【ZERO1】『火祭り2022』稲村が阿部を下しBブロック1位通過で決勝進出<7.27栃木県大会>

プロレスリングZERO1は7月27日(水)、宇都宮オリオンスクエア特設リングにてチャリティ栃木プロレス「第22回 ZERO1真夏の祭典・火祭り2022~大谷晋二郎エイド・何度でも立ち上がれ~」大会を開催。

今大会では火祭り2022公式戦3試合を含む4試合が行われた。

火祭り2022Bブロック公式戦では稲村愛輝が阿部史典と対戦し無双で完全フォール。

稲村は負けなしの23点を獲得し、堂々のBブロック1位通過となった。

チャリティ栃木プロレス「第22回 ZERO1真夏の祭典・火祭り2022~大谷晋二郎エイド・何度でも立ち上がれ~」
日時:2022年07月27日(水)
会場:宇都宮オリオンスクエア特設リング

1.【火祭り2022Aブロック公式戦・シングルマッチ30分1本勝負】
○菅原拓也(4戦2勝2敗勝ち点10)
vs
×佐藤嗣崇(4戦1勝3敗勝ち点5)
(9分13秒→足極め逆さ押さえ込み)

昨年度覇者の菅原と、増量で急成長中の佐藤が一騎打ち。
テクニックの菅原とパワーの佐藤。
佐藤の想像を超えるデカさに菅原が押され気味も怪獣使いに慣れている菅原はコーナーに誘い込み、十八番足極め逆さ押さえ込みで一本勝ち。

菅原拓也 コメント
「これで2勝2敗。残るは松永戦。どんな状況だろうが、どんなに望みが無かろうが、俺は絶対に諦めない。」

佐藤嗣崇 コメント
「負け越しが決定したけど、残り1試合必ず勝ちます。」

 

2.【火祭り2022Bブロック公式戦・シングルマッチ30分1本勝負】
○田中将斗(5戦3勝1敗1分け勝ち点18)
vs
×永尾颯樹(4戦4敗勝ち点0)
(11分18秒スライディングD→体固め)

出だしこそ、引き分け→敗けと、まれにみる不調であった田中。
ヒデ、太嘉文と連勝し、決勝域にはこの永尾戦も勝利が必須となる。
ただ、永尾も配点マンなどクソくらえと、序盤から一気に責め立てる。
得意のエルボーで勝利を目指すも、田中は全て受け止め、最後はスライディングDで勝ち王手をかけ、あとは稲村の結果を待つだけとなった。

田中将斗 コメント
「俺を倒した阿部。阿部を信じるしかない。それ以外なにもない」

 

3.【火祭り2022Bブロック公式戦・シングルマッチ30分1本勝負】

○稲村愛輝(5戦4勝1分け勝ち点23)
vs
×阿部史典(4戦2勝2敗勝ち点10)
(13分00秒無双→方エビ固め)
※稲村がこの結果によりBブロック1位通過
決勝行きとなった。

 

ここまで、田中との引き分け以外、取りこぼしのない稲村。
昨年のリベンジとしては申し分ない結果も、田中の結果、「勝ち」「引き分け」でのプレッシャーで負け=脱落となる。
最後に待つは、昨年、ある意味一番てを焼いた相手の阿部。
アグレッシブに稲村を追い込む。
稲村もあべのようなタイプは通常のNOAH公式戦ではなかなかないタイプに少し手を焼く。
稲村がハンマーパンチを繰り出せば、伊良部パンチで応戦。タックルを出せば、お卍固めとなかなかペースを掴みきれない。
しかし、何事をも動かすそのタイヤパワーで
最後は阿部を無双で完全フォール。
これで負けなしの23点。堂々のBブロック1位通過となった。

稲村愛輝 コメント
「阿部史典戦、一瞬たりとも油断のできない戦いでした。勝ててよかったです。決勝進出決めました。ですが、自分の火祭りへのリベンジはまだ終わっていません。必ず優勝し、NOAHに火祭り刀を持ち帰って、火祭りのリベンジを果たします。」

阿部史典 コメント
「前回の試合から1年が経ってまた負けてしまいました。この1年で自分も自分なりに強くなったつもりですが、稲村選手に負けたという事は、稲村選手はもっと強くなっていたと言う事だと思います。次こそ勝ちたいと心から思える選手が1人増えた事は悔しいですが嬉しいことでもあります。火祭り今年も決勝の舞台には辿り着けませんでしたが、またここから1年とにかく強くなる為に火祭り刀を手に入れる為に今以上にもっと努力して必ずこの舞台に戻ってきたいと思います。たくさんの応援本当にありがとうございました。」

 

4.★6人タッグマッチ30分1本勝負

太嘉文&松永準也&×馬場拓海 
vs 
○北村彰基&アストロマン&井坂レオ 
(19分30秒晋道→片エビ固め)

初の火祭り開催となった、栃木プロレス定期大会。
もう待ったなし!のタッグタイトル決定を光る両チーム。
先日のJr.2冠戦で「これぞZERO1ジュニア」という試合を見せた、アストロマンと馬場も入るこれぞ栃木プロレス!という6タッグ戦。
北村、レオもチームワークが映えれば太嘉文、松永もコンビプレーも冴え、アストロマンが空中技を出せば、馬場もスピードで追い込む。
トチプロ名物の子ども達も夏休みに入ったということで、いつもよりヒートアップ。
ここでベルトへの執念が勝ったか分断に成功した北村が晋道で馬場を料理。
タッグタイトルに待ったなしを賭けた。

北村マイク
「おいチャンピオン勝ったぞ!もう待ったなしだ!俺たちの挑戦受けるのか、受けないのか!いや、もう挑戦する事は決まってんだ!いつやるんだ?」

太嘉文マイク
「俺たちだってな、いつだって準備出来てんだよ。お前らの挑戦を受けるのはここだ!」

すると画面に9月24日栃木県宇都宮市二荒山神社 インターコンチネンタルタッグ試合チャンピオンチーム太嘉文&松永vs挑戦者組北村彰基&井坂レオが映し出される。

「そして、俺たちのこの果たし合いの立ち合い人はこの人だ!」

すると再びモニターにインターコンチネンタルタッグ選手権試合立会人小橋建太の映像が。

北村マイク
「こんなスゲェ立会人の前に試合が出来るなんて最高だよ」
とコロナ禍で危惧された大会も大成功のまま幕を閉じた。

北村コメント『日にちと場所が決まってなくてそのまま挑戦表明が無かったことになるのか心配だったけどついに今日決定した!9月24日場所は二荒山神社そして、小橋建太さんが俺たちのタイトルマッチを見届けて下さる事まで!ものすごいサプライズだよ偉大なレスラーの前で試合ができるんだから!もちろん北村&井坂が勝って腰にインターコンチネンタルタッグのベルトを巻いてもっとZERO1、栃木プロレスのタッグ前線をアツく、面白くしていくから…!9月24日は俺たちにしか出来ないプロレスをします。』

井坂コメント『北村さんとの出会いは去年戦って認め合ったから、友情ができた俺の地元栃木でできた、はじめてのタッグ。そして初めての栃木プロレスのタイトルマッチに、その中に自分が入れて本当に嬉しいこのチャンス必ず掴んで栃木プロレスをもっと盛り上げますまだまだ始まりです!』

松永コメント『9月24日、二荒山神社でのインターコンチネンタルタッグのタイトルマッチが決定しました。栃木の大人気タッグを相手にしっかりV2します。ですが、まだ火祭り公式戦が残っています。最終戦、全力で勝ちにいきます!』

太嘉文コメント『自分が希望していた二荒山神社での防衛戦が正式に決定したからには自分の吐いた言葉に責任を持ってこのベルトを守る。ZERO1と栃木プロレスの誇りとタッグ王者とこの名を轟かせる為に肩にかけたこの歴史を守り続ける。』

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