【DDT】竹下幸之介がKO-D無差別級王者・樋口和貞との最後の前哨戦制し、9・25後楽園での王座奪還に弾み!「新時代のKO-D無差別級選手権を見せたい」
DDTプロレスが9月13日、東京・花やしき内浅草花劇場で「Who’s Gonna TOP? 2022 TOUR in ASAKUSA」を開催。9月25日の東京・後楽園ホールで樋口和貞の持つKO-D無差別級王座に挑戦する竹下幸之介が6人タッグマッチでの最後の前哨戦を制し、同王座奪還に弾みをつけた。
この日、竹下は上野勇希、小嶋斗偉とのサウナカミーナで、樋口、吉村直巳、石田有輝のハリマオと対戦。先発した小嶋と石田がバチバチにやり合えば、上野と吉村も持ち味を存分に発揮。
10分過ぎ、竹下がエルボー、樋口がチョップを交互に繰り出して壮絶に打ち合った。15分過ぎ、竹下がパワーボム、ブルーサンダーを見舞えば、樋口は串刺しラリアット、ブレーンクロー・スラムで反撃。
樋口と石田は竹下にダブルの突っ張り、ヘッドバットを叩き込んだ。竹下が樋口をジャンピング・ニーで吹っ飛ばすと、替わった石田が丸め込み。
これを返した竹下はザーヒー、走り込んでのザーヒーを石田に決めて3カウントを奪取した。
勝利した竹下は「ハリマオ、おもろいやんけ。樋口、9・25後楽園。俺たちのメインイベント、そのKO-D無差別級選手権、もっとおもしろくなるよな」とマイクアピールすると樋口と視殺戦を展開。
バックステージで竹下は「米国に戻るまで時間がないんで。日本にいる、この1ヵ月で新時代のプロレスをつくらないといけない。俺たちのDDTの世代で新時代のプロレスをつくらないといけない。今までの日本のプロレスにないもの、米国、メキシコ、英国にもないプロレスを俺たちならつくれると思うから。次は樋口とシングルで、久しぶりのメインイベントで戦うんで、樋口とは新時代のKO-D無差別級選手権を見せたいと思う」と意気軒高に語った。
一方、王者の樋口は「今日はやられた。最後の前哨戦ということで、改めて強いなって、バケモノだな。ただ通用する部分もあったと思う。俺はもう当たって突き抜けるだけ。竹下と後楽園でベルト懸けて当たれるのが楽しみです」と前を向いた。
また、この日の第4試合終了後、タレントで西口プロレスでも活躍する長州小力がゲストで登場。ネタを披露した後、彰人、大石真翔とパラパラを踊り観客を沸かせていた。
【大会名】Who’s Gonna TOP? 2022 TOUR in ASAKUSA
【日時】2022年9月13日(火)
【会場】東京・花やしき内・浅草花劇場
【観衆】233人(超満員札止め)
▼ダークマッチ 成り上がり提供試合 10分一本勝負
○タワラマチキッドJr.&スーパー・肉焼き・マシン vs 相撲忍者九&鳥呑多々忌●
8分53秒 片エビ固め
※爆れつブルドッグ
▼オープニングマッチ 3WAYタッグマッチ 30分一本勝負
×飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ vs 高木三四郎&彰人 vs 坂口征夫&平田一喜×
8分18秒 無効試合
※今林久弥GMストップ
▼第二試合 30分一本勝負
○佐々木大輔&KANON vs 火野裕士&松永智充●
8分19秒 クロス・フェースロック
▼第三試合 浅草名物スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
MAO&○勝俣瞬馬 vs 大石真翔●&ヨシヒコ
11分34秒 片エビ固め
※ととのえスプラッシュ
▼第四試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
クリス・ブルックス&○キッド・ライコス vs 岡谷英樹&正田壮史●
9分31秒 片エビ固め
※Ink Bomb
▼セミファイナル 30分一本勝負
遠藤哲哉&秋山準&●岡田佑介 vs HARASHIMA&大鷲透&納谷幸男○
12分59秒 体固め
※バックドロップ
▼メインイベント ハリマオvsThe37KAMIINA! 30分一本勝負
樋口和貞&吉村直巳&●石田有輝 vs 竹下幸之介○&上野勇希&小嶋斗偉
19分9秒 エビ固め
※ザーヒー
〈写真提供:DDTプロレスリング〉