【DDT】クリス&高梨がHARASHIMA&吉村を下しKO-Dタッグ王座奪取!4・10後楽園で火野&納谷のスーパーヘビーコンビが挑戦へ

 DDTプロレスリングが3月20日、東京・両国国技館で「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」を開催。セミファイナルでクリス・ブルックス、高梨将弘のCDKがHARASHIMA、吉村直巳組を下し、KO-Dタッグ王座を奪取。新王者組は4月10日、東京・後楽園ホールで、この日の「時間差入場タッグバトルロイヤル(6チーム参加)」を制した火野裕士、納谷幸男組の挑戦を受けることが決まった。

 HARASHIMA組は先に開催されたタッグリーグ戦で優勝し、大会前に返上した同王座への返り咲きに成功。公式戦で唯一敗れたCDKを初防衛戦の対戦相手に指名した。

 試合は一進一退の白熱の勝負となったが、15分過ぎ、吉村がクリスに払い腰、ラリアットで怒涛の攻め。これをなんとかしのいだクリスは吉村をオクトパス・ストレッチに捕らえると、グラウンドに移行。ここで、同時に足まで極めてハウス・ピアノ・デスで絞め上げると、吉村がたまらずギブアップを喫した。

 バックステージで高梨は「俺らがベルトを持つと厄介なことになるかもしれねぇ。次のチャレンジャーは火野と納谷。あんだけデケーんだったら、こっち(KO-Dタッグ)より、こっち(アジアドリームタッグ)に挑戦してきて、市ヶ谷でやった方が映えるんじゃないか? ベルトを持ったからには責任があるし、自由のベルトも持ってる。責任と自由、両輪を転がせるのがCDKだ」とコメント。クリスも「CDKの夢はまだ終わってない。やることがいくらでも残ってる。なんだったら市ヶ谷でもかかってこい」と発言。

 挑戦が決まった火野は「全然勝てる気しかせーへん」、納谷は「自信はメチャクチャあります。やってやるから」と意気込んでいた。

 初防衛がならなかったHARASHIMAは「悔しくても前を向くしかない。若い子とタッグを防衛して、もっと広めていきたかったけど、今日の試合に関してはCDKの方が上だった」と発言。吉村は「悔しいです。すぐ気持ちを切り替えたいけど、絶対ディザスター・ボックスでもう1回挑戦して上にいくという気持ちは変わらないです」と悔し涙を流していた。

【大会名】Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~
【日時】2022年3月20日
【会場】東京・両国国技館
【観衆】2516人(満員)

▼セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>HARASHIMA&●吉村直巳 vs クリス・ブルックス○&高梨将弘<挑戦者組>
18分50秒 ハウス・ピアノ・デス
※HARASHIMA&吉村組が初防衛に失敗、CDKが第73代王者組となる。

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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