【東京女子】空手家で女優・看護師の長野じゅりあが3・19両国でデビューへ!「私なりの武道っぽいプロレスができたらいい」

 東京女子プロレスが1月4日、年始興行「東京女子プロレス’22」を東京・後楽園ホールで開催。オープニングでは空手家で、女優、看護師として活動する長野じゅりあが3月19日、東京・両国国技館でプロレスデビューすることが発表された。

 長野は5歳から空手を始め、2段の腕前で「糸東流空手道世界選手権大会」の形の部で優勝した実績がある。11年にはアクション映画「サルベージ・マイス」で女優デビューを果たし、その後、数々の映画、ドラマなどに出演。現在は看護師をしながら、芸能活動を続け、TikTokでは80万以上のフォロワーをもつ。

 リングに立った長野は「3月19日のデビュー戦に向けて一生懸命頑張りたいと思います。空手で培った技術を存分に出して、東京女子の長野じゅりあとして、東京女子を盛り上げたいです」とあいさつ。

 バックステージでは、「(きっかけは)高木(三四郎)さんに熱烈オファーをいただきまして。東京女子プロレスを見て、素晴らしい迫力で、関節技も習いたいということで挑戦することになりました。関節技と私の得意な空手を融合させ、私なりの武道っぽいプロレスができたらいいなと思います。(両国は)すごく大きな舞台なので、緊張する気持ちはあるんですけど、皆さんに応援していただけるように精いっぱい頑張りたいと思います。(目指す選手は?)一緒に練習させていただいてる中島翔子さんがすごいなと思ってて、俊敏な動きだったり、体は小さくても迫力ある試合をされるのであこがれています。(エースの山下実優も空手出身だが?)意識はしています。ただ私は型の選手なので、私なりの空手色を出していけたらなと思いまう」とデビューに向け意欲的に語った。

 今後も長野は看護師、女優業は続けていく意向で、空手家を含め、プロレスとの四刀流を目指していくことになる。

【大会名】東京女子プロレス’22
【日時】2022年1月4日
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】695人(超満員札止め)

▼オープニングマッチ 20分一本勝負
桐生真弥&●宮本もか vs 鈴芽&遠藤有栖○
11分39秒 キャメルクラッチ

▼第二試合 新春虎の子救出マッチ 15分一本勝負
○中島翔子 vs ハイパーミサヲ●
12分8秒 虎の子救出

▼第三試合 20分一本勝負
辰巳リカ&○渡辺未詩 vs 上福ゆき●&角田奈穂
10分19秒 体固め
※ティアドロップ

▼第四試合 のどかおねえさん一日復活特別試合 20分一本勝負
○のどかおねえさん&愛野ユキ&猫はるな vs 小橋マリカ&らく&原宿ぽむ●
11分4秒 片エビ固め
※バックフリップ

▼第五試合 15分一本勝負
○坂崎ユカ vs 荒井優希●
12分51秒 片エビ固め
※マジカルメリーゴーランド

▼セミファイナル インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>●乃蒼ヒカリ vs 伊藤麻希○<挑戦者>
16分9秒 伊藤デラックス
※ヒカリが5度目の防衛に失敗、伊藤が第7代王者となる。

▼メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○山下実優 vs 瑞希●<挑戦者>
19分12秒 片エビ固め
※クラッシュ・ラビットヒート。第9代王者が4度目の防衛に成功。

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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