【DDT】HARASHIMA&吉村直巳がタッグリーグ戦に向け、KO-Dタッグ王座を返上!イラプション入りが認められた岡谷英樹は樋口和貞とのコンビで出陣

 DDTプロレスが1月3日、東京・後楽園ホールで年始大会「DDT25周年開幕スペシャル!全席3000円興行!!」を開催。同30日の後楽園で開幕する「Ultimate Tag League 2022」に向け、KO-Dタッグ王者のHARASHIMA&吉村直巳が王座を返上。同リーグ戦の優勝チームが新王者に認定されることになった。

 この日のセミファイナルで王者組はタッグを組まず、HARASHIMAはMAOと組み、吉村は遠藤哲哉とのコンビで対戦した。パートナー同士ながら、HARASHIMAと吉村はバチバチの闘いを展開。試合は遠藤がシューティングスター・プレスでMAOを仕留めて勝利した。

試合後のバックステージで吉村が「タッグリーグ、もちろん優勝を目指してやるんですけど。チャンピオンとして迎え撃つんじゃなく、1回このベルトを返上という形で手放して。タッグチームとしてもっと上にいきたいと思ってるんで」と王座返上の意向を明かすと、HARASHIMAも「いいね。優勝すればベルトが戻ってくるみたいな。やろう。勝てばいいんだから」と同調。団体内で協議した結果、HARASHIMA組の意向を尊重し、返上が認められた。

 また、この日、イラプション入りを懸けて樋口との査定マッチに臨んだ岡谷はエルボー、チョップの連打を必死でたたき込むも、樋口は微動だにせず。樋口はエプロンでチョークスラムを見舞う荒技に出たが、岡谷が気力を振り絞ってリングに戻ると、ノーザンライト・スープレックスホールドで反撃。

 ならばと樋口は首と足を極めた拷問カナディアン・バックブリーカーで絞め上げると、坂口征夫が試合を止めて、樋口のTKO勝ち。坂口は「口だけかと思ってたけど。根性、、覚悟、うちらを食ってでも上に登っていくっていう気持ち。それだけで十分」とイラプション入りを認めた。

 同リーグ戦には前王者のHARASHIMA&吉村組のほか、竹下幸之介&上野勇希、勝俣瞬馬&MAO、遠藤&秋山準、クリス・ブルックス&高梨将弘、佐々木大輔&MJポー、火野裕士&納谷幸男、樋口&岡谷英樹、近藤修司&平田一喜、男色“ダンディ”ディーノ&飯野“セクシー”雄貴の全10チームがエントリー。2ブロック制(ブロック分けは後日発表)で、各ブロックの得点1位チーム同士により、2月27日の後楽園で優勝決定戦を行う。

【大会名】DDT25周年開幕スペシャル!全席3000円興行!!
【日時】2022年1月3日(月)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】725人(超満員札止め)

▼オープニングマッチ KO-D10人タッグ選手権試合~ノータッチルール 15分一本勝負
<王者組>大鷲透&アントーニオ本多&○平田一喜&ヨシヒコ vs 高木三四郎&彰人&高尾蒼馬&伊橋剛太●&石田有輝<挑戦者組>
10分23秒 飛び付き腕ひしぎ逆十字固め
※第6代王者組が初防衛に成功。

▼第二試合 ノータッチルール 15分一本勝負
○男色“ダンディ”ディーノ&飯野“セクシー”雄貴&今成”ファンタスティック”夢人 vs 火野裕士&小嶋斗偉●&高鹿佑也
11分33秒 漢固め
※セクシーインベーダーからの男色ドライバー

▼第三試合 スペシャルミックストタッグマッチ 15分一本勝負
●勝俣瞬馬&赤井沙希 vs 高梨将弘○&雪妃真矢
11分0秒 オクラホマロール

▼第四試合 スペシャルシングルマッチ 15分一本勝負
○クリス・ブルックス vs ポコたん●
13分57秒 TKO勝ち
※顔面へのダイビング・フットスタンプ→レフェリーストップ

▼第五試合 15分一本勝負
△佐々木大輔&MJポー vs 坂口征夫&上野勇希△
時間切れ引き分け

▼第六試合 15分一本勝負
○樋口和貞 vs 岡谷英樹●
12分2秒 TKO勝ち
※拷問カナディアン・バックブリーカー→坂口のパーカー投入

▼セミファイナル 15分一本勝負
HARASHIMA&●MAO vs 遠藤哲哉○&吉村直巳
13分52秒 片エビ固め
※シューティングスター・プレス

▼メインイベント DDT25周年開幕記念スペシャルシングルマッチ 15分一本勝負
△竹下幸之介 vs 青木真也△
時間切れ引き分け
▼延長戦 5分一本勝負
○竹下幸之介 vs 青木真也●
2分16秒 キムラロック

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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