【DDT】25周年記念プロジェクトが始動!来年3・20両国国技館大会が決定、「D王」に火野、ボディガー、岡林らが参戦

 22年に団体創立25周年を迎えるDDTプロレスが来年1年間を記念イヤーとする「DDT 25周年プロジェクト」を始動し、来年3月20日に東京・両国国技館で「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」を開催することを26日の後楽園ホール大会で発表した。

 同プロジェクトのテーマはDDTの過去、現在、未来を巡る時空旅行「ドラマティック・ドリーム・ツアー」。“過去”プロジェクトは25年間の名勝負と偉人をファンが選出する「DDTドラマチック・ドリーム・バウトTOP25」&「DDTドラマチック・ドリーム・殿堂TOP25」を企画。“現在”プロジェクトとして、19年11月3日以来、2年5ヵ月ぶりに両国に帰還する。

“未来”プロジェクトは選手全員10代の興行『DDTeeeen!!』(ディディティーン)をスタートさせ、第1弾興行として、10月27日に東京・新宿FACE大会を開催。DDTの10代プロジェクトから、エル・ユニコーン(13歳)VSイルシオン(18歳)の一騎打ちが行われ、九州のプロレス団体「MY WAY」より、ヴァンヴェール・ジャック(16歳)VSユーセー☆エストレージャ(16歳)の一戦が提供される。

 また、11月3日に東京・大田区総合体育館で開幕する「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」(12月5日、後楽園ホールで優勝決定戦)に出場する12選手とブロック分けが決まった。Aブロックは秋山準、遠藤哲哉、上野勇希、吉村直巳、火野裕士、ボディガー。Bブロックは竹下幸之介、HARASHIMA、樋口和貞、クリス・ブルックス、MAO、岡林裕二。

 以下、高木社長のコメント
「『D王GP』出場メンバーに関しては、もちろん佐々木大輔も、UNIVERSAL王者なので声を掛けたんですけど、出場を辞退するということで。いろいろ彼にも考えがあると思うので尊重しました。今のコロナ禍という部分でかなりメンバーを厳選してということになるんですけど、初出場メンバーが3人ですね。過去最大にヘビー級が揃ってしまったというか。今日の竹下幸之介とクリス・ブルックスの試合もDDTが今出せる最高の、最上級の現在進行形を見せられたんじゃないかなと。
今回はテーマがDDTの現在・過去・未来ということだったんですけども、過去の試合よりも素晴らしい試合でしたし、今の最上級のものを見せられたと思いますし。未来に語り継がれる試合だったと思います。彼らの身長と体重、ヘビー級同士の試合だったし、DDTは今ヘビー級が充実していると思うんで。初参戦のボディガー選手、火野選手、岡林選手、ともにヘビー級ですんで。それはそれで、また新しい一つのDDTの『D王GP』というものを見せられるんじゃないかなと思ってます。

 DDT25周年プロジェクトなんですけど、これも過去・現在・未来という形で分かれまして、過去に関しては過去のベストバウト、殿堂入り、過去に上がった選手、参加方法や投票方法は今まとめているところですので。
そして未来ということで『DDTeeeen!!』という10代の選手中心の興行を行うことになりました。エル・ユニコーンとイルシオンのシングルマッチ、プロレスリングMY WAYからの提供試合となりますがヴァンヴェール・ジャックとユーセー☆エストレージャのシングルマッチ、彼ら4人とも10代の選手ですので。本当にDDTの未来というか、プロレス界の未来を作り出していきたいと思います。今後も他の10代の選手ですとか、もちろん10代の選手だけだと幅が狭まってくるので、20代の選手やひょっとしたら40代以上の選手が出るかもしれません。
来年の3月に3年ぶりの両国国技館大会を行います。コロナ禍で難しい部分があったりとか、会場の都合があったりとかで20年以降は開催することができなかったんですけれど、ようやく旗揚げ25周年記念として行うことになりました。ここからDDTはコロナ前の状況に戻していきたいなと思っていますので。22年は一つのDDTとしての総決算として。
本当はコロナがなければ、もっともっといい形で行えたとは思うんですけれど。それは僕は言い訳にしか過ぎないと思っているので。コロナのなかでも状況はどんどん回復に向かっているので、その向かっているなかでDDTの25周年を最高の形で締めくくりたいなと思っています。
今日の後楽園ホール、久々の完売でした。先日の福岡大会、横浜大会、浅草大会と完売続きで。札幌も完売にはならなかったですけど、2日間とも超満員でした。流れは来てるのかなと思ってますので、この状況を続けて、大田区以降の『D王』につなげていきたいなと思います」

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