【DDT】ディーノ&飯野のフェロモンズのペースにまんまとはまった?竹下幸之介&勝俣瞬馬、KO-Dタッグ王座防衛に黄信号?
DDTプロレスが9月9日、東京・渋谷区のAbemaTowersで同12日の福岡・西鉄ホールに向けた記者会見を開いた。同大会でKO-Dタッグ王座のV2戦に臨む竹下幸之介、勝俣瞬馬が挑戦者のフェロモンズ(男色“ダンディ”ディーノ、飯野“セクシー”雄貴)のペースにはまってしまい、王座防衛に黄色信号が灯った?
会見ではまず両軍選手による調印が行われたが、ディーノは自身のサインをすませると、ペンを飯野に舐めさせて、「フェロモンに書かされてるんで」と主張して飯野の分をサイン。竹下は黙々とペンを走らせたが、勝俣は「(ペンが)臭い!」と言いながらシブシブ、サインをして、なんとか調印は成立。
ディーノは「私が男色“ダンディ”ディーノ、そしてここにいるのが飯野“セクシー”雄貴! 私たちがフェロモンズ」とお決まりのポーズをバッチリ決め、「もうビンビンに伝わってるだろ? それでよくないか? これ以上、何が? 言葉は必要ないだろ」として、意気込みも語らず。
横で、飯野が「オー、セクシー!」と盛んに繰り返しつぶやくなか、竹下は「チャンピオンとして、今後どんな対戦相手が来るか分かりません。だけどDDTのトップにいる人間として一切心は動じません。このベルトを巻くまでいろんな経験をしてきました。それで僕の心は一切動揺せず、鉄の心をもてるようになりました。いつも通り平常心でタイトル戦に臨もうと思います。期待してください」と“不動心”でコメント。
しかし、飯野のつぶやきが耐えられなかった勝俣は「ディーノさん止めて! おかしいだろ。タイトルマッチの記者会見中! 調印書に飯野のよだれで書いて。俺らがしゃべってるのに、コイツは『セクシー、セクシー』って、おかしい」とイチャモン。ディーノは「フェロモンが漏れてるのを拾ってるのは君だ。君の責任だ」と反論し舌戦を展開。
ここで、勝俣が胸ぐらをつかむと、ディーノは「記者会見のときに人の胸ぐらをつかんで殴るのが君の常識ならどうぞ! 君の常識が暴力行為なら、やってもいいぞ」と挑発。怒った勝俣が手を上げようとすると、ディーノはリップロックを決め、「先に手を出したのは君たちだよ。君の常識でこちらも返させていただいた。文句でもあるのかね?」と発言。
完全に放心状態の勝俣は「記者会見を終わらせてくれ」と言うや、両軍にらみ合って会見が終了。終始、会見はフェロモンズのペースで終わってしまった。竹下は頑として動じなかったが、勝俣は浮き足だってしまった。タイトル戦では王者組がフェロモンズのペースにはまらないよう注意してかからないと、足元をすくわれかねないだろう。