【サイバーフェス6・6さいたまSA】プリプリ王座争う2人は激しく闘志を燃やした!王者・山下実優は「坂崎ユカとなら、東京女子として最高の試合を見せられると思っています」

 CyberFightが5月17日、「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に向け、同所で3大タイトルマッチの調印式を行い、「トリプルメインイベントⅠ」で東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス王座を争う、王者・山下実優と挑戦者・坂崎ユカが闘志を燃やした。

 坂崎は「東京女子は今まで鎖国で、ほかの団体、プロレス関係の方たちと、あまり関わりを持たずに成長してきました。そんな東京女子が、こうやってプロレスの歴史上の人物の方たちと、同じリングで、さらにさいたまSAのメインのなかの一つで闘えるのがすごく感慨深いです。東京女子は今まで先輩だったり、教えていただく方に女子プロレスの方がいなくて。私たち自身でいろいろもがいて、いろいろ探して、『私たちのプロレスって何だろう?』って考えながらやってきた自信があります。なので、このさいたまSAでのトリプルメインイベントのなかで一番、東京女子が最高だったって思える試合をします。本当にアホでバカで考えなしで、真っ直ぐな、大嫌いで大好きな山下実優と、この大舞台で試合できることがとても私のプロレス人生、やってきてよかったなって思ってます。なので、明日がどうなってもいいって思えるくらい、山下に全部ぶつけますので、皆さん、東京女子から目を離さないでください」と思いの丈を吐露した。

 山下は「私は約8年前に『有名になりたい』という夢を持って東京に出てきて、東京女子に出会いました。そして、私たちの足でここまで来ました。さいたまSA、3大タイトルマッチ、トリプルメインイベント。ここに私たち東京女子のベルトを懸けて闘えるというのはすごく光栄に思いますし、ものすごくうれしいです。こうして光栄な3つのタイトルマッチのなかの一つとして並ぶ以上、気合を入れて、覚悟をもって、試合をしたいと思っています。そして、相手の坂崎ユカとなら、東京女子として最高の試合を見せられると思っています」と途中涙ぐみながらコメントした。

 トリプルメインイベントのプレッシャーについて、坂崎は「プレッシャーがないと言ったら、ウソになります。ですが、今までやってきた自信がありますし、『東京女子こんなにいい団体だよ』って知ってもらうためにも私たちが気負ってたら、負けたらダメなので。ここで山下とリングに立ちたいと思います」と話し、山下は「私も坂崎と同じ気持ちです」と同調した。

 前回の両者によるタイトル戦(20年1月4日、東京・後楽園ホール)のときとは、王者と挑戦者の立場が逆になったが、坂崎は「その試合は私が防衛することになったんですけど、試合内容に関しては全然満足してなくて。もっとできただろうって思ってたので。『山下もっと来いよ』って、今すごいフラストレーションが溜まっている状態なので。すごくいい機会が与えられたなと思ってます」とコメント。

 対する山下は「私は負けてますし、内容もまだまだできたなっていうことが溜まっているので。こうして私が次はチャンピオンとして大きい舞台に立てるってというのは・・・。私はやっぱり何度か坂崎と闘ってきて、強さもわかってますし。それをもってもやっぱり倒さないと自分がレスラーとして思い描く夢に進めないと思ってますので、すごく大事な試合だと思ってます」と話した。

「サイバーフェス」では、プリプリ王座戦を含め東京女子のフルメンバーで参戦するが、坂崎は「東京女子は本当に色がたくさんあって、ゴチャゴチャしてるように見えるんですけど、よく見ていただくとおもしろい選手がたくさんいます。今回は山下っていうことで、いつもと違うファイトスタイルだったり、心持ち、闘志、殺意があります。そこを含めて見ていただけたらいいなと思います」と語った。

 山下は「全員フルメンバーで出させていただきます。これ以上のチャンスはないですし、東京女子が先に進むための大会だと思ってます。みんなもすごい気合が入ってるので、各々の気合がどういう風に試合のなかで見られるのかっていうところを純粋に楽しんでいただければと思います」と述べた。

会見の様子はこちら▼

【大会名】CyberFight Festival 2021
【日時】2021年6月6日(日) 開場12:00 開始14:00
【会場】埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ

STARTING BATTLE KICKOFF~東京女子プロレス提供10人タッグマッチ
舞海魅星&鈴芽&猫はるな&宮本もか&遠藤有栖 vs 角田奈穂&らく&原宿ぽむ&桐生真弥&Ⅹ

STARTING BATTLE~時間差入場バトルロイヤル
<出場決定選手>
谷津嘉章、大鷲透、平田一喜、大石真翔、赤井沙希、アントーニオ本多、岡田佑介、高鹿佑也、火野裕士、まなせゆうな、桜井鷲
※ほかプロレスリング・ノアの選手が出場します。
※優勝選手にはサイバーエージェント・グループより勝利者賞が贈呈されます。

STARTING BATTLE MAIN~ガンバレ☆プロレス提供試合
大家健&石井慧介&翔太 vs 勝村周一朗&岩崎孝樹&今成夢人
※STARTING BATTLEは12:45頃より開始予定。

オープニングマッチ DDTvsNOAH対抗戦
飯野雄貴&中村圭吾&小嶋斗偉 vs 宮脇純太&岡田欣也&矢野安崇

東京女子プロレス提供試合
乃蒼ヒカリ&瑞希&荒井優希 vs 伊藤麻希&上福ゆき&小橋マリカ

東京女子プロレス提供3WAYタッグマッチ
辰巳リカ&渡辺未詩 vs 中島翔子&ハイパーミサヲ vs 天満のどか&愛野ユキ

NOAH提供試合
小峠篤司&原田大輔&大原はじめ vs 小川良成&HAYATA&吉岡世起

DDT提供試合
佐々木大輔&遠藤哲哉&高尾蒼馬withマッド・ポーリー vs クリス・ブルックス&勝俣瞬馬&MAO

DDTvs金剛全面対抗14人タッグマッチ
高木三四郎&彰人&樋口和貞&坂口征夫&吉村直巳&納谷幸男&岡谷英樹 vs 拳王&中嶋勝彦&マサ北宮&征矢学&覇王&仁王&タダスケ

DDTvsNOAH対抗戦
男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン vs NOAH選手交渉中

DDTvsNOAH対抗戦
竹下幸之介&上野勇希 vs 清宮海斗&稲村愛輝

トリプルメインイベントⅠ~プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合
<王者>山下実優 vs 坂崎ユカ<挑戦者>
※第9代王者は初防衛戦。

トリプルメインイベントⅡ~KO-D無差別級選手権試合
<王者>秋山準 vs HARASHIMA<挑戦者>
※第76代王者3度目の防衛戦。

トリプルメインイベントⅢ~GHCヘビー級選手権試合
<王者>武藤敬司 vs 丸藤正道<挑戦者>
※第34代王者3度目の防衛戦。

◆STARTING BATTLE、オープニングマッチ、トリプルメインイベント以外の試合順は未定。

◆大会の特設ページ
https://www.wrestle-universe.com/cff2021/

◆当日は動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」にて独占生配信される。

〈写真提供:CyberFight〉

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