【CMLL】本間多恵、清水ひかり、駿河メイの25日アレナコリセオ・デ・グアダラハラレポート

メキシコ遠征中の本間多恵、清水ひかり、駿河メイが25日、アレナコリセオ・デ・グアダラハラにて8対8のトルネオ・シベルネティコ(CMLL式イリミネーションマッチ)に出場した。

大会レポートは以下、リリースより

28日に迎える第二回女子版グランプリを前に、同じルールによるメキシコ軍と多国籍軍による8対8のトルネオ・シベルネティコ(CMLL式イリミネーションマッチ)が行われることとなった。メキシコ軍は本戦には参加しないマグニフィカやメタリカらが顔を並べた。多国籍軍は28日と同じメンバーである。

まずは各選手が一人づつの入場。メイ、清水、本間の多国籍軍が入場すると地元のファンが作った手製の日本人選手への応援ボードを掲げる。これを見たダリスが客席になだれ込み、ボードを破り捨てた。早くも開戦ムードが漂う中、総勢16選手がリングに集うと、リングが狭く見える。試合前、ダリスはメイを捕らえて髪を引っ張り上げるなど挑発。また本間とダリスもにらみ合うなど、日本での遺恨をそのまま再燃させる。

騒然とするなか、レフェリーが全員を分け合いようやく試合が開始。ルールはまず、8対8によるシングルでの攻防が行われたあと、CMLL式イリミネーションへ突入するグランプリ仕様。まずはメイとマグニフィカによるシングルからスタート。メイは前夜のプエブラ大会で出すことができなかった関節技を繰り出し、まずは腕ひしぎを見せ、メキシコマットへの順応ぶりを示す。

続いて師弟関係とも言えるマルセラと本間へ。新しいコスチュームでの登場となった本間はアームホイップからドロップキック、ジャベも決めて、3年半前、メキシコでマルセラに指導を受けたときからの成長を見せた。

そしてスヘイが場外へ引きずられたことをきっかけに16選手による場外乱闘が開始。第1回グランプリでも見られた乱闘劇がこの日も繰り広げられる。ダリスはメイを捕まえると花道にたたきつけるなど、早くも大荒れ。両軍の対抗意識がもっとも発揮される瞬間である。

そして、ようやく落ち着きを見せたリングでは清水とイシスの対決へ。清水はイシスへ最上段を使ってのアームホイップで館内を驚かせる。続いてはダリスと本間の因縁の激突へ。ダリスは本間を捕らえるとコーナーで待ち構えて持ち上げる。本間はアームホイップで投げつけて反撃すると、場外へ落ちたにダリスにプランチャを見せた。メキシコ軍は倒れている本間を引きずり自軍にまで運びこもうとしたが、多国籍軍がこれを阻止。本間の引っ張り合いとなった。

その後、選手が退場し始めていく。清水とダリスの攻防では、清水がコーナーのダリスへドロップキック。しかし髪をつかまれると引きずり回される。それでもティヘラで反撃すると、コーナー最上段からのダイビングフットスタンプへ。さらに雷電ドロップを決めていく。続いて、マルセラには最上段からのボディアタックへ。しかしマルセラが人間風車式のバックブリーカーでやり返すと、得意技のみちのくドライバー2で畳みかけて、清水は退場となった。

再び本間とマルセラへ。本間はコーナーエルボーからドロップキック、さらにワキ固めへ。そしてトップロープからのミサイルキックを決める。しかし、マルセラも体を入れ替えると、変形フェースバスターからセントーンを浴びせる。本間はなんとかこのピンチをカウント2でクリアすると、必殺のT-controlマルセラからでタップを奪った。3年前半の遠征ではジャベを教わったマルセラからギブアップを奪えたことは大きかった。

このスキにスヘイが入ってくるが、ドロップキックで追い込んでいき、マヒストラルを狙ったがこれは切り返される。スタンディングのスヘイはバズソーキックを浴びせると、ここからジャベで本間の身動きを出来なくしてギブアップを奪った。

次々と人数が消えていく中、メイとハロチータへ。メイはハロチータの腕を捕らえるとコーナー最上段を利用してのアームホイップを連発で決める。ハロチータもジャベを狙うが必死にロープに逃れたメイはハロチータをガトー・インビジブルで決めてギブアップを奪った。

その後、イベリスがスヘイに抑え込まれて退場となったため、残りは何とメイ一人となった

多国籍軍。メキシコ軍はスヘイとジュビアの2人。ここでスヘイを丸め込んだメイはジュビア、スヘイと丸め込みの連続、そしてスヘイをダイビングフットスタンプで場外へ落とすと、ジュビアをニュートンクラッシュで仕留めて3カウント。1対2の不利な状況の中、攻めの姿勢で切り抜け、ピンチを脱した。残るはメイとスヘイ。メイはウラカンを狙ったが、これをスヘイはタイガードライバーで切り返すがカウント2。このチャンスにメイはスヘイから逆転のメイプラモデルを決めて3カウント。1対2のピンチとはなったものの、勢いは止まらず、最後まで勝ち残った。

コーナーに上って歓喜のメイ。大きく盛り上がるグアダラハラの観客。CMLL89年の歴史のなかで初めてとなった女子だけの興行はメイの締めくくりというフィナーレを迎えた。メイの優勝におひねりも飛んだリング上。メイは最後に花道のファンが掲げていた応援ボードを持って引き上げた。これで28日のグランプリは一気に優勝の可能性が見えてきた。

控室のコメントスペースではさるーと乾杯を交わす日本人選手たち。本間が「自分たち退場になったけど、あの後はどうだったの?」とコメントを振る。そしてそれぞれがコメントした。

「あれから4対2とか2対1になったんですけど、みなさんがその前にすごくかっこよく戦っていたからその前に私はそのまま帰るわけにはいかないと思って頑張れました。最後は私の得意の丸め込みで、相手の肩に乗って丸め込んできました。本番の28日は自分もそうですし、きょう、何度も何度も相手側に倒されたレスト・オブ・ザ・ワールド、多国籍軍みんなで優勝を狙いにいきたいと思います」(メイ)

「個人的には日本でも何度も戦ってきたダリスとリングで再会できたのがむかついたけど、

うれしかったですし、自分の恩師ともいえるマルセラ選手からジャベでギブアップをことができたので、グランプリに弾みがついたと思います」「くやしいー!でもメイちゃんが優勝して、日本人が強いぞということを証明してくれたので、でも、清水ひかりがメキシコにきて足跡を残したと思ってもらいたい。28日はもっともっともっと頑張ります!あー!悔しい」(清水)

■10月28日アレナコリセオ・デ・グアダラハラ
▽8対8トルネオ・シベルネティコ(CMLL式イリミネーションマッチ)
本間多恵、清水ひかり、駿河メイ、イベリス、アレックスグラシア、レディフロスト、ステファニー・バッケル、アビスパドラダ(10-9)ダリス、マルセラ、プリンセサスヘイ、ハロチータ、ジュビア、レイナイシス、マグニフィカ、メタリカ
※メイが優勝。

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