【東京女子】プリンセスタッグ王座奪取のNEO美威獅鬼軍に舞海魅星&鈴芽が挑戦表明!「散々やられてきたけど、あなたたちを倒して、もっともっと進化していきます」
東京女子プロレスが4月17日、東京・後楽園ホールで「Still Incomplete」を開催。セミファイナルでは、沙希様、メイ・サン=ミッシェルのNEO美威獅鬼軍が王者の爆れつシスターズ(天満のどか、愛野ユキ)を破り、プリンセスタッグ王座を奪取。試合後には舞海魅星&鈴芽のBeeStarが名乗り出て、5月4日、後楽園での挑戦が決まった。
試合は沙希様のキック、メイ・サンのスピードあふれる攻撃に爆れつがパワーで対抗。15分過ぎ、爆れつは場外で爆れつブルドッグを見舞うと、沙希様は大ダメージ。
勝負を決めにいった天満はダイビング・ボディプレス、キルスイッチとたたみかけるも、体勢を入れ替えたメイ・サンが首固めで丸め込んで逆転の3カウントを奪った。
マイクを持った沙希様が「メイ・サン、大丈夫よ。ワタクシたちに挑戦するような大バカ者は、この団体にいないと思うの。庶民の皆さま、ワタクシたちを追いかけてくださった美威獅鬼ベイビーちゃんの皆さま、美威獅鬼軍の世界へようこそ」と締めようとすると、この日の第4試合で、マジカル・シュガー・ラビッツ(坂崎ユカ、瑞希)、享楽共鳴(中島翔子、ハイパーミサヲ)との3WAYタッグ戦を制したBeeStar(舞海、鈴芽)がリングイン。
舞海は「挑戦するような大バカ者はいないって言ってましたけど、ここにいます。さっきの試合で見せた新しい景色。その続きを皆さんにお見せしたいと思います。私たちに挑戦させてください!」と、鈴芽は「美威獅鬼軍には散々やられてきたけど、あの頃の私たちじゃない。あなたたちを倒して、もっともっと進化していきます」とアピール。
沙希様は「次は5月4日、後楽園に参戦して差し上げようと思ったの。2週間あるわ。2週間で、私たちとのこんな差を少しでも縮めてご覧なさい」と受諾し、BeeStarの挑戦が決まった。
バックステージで沙希様は「今日も後楽園ポークズのお二人、あの方たちの血の絆を売りにされているのはわかるけど、ワタクシたちにはもっと血よりも深いつながりがあったってわけ。それがこの2本の(ベルトの)結果よ。それから2人の友情? 入ってきたけど、誰がどう見てもメイ・サンがかわいそうじゃなくって! この団体はそういう教育ってものをなさってないないみたいだけど、あとからキツくクレームを入れさせてもらうわ」とコメント。
挑戦表明した舞海は「今日の3WAYタッグもこの2人で勝ちましたし、今までいろんな人と闘って、その強さを吸収してここまで強くなったので、しっかり美軍の強さも吸収して勝ちたいと思います」と、鈴芽は「散々やられまくってきて、なめられているけど、そのときの私たちのままじゃないし、これから2週間でもっともっと進化するので。ベルトを獲ります!」と王座奪取を宣言した。
一方、王座から陥落した愛野は「あれを持ち続けるには何か足りないものがあったのかな。でも一朝一夕で身につくものでもないし。また、あのベルトを巻くために、一歩一歩積み上げていきたいと思います」と、天満は「また挑戦はしたいです。また挑戦者として、やる機会が与えられたので、私たちはまた挑戦をしろということで頑張ります」と悔しさでいっぱいだった。
【大会名】Still Incomplete
【日時】2021年4月17日
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】510人
オープニングマッチ 20分一本勝負
小橋マリカ&○汐凛セナ vs 宮本もか●&遠藤有栖
8分39分 チェックメイト
第二試合 20分一本勝負
渡辺未詩&○らく&原宿ぽむ vs まなせゆうな&桐生真弥&猫はるな●
10分10秒 片エビ固め
※ドクターイエロー
第三試合 15分一本勝負
○山下実優 vs 乃蒼ヒカリ●
9分30秒 片エビ固め
※Skull Kick
第四試合 3WAYタッグマッチ~ノータッチルール 20分一本勝負
坂崎ユカ&瑞希 vs ●中島翔子&ハイパーミサヲ vs 舞海魅星○&鈴芽
10分40秒 片エビ固め
※ラリアット
第五試合 インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○上福ゆき vs 角田奈穂●<挑戦者>
9分2秒 片エビ固め
※フェイマサー。第5代王者が3度目の防衛に成功。
セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
<王者組>●天満のどか&愛野ユキ vs 沙希様&メイ・サン=ミッシェル○<挑戦者組>
17分36秒 首固め
※爆れつシスターズが3度目の防衛に失敗、NEO美威獅鬼軍が第8代王者組となる。
メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○辰巳リカ vs 伊藤麻希●<挑戦者>
19分36秒 片エビ固め
※ミサイルヒップ。第8代王者が2度目の防衛に成功。