【新日本】石森がワトに“実力不足”を指摘「強くなるのと、急ぐのは違う。お前には、まだ早い。バーカ!」

新日本プロレスが5月4日(火・祝)、福岡・福岡国際センターで開催した『レスリングどんたく 2021』第2試合のタッグマッチに登場したBULLET CLUBの石森 太二は、対戦相手となったマスター・ワトに対して試合後バックステージコメントで実力不足を指摘した。

▼第2試合 20分1本勝負
マスター・ワト × 
天山 広吉
vs
石森 太二 〇
高橋 裕二郎
10分24秒  ブラディ―クロス→片エビ固め

石森「(※フロアにあぐらをかいて)オイ、ワト、今日のお前もまだまだだ。ジュニアのベルト戦線に絡みたい……って言ってるわりには、肝心の実力が伴ってない。

新しい技?技術?そっちばっかり走ってよ、基本的なことがなんもなってないんだよ。天山ディーバさんは、一つの技を磨いて、完成させて、大切に使ってんじゃねえか。そういうとこだよ。(※立ち上がって)強くなるのと、急ぐのは違う。お前には、まだ早い。バーカ!」

ワト「(※フロアに座り込んで)石森さん、石森さあ、今日さ、急きょ(カードが)変更になって、タッグ組まれて……ま、それは仕方ない。それはいいとして、俺はさ、タッグだろうが、10人タッグだろうが、お前をずっと意識してんだ。

なあ?少しでもよ、こうやってよ、最後、決まっちまったけど、俺はさ、(※自身の胸を指して)青い、青い、青く燃え広がる炎にはさ、すごい、すごいいい油を注いでくれたよ。燃え広がる青い炎がな……」

天山「(※遅れて入ってきて)ワト、まだまだや、まだまだ。いいとこまでやってるけど、まだまだ足りんよ。まだ始まったばっかりや。でもな、今日で最後や、このシリーズ。青い炎、ぼうぼうと燃やして、次のシリーズやな、しっかりと……。IWGPジュニアシングル、タッグ、狙ってるヤツはいっぱいいんねん。今日の石森なんかもそう。あいつらしゃあないから、全部ぶっ飛ばしてストレートでいったれよ。IWGPシングル、タッグ、いけるって。ワト、自分を信じていかないと。OK?」

ワト「ありがとうございます」

天山「ワト、ありがとう(※握手を交わして、ワトが控室に戻るのを見送る。1人残って)いやあ、あの、今日が最後の、このシリーズ最終戦ね。最終戦だけど、なんだろ……ほんまに非常事態っていうの? こんな状態で、リングに上がって試合する。やっぱり、なんかの覚悟っていうのは必要でしょ。みんなが自覚を持ってね、このプロレスのリング、お客さんがいっぱい来てくれるなかで、いい試合、素晴らしい試合を見せなきゃいけない、気持ちでね、毎日臨んでますけど。もう、こんな状況ですけど、しっかりとリングで闘いを見せなきゃいけない。やるしかないですよ。まあシリーズ、今日で最後ですけど、いやあ、なんか、何が残るかっていったら何も、俺にとっては残ってないかもしれないけど、まだまだ2021年、(俺のデビュー)30周年、しっかりとまたテーマを探して、しっかりと闘っていきたいと思いますね。ま、コジもいなかったし、永田もいなかったけど。まあコジはともかく永田がね、IWGPのUS(王座)、ジョン・モクスリーに挑戦するって聞いたから、メチャクチャ刺激になってるっていえば刺激なってますよ。ここでベルト持って帰ってきて、大きなおみやげを欲しいとこですよ。もうそれだけの実力持ってるし、できると思ってます。ハイ。コジはどこ行ったかわかんないな。どうした?どこ行った?元気やっていうツイッター、あ、LINEか。LINEは来たけども、どこで何やってんのかわからんね。まあ、いいや。ともかく、ワトももっともっと成長して言ってるし、俺らも負けないよ。まだまだガンガン行きますよ。ありがとう、今シリーズ。カモン!」

<写真提供:新日本プロレス>

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