【ドラゴンゲート】K-ness.が両親、ファン、仲間へ感謝し、26年間のレスラー生活に幕を下ろす!「幸せな人生を歩んでこれました」

ドラゴンゲートは7日、東京・後楽園ホールにて『Final Burst Out! K-ness. Forever』を開催し、メインイベントにてK-ness.引退試合が行われ、96年にみちのくプロレスでデビューから26年間のレスラー生活に幕を下ろした。

K-ness.は昨年の12月28日の神戸サンボーホール大会にて、かねてからの首を中心とした負傷により欠場を続けていたが、4月7日(木)の後楽園ホール大会をもって現役を引退することを発表していた。

引退試合では盟友の横須賀ススムとのタッグチーム”クネスカ”でKzy&ドラゴン・キッドと対戦は、ススムとの連携を見せるなど奮闘し、終盤にはKzyに1対1とアピール。

K-ness.はエルボースマッシュを何度も喰らうもカウント2で返したが、最後は両手を広げて「来い!」と正面からエルボースマッシュを受け3カウント。そのままKzyと抱き合った。

引退セレモニーではみちのくプロレス時代の同期のGammaと中島真志さん、闘龍門7期生の大鷲透、アニマル浜口ジムの同期である、吉江豊と高橋奈七永、レッスル夢ファクトリー時代の仲間が故・福田雅一さんのイラストと共に花束が贈呈された。

また、JAM Projectの影山ヒロノブさんと遠藤正明さんから花束が渡された。斎藤了GMからは金一封を進呈。

ウルティモ・ドラゴンからのメッセージにて「K-ness.いや、斎藤誠。お前とはいろんな思い出があるな。お前は俺の誇りです」と述べると大きな拍手が起こり、K-ness.は顔を落とし言葉を噛みしめた。

続けて「最後に、闘龍門に来てくれて本当にありがとう。お前は今日でリングを下りるけどな、これから第2の人生のスタート、これからが勝負だぞ。しっかり頑張ってくれよ」と伝えると観客に拍手を煽って引退に花を添えた。

続けてススムが「はっきり言ってなーんも言葉なんて用意してないし。でも、本当に、K-ness.とはね、まあ、キャリアは先輩ですけど、闘龍門に来てK-ness.と自然と仲がよくなって、気づいたらリング上でもよくタッグを組むようになって。まあ、なんとなく離れることもあれば、自分が普通に違うユニットになってK-ness.が無所属で、それでもなんとなく一緒に組むこともあって不思議な関係で。俺がどのユニットにいたとしてもK-ness.と組めばクネスカ。だから自分とK-ness.が組み始めてからクネスカは解散したことない。そして、今日でK-ness.は引退するけど、クネスカは永遠ですよ」ここで大きな拍手が起きる。

「K-ness.は今日でリングを下りるけど、俺はまだもうちょっと体動きそうだから、まだまだこのリングで闘っていくんでK-ness.の分も俺はこれから背負って闘っていくんで。まあK-ness.から何も俺は継承されてないけど(会場から笑いが起きる)でもK-ness.の魂を俺が継承するんでこれからも見守ってください。あとはまたバックステージでやりましょう。K-ness.、今までありがとう!」

そして、最後にK-ness.が挨拶。「すいません、皆様へのご挨拶の前に一つだけ。ススム、お前に言いたいことがある。お前いつまでKzyの神輿かつぐつもりだ?Kzyはもう立派に成長してるんだよ。俺は、若い衆のサポートをするススムよりも、第一線でまたシングルで1人で活躍するススムが見たいです。皆さんもそうですよねー?ススム、一人でリングに上がるのが不安なら俺が力を貸してやる」と言うとリングとネックレスを外して渡す。

「このリングとネックレスをつけてリングに立てば、お前一人でクネスカだ!ススム、俺は見てるからな。頑張ってくれよ」とメッセージを送った。

そして「本日は皆さん、ご来場ありがとうございました。まずは今日来てる自分の両親、自分のわがままで自分の夢を追うことを認めてくれてありがとうございました。会場に来てるファンの皆さん、テレビで見てるファンの皆さん、こんな俺を26年間、応援してくださり、本当にありがとうございました。そして俺の家族たち、選手のみんな今まで本当にありがとうございました。K-ness.のレスラー人生は今日で終わります。26年間、本当にありがとうございましたー!」と感謝を述べると大きな拍手に包まれた。

それから10カウントゴングが打ち鳴らされ、集合写真を撮影、胴上げをされると最後はススムとコーナーポストに上りアピールした。

バックステージにてウルティモ校長からの「誇り」という言葉にK-ness.は「嬉しいです。それ以外ないです。心から嬉しいし、ダークネス・ドラゴンになって、K-ness.になって、闘龍門に入って、プロレスラーになって本当によかったと思うし、幸せな人生を歩んでこれました。本当にありがとうございました」と語った。

大会名:Final Burst Out! K-ness. Forever
2022 年 4 月 7 日(木) 18:30 試合開始
会 場:東京・後楽園ホール
観衆:1,410 人

【第 8 試合=時間無制限1本勝負】
■K-ness.引退試合
横須賀ススム
●K-ness.
vs
Kzy○
ドラゴン・キッド
22 分 56 秒 体固め
※ランニングエルボースマッシュ

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