【DDT】小湊鉄道列車プロレスを開催!フェロモンズが猛威振るうも千葉出身の大和ヒロシがバトルロイヤル優勝
DDTプロレスが4月2日、千葉県のローカル線・小湊鉄道で列車プロレスを開催した。列車内で行われた「エニウェアフォール時間差入場バトルロイヤル」(14人参加)は男色“ダンディ”ディーノと飯野“セクシー”雄貴のフェロモンズが猛威を振るうも、千葉出身の大和ヒロシが見事に凱旋勝利を飾った。
この列車プロレスは同2日、3日に養老渓谷駅前広場及び駐車場で開催のイベント「養老渓谷の日2022」(市原市観光協会主催)の一環として行われた。同団体が電車内路上プロレスを敢行するのは、2017年4月16日の銚子鉄道、2019年1月12日の千葉都市モノレールに続き、3年ぶり3度目となった。
プロレス列車は32人(乗車率100パーセント)の観衆を乗せ、午後1時16分に五井駅を出発し、まずは大和が歌謡ショーを披露した。そして、1時38分発、馬立駅で大和、大鷲透、勝俣瞬馬の3人が入場してバトルロイヤルが幕を開けた。
試合形式は通常のプロレスルールに加えエニウェアフォール、さらに停車中に列車から出て発車時刻までに車内に戻れなければ失格となる「アウト・オブ・トレイン」ルールが採用された。
1時51分発、上総鶴舞駅でディーノと飯野が乗車すると車内は大混乱。2人はリング同様、ハレンチ殺法を全開。またまた勝俣が標的にされてしまい、里見駅に到着すると、ホームで大乱闘に発展。
結局、ディーノ、飯野、勝俣の3人が同駅で置き去りになって列車が発車し失格に。
車内には平静が取り戻されたが、2時15分発、上総大久保駅ではホームで待機していた伊橋剛太が寝てしまって乗車できないハプニングも発生。
2時22分、終点の養老渓谷駅に着いた時点で大和、アントーニオ本多、平田一喜、彰人、クリス・ブルックス、MAOの6人が乗っていたが、クリスとMAOは乱闘して下車せず両者失格になった。
残った大和、本多、平田、彰人の4人が養老渓谷駅前特設リングに移動してバトルを展開。最後は大和が平田をフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドで仕留めて優勝した。
また、特設リングでは遠藤哲哉、秋山準、岡田佑介組VS樋口和貞、坂口征夫、岡谷英樹組、竹下幸之介、上野勇希、小嶋斗偉組VS火野裕士、納谷幸男、吉村直巳組の2試合が行われ、集まった観衆を大いに沸かせていた。
【大会名】小湊鉄道列車プロレス
【日時】2022年4月2日(土)
【会場】千葉・小湊鉄道列車内&養老渓谷駅前特設リング
【観衆】32人(乗車率100%)※特設リングはイベントのため未発表
▼オープニングマッチ エニウェアフォール時間差入場バトルロイヤル 時間無制限勝負
【試合経過】
①○赤井沙希<上総久保駅> vs 大鷲透<馬立駅>●
20分52秒 アウト・オブ・トレイン
②▲男色“ダンディ”ディーノ<上総鶴舞駅>&▲飯野“セクシー”雄貴<上総鶴舞駅> vs 勝俣瞬馬<馬立駅>▲
39分24秒 両者アウト・オブ・トレイン
③○彰人<飯給駅> vs HARASHIMA<上総川間駅>●
43分30秒 アウト・オブ・トレイン
④○大和ヒロシ<五井駅>&○MAO<高滝駅>&○クリス・ブルックス<高滝駅>&○アントーニオ本多<月崎駅>&○平田一喜<里見駅> vs 赤井沙希●
51分9秒 体固め
※アントンのごんぎつね
⑤○大和ヒロシ&○MAO&○クリス・ブルックス&○アントーニオ本多&○彰人&○平田一喜 vs 伊橋剛太<上総大久保駅>●
53分45秒 居眠りで乗車出来ず失格
⑥▲MAO vs クリス・ブルックス▲
60分10秒 養老渓谷駅で下車せず両者失格
⑦○彰人 vs アントーニオ本多●
65分36秒 回転エビ固め
⑧○大和ヒロシ&○平田一喜 vs 彰人●
65分40秒 エビ固め
⑨○大和ヒロシ vs 平田一喜●
66分30秒 フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド
※< >内は乗車駅
▼セミファイナル 30分一本勝負
竹下幸之介&上野勇希&●小嶋斗偉 vs 火野裕士&納谷幸男○&吉村直巳
15分41秒 体固め
※バックドロップ
▼メインイベント 養老渓谷の日2022スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
○遠藤哲哉&秋山準&岡田佑介 vs 樋口和貞&坂口征夫&岡谷英樹●
16分39秒 片エビ固め
※バーニングスター・プレス
〈写真提供:DDTプロレスリング〉