1991年4月4日、全日本プロレス岡山武道館大会でデビュー。本田多聞とのコンビでアジアタッグ王者となり、プロレスリング・ノアに移籍後も本田多聞、齋藤彰俊のパートナーとしても活躍。試合運びやインサイドワークに定評があり、独特な間合は『マサオワールド』と呼ばれ、選手からの信頼は厚い。現在はフリーランスとして活動している。

30周年を振り返ると「あっという間ですね。年齢は嘘つけないですけど、自分で気持ち的には30代の気持ちでいるんです」また、『マサオワールド』が好評を得ている点については「すごいありがたいことですし、僕的には目立ってなんぼの世界だと思うんで。他の選手と同じ事やってもやっぱり目立たない、印象に残らないというか。そしたらやっぱり人と変わったことしたら、見に来てくれるファンの方の印象に残るので、その辺は意識していますね」と自身のスタイルを語った。

今回タッグを組む越中詩郎については「常にコンディションがいいですよね。見習うべき点は多々あります。失礼かもしれないですけど、越中さんの年齢(現在62歳)でトップロープから飛ぶ人はいないし、素晴らしいと思います。」そして、鈴木鼓太郎は「ある程度年齢がいってるって言ったら失礼ですけど、動きが本当にすごい。キャリアが重なって、動き+プロレスの駆け引きみたいな部分がすごいあるから、今一番いい時期じゃないですかね」と二人を称賛。

対戦するストームは「ちょっと力が強すぎるから…(真正面から受けとめる)そういう試合を挑める年齢ではないので(笑)」と得意のインサイドワークでかわしていく構えだ。

そして、TORUと瀧澤に関しては「正直初めて対戦するんで、とりあえず肌を合わせないと分からない。試合を1回でも2回でも見たことあればだいたい感覚は分かりますけど見たことないので」と述べた。

また、30年続けられた秘訣を聞くと「プロレスが好きってことじゃないですかね。好きじゃないとなれないし、好きだけでもなれない商売。やっぱね、何の仕事もそうだと思うんですけどその仕事を好きだっていうのはやっぱり大前提じゃないですかね」と明かし、大会に向けての意気込みとして「せっかく組んいただい試合なんで、やっぱりここ何とか一番目立っ皆さん喜んもらえるように頑張ります」と語った。

インタビューでは当日にジャイアント馬場さんからいきなり今日デビューと言われた、デビュー戦についてのエピソードも語っているので動画を是非ご覧いただきたい。

後編の動画では、30周年をたっぷりと掘り下げているのでご期待ください。

井上雅央プロフィール
1970年3月6日、山梨県中央市出身。
学生時代はハンドボールで体を鍛える。
同郷のジャンボ鶴田に憧れ、90年7月に全日本プロレス入門。
1991年4月4日、全日本プロレス岡山武道館大会でデビュー。(&百田光雄vsリチャード・スリンガー&浅子覚)
川田利明、田上明、渕正信、小川良成の聖鬼軍の一員として三沢光晴、小橋建太、菊地毅、秋山準、浅子覚の超世代軍と抗争を繰り広げる。
1999年10月25日、王座決定リーグ戦を制して本田多聞とのコンビでアジアタッグ王者となる。
2000年、ノアに移籍。7月28日、金丸義信と組み邪道&外道からWEWタッグを奪取。
2006年、GHCヘビー級王座挑戦者決定トーナメントを制して4月24日に秋山準の持つ同王座に挑戦。
2009年7月21日、小橋建太の持つ白GHC王座に挑戦するが左股関節後方脱臼の大けがを負ってしまう。
2010年2月6日に復帰。
派手さはないが試合運びやインサイドワークに定評があり、独特な間合は『マサオワールド』と呼ばれ、選手からの信頼は厚い。特に三沢光晴さんは雅央を高く評価していた。
2012年からはフリーとなり、ノア、全日本、DDT、IWAジャパンなどさまざまな団体で活躍。齋藤彰俊とはダークエージェント、反選手会同盟のパートナーとしてサポート役に徹していたが、3月21日、モハメド ヨネ&谷口周平に敗れ反選手会同盟は解散となってしまった。

『OSW&BERSERKER 7』(限定50名)
日時:4月18日(日) 開場16:30 開始17:00 
会場:東京芸術センター ホワイトスタジオ

井上雅央デビュー30周年記念試合
・井上雅央&越中詩郎&鈴木鼓太郎vsクワイエット・ストーム&TORU&瀧澤晃頼(たきざわ あきより)
※全日本プロレス、ノアで井上選手がかかわった越中選手&鼓太郎選手と組み、OSWの若手ブランドBERSERKERのメンバーによる6人タッグマッチ。

全対戦カード

第1試合 HANA復帰戦
HANA(OSW) vs ビリーケン・キッド(OSW)

第2試合 OSW シングルマッチ
ジョッカー1号(OSW)vs 三ツ木マウス(OSW)

第3試合 BERSERKER シングルマッチ
CHANGO(フリー) vs 趙雲子龍(フリー)

第4試合OSW シングルマッチ
菊タロー(フリー)vs人形焼マン(OSW)

第5試合 ミクスドタッグマッチ
歌のお兄さん(OSW)&勝愛実(フリー)
vs
がばいじいちゃん(九州プロレス)&マリ卍(フリー)

第6試合 井上雅央デビュー30周年記念試合
井上雅央(フリー)&越中詩郎(フリー)&鈴木鼓太郎(フリー)
vs
クワイエット・ストーム(フリー)&TORU(TTT)&瀧澤晃頼(TTT)

第7試合 OSW タッグマッチ
ビリーケン・キッド(OSW)&くいしんぼう仮面(フリー)
vs
菅沼修(フリー)&アルティメット・スパイダーJr.(フリー)
※特別レフェリー:菊タロー

大会詳細などはOSW公式サイトにて
https://osw.fan/

<インタビュアー:プロレスTODAY総監督 山口義徳>

 
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