【新日本】棚橋がEVILのダーティーファイトを跳ね除け3勝目!亡き友を思い「1分1秒をね、一生懸命生きようと思いました」<G1 CLIMAX 32>

■試合後バックステージコメント

棚橋「よーしッ。盛り返してきましたね。よしッ。これで(※指を折りながら数えて)3勝1敗。よしッ。ね? ちょっくら、ちょっくら、決めないといけないんで。いやぁ……ま、目には目をじゃないけども、今日は特にね、会場に小さいお子さんも多かったんで、ただただ真っ向勝負する棚橋っていうのも見したかったんだけど、それ以上に、生き抜かないと。ね? (※時折、あふれてくる涙が流れ落ちるのをこらえるように上を見ながら)どんなことがあっても……生きていくんだっていう、闘い抜いてみせるんだっていうね……なんかそういう気持ちが、試合しながら生まれましたね。今日の1勝は、リーグ戦折り返しで、勝ち越しで……(※小さな声で)ウワッ…………(※少しの沈黙ののち)自分でも信じられないぐらい、力が出ました。ありがとございました。」

※いったん引き上げたものの、ほかの報道陣がその場から立ち去ったころに再び姿を見せてテーブルに座り、右のリングシューズのソールが半分めくれあがっているのを見せながら。

棚橋「開幕戦で替えたばっかりだったんだけど……。このキャリアで(シューズがこうなったのは)初めてだね。なんか…………昨日ね、高校の野球部の同級生が1人亡くなって。で、(当時部員が)10人しかいなくて、すごい仲良くてね……。で、土曜日(8月6日)か、葬儀、告別式があって……。ウン、なんか、テリーマンみたいに、自分がケガする前に靴が代わりになってくれたのかな……。テリーマンはあれは、共調か……。(このシューズが)守ってくれたのかなって……。だからね、ほんとに、1分1秒をね、一生懸命生きようと思いました。ありがとうございました……」

※EVILはノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>

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