【DDT】42日ぶり復帰の遠藤哲哉が復活勝利!「リング上ってきついんだな、生きてるなって感じ」

 DDTプロレスが7月24日、東京・後楽園ホールで「Summer Vacation 2022」を開催。「サイバーファイトフェスティバル」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)で、中嶋勝彦の張り手で脳震とうを起こして欠場を続けていた遠藤哲哉が42日ぶりの復帰戦を行い、復活勝利を挙げた。

 この日、遠藤は秋山準、クリス・ブルックスとトリオを結成し、HARASHIMA、坂口征夫、高尾蒼馬組と対戦。HARASHIMAの張り手を食う場面もあったが、遠藤はひるまずHARASHIMA、坂口と激しいエルボーの打ち合いを展開。遠藤は高尾にサスケスペシャルを見舞い、ブランクを感じさせない動きを見せるも、高尾がフットスタンプ、シュバインで反撃。

 それでも高尾のマッドスプラッシュを剣山で阻止した遠藤は旋回式トーチャーラックボムからバーニングスター・プレスを鮮やかに決めてピンフォールを奪った。

 遠藤は「42日ぶりの試合、リング上ってこんなにきついんだなって、生きてるなって感じがしました。リングに上がる以上、無事でリングを降りれる確証はないんで。こうやって勝てて、今日の勝利はデビューしてから一番うれしいくらい」と笑みを見せた。

 参謀役の秋山は「長くプロレスをやってるうちの一瞬のことだけど、その一瞬が自分をどう変えていくか。あのことはピンチだったかもしれないけど、それをうまくチャンスに変えていって頑張ってくれ」とアドバイスを送っていた。

【大会名】Summer Vacation 2022
【日時】2022年7月24日(日)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】624人

▼オープニングマッチ 大石真翔復帰戦 30分一本勝負
大石真翔&●平田一喜 vs 彰人&ヤス・ウラノ○
0分14秒 首固め
▼再試合 30分一本勝負
大石真翔&●平田一喜 vs 彰人○&ヤス・ウラノ
5分54秒 アンクルホールド

▼第二試合 2vs3ハンディキャップマッチ 30分一本勝負
火野裕士&○納谷幸男 vs アントーニオ本多●&赤井沙希&イルシオン
7分29秒 拷問式コブラツイスト

▼第三試合 30分一本勝負
○飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人 vs 高木三四郎&大鷲透&伊橋剛太●
9分46秒 ケツゴェ

▼第四試合 30分一本勝負
●佐々木大輔&MJポー&KANON vs 青木真也&勝俣瞬馬&エル・ユニコーン○
12分36秒 反則勝ち
※マスク剥ぎ

▼第五試合 遠藤哲哉復帰戦~スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
○遠藤哲哉&秋山準&クリス・ブルックス vs HARASHIMA&坂口征夫&高尾蒼馬●
16分24秒 エビ固め
※バーニングスター・プレス

▼セミファイナル DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
<王者>○高梨将弘 vs 岡田佑介●<挑戦者>
10分55秒 エビ固め
※タカタニック。第7代王者が初防衛に成功。

▼メインイベント KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>●MAO&朱崇花 vs 樋口和貞○&吉村直巳<挑戦者組>
20分7秒 エビ固め
※ブレーンクロー・スラム。MAO組が初防衛に失敗、ハリマオが第75代王者組となる。

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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